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YE DIGITAL (2354) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
YE DIGITALは、情報システムの構築・運営および情報処理ソフトウェアの開発・販売を手がける情報処理サービス企業です。同社は、企業の基幹システムから最新の技術を活用したソリューションまで、幅広い情報サービスを総合的に提供しています。
同社グループは、連結子会社のYE DIGITAL Kyushuおよび関連会社のアイキューブデジタルと合わせて3社で構成されており、技術者派遣や開発業務の委託を通じて連携した事業運営を行っています。主な収益は、企業や通信事業者、自治体向けのシステム開発・運用サービスから得ており、情報サービス事業の単一セグメントで事業を展開しています。
事業は「ビジネスソリューション事業」と「IoTソリューション事業」の2つに分かれています。前者では企業の販売管理や生産管理などの基幹システム構築、携帯電話事業者向けの加入者管理システム開発、システム運用・保守サービスを提供しています。後者では物流や畜産業のデジタル変革支援、スマートシティ向けのIoTシステム、AI・ビッグデータ分析、セキュリティ製品、上下水道の制御システムなど、先端技術を活用したソリューション開発を手がけています。
経営方針
YE DIGITALは、2026年から2028年の3年間で売上高を約25%増加させ、最終年度には売上高250億円、営業利益30億円を達成する野心的な成長戦略を掲げています。同社は営業利益率12%、ROE25%の実現を目標に、従来のシステム導入中心のビジネスモデルから、顧客のデジタル変革を継続的に支援する「伴走型DX推進企業」への転換を進めています。2025年度は中期経営計画の初年度として売上高202億円、営業利益16億円を達成し、計画通りのスタートを切りました。
重点投資分野では、データ活用とAI技術を核とした差別化戦略を展開しています。同社は安川電機グループで培ったものづくりのエンジニアリング技術をソフトウェア開発に応用し、高品質なデジタルソリューションを提供する強みを持っています。特に注力しているのが、データ統合管理・活用分野での新サービス「COREVIO SERVICES」と、生成AI分析を組み合わせた運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」の展開です。これらのサービスにより、システム導入からデータ活用、ビジネス変革まで一貫したトータルソリューションを提供しています。
新市場開拓では、IoTソリューション事業を通じて物流DXや製造業向け工場内物流分野への販路拡大を積極的に推進しています。同社は製造業で培った技術とノウハウを物流、畜産、スマートシティなどの分野に展開し、各業界特有の課題に対応したDXソリューションとプラットフォームを提供することで、新たな収益源の確立を目指しています。また、各事業の個別ソリューションを組み合わせた「トータルソリューション」提案により、既存顧客への受注拡大も図っています。
技術革新への取り組みでは、生成AIの全社展開を加速し、生産性と収益性の最大化を追求しています。同社は人的資本経営の推進により人材価値の最大化を図るとともに、事業ポートフォリオマネジメントの導入により経営資源の最適配分を実現しています。品質保証本部による強固な品質基盤の構築も進めており、全社レベルでの品質向上を通じて顧客満足度とカスタマーサクセスの向上に取り組んでいます。