ASJJP:2351

時価総額
¥41.3億
PER
223.5倍
インターネットサーバサービス、デジタルコンテンツ、不動産賃貸を手がける。

沿革

1984年2月

埼玉県川口市幸町三丁目8番7号においてファクトリーオートメーション等の受託開発事業を目的として、株式会社アドミラルシステムを設立

1985年11月

本社を埼玉県川口市飯塚一丁目18番10号に移転

1991年5月

本社を埼玉県川口市飯塚一丁目18番8号に移転

1995年2月

インターネットに関する情報を収集することを目的として米国オレゴン州にASUSA Corporation
を設立(現・連結子会社)

1996年4月

現・主業務であるホスティングサービスを開始

1998年8月

有限会社丸山商事(資本金400万円)を吸収合併

2000年1月

呼称を「ASJ」とする

カスタマーサービスセンター設置

2003年1月

東京証券取引所マザーズ上場

2004年11月

デジタルコンテンツ事業の業容拡大を目的として、株式取得により株式会社イー・フュージョンを完全子会社化(現・連結子会社)

2005年1月

新規事業戦略の一環として、スポーツレイティング情報配信サービスを提供する、
株式会社スポーツレイティングスを設立

2007年4月

マーケティング力の強化及び業容の拡大を目的として、株式取得により、株式会社ネオス
(2009年12月 株式会社ASJコマースへ商号変更)を子会社化(現・連結子会社)

2009年12月

商号を株式会社ASJへ変更

本社を現在地へ移転

技術センター設置

2010年3月

株式会社スポーツレイティングス(資本金1億円)を吸収合併

2011年4月

商工会議所における検定受付代行システムの提供開始

2011年6月

クレジットカード業界の国際的セキュリティ基準「PCIDSS Ver.2.0」完全準拠認定を取得

2012年9月

育成型戦略シミュレーションゲーム「時空覇王伝」の提供開始

2014年2月

ゲームポータルサイト「ASJ Games」の運営開始

2015年6月

クレジットカード業界の国際的セキュリティ基準「PCIDSS Ver.3.0」完全準拠認定を取得

2016年2月

システムインテグレーション事業の拡大及び人事管理システムをベースとしたクラウドサービスの提供を行うことによる業容の拡大を目的として、株式取得により株式会社NTTデータ・アイテックス(2016年2月 アイテックス株式会社へ商号変更)(現・連結子会社)及び東北情報システム株式会社を子会社化

2017年7月

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001:2013」の認証を取得

2018年3月

「RNCDDS」に関する技術が、日本国内にて特許権取得

2018年10月

アイテックス株式会社が東北情報システム株式会社(資本金3,000万円)を吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行

事業内容

ASJ株式会社とそのグループ企業は、ネットサービス事業を中心に展開しています。このグループは、ASJ株式会社を含む合計5社で構成されており、事業セグメントはネットサービス事業のみとなっています。

ASJ株式会社自体は、インターネットサーバサービスを主要な事業としています。これにより、企業や個人がインターネット上で情報を発信するための基盤を提供しています。

また、グループ会社の一つである株式会社ASJコマースは、デジタルコンテンツの分野で事業を展開しています。この会社は、オンラインでのコンテンツ販売や配信サービスを手掛けており、デジタル時代の消費者ニーズに応えるサービスを提供しています。

株式会社イー・フュージョンは、不動産賃貸事業を行っています。この会社は、物件の賃貸や管理を通じて、住宅やオフィススペースの需要に対応しています。

アイテックス株式会社とASUSA Corporationもグループの一部であり、それぞれ特定の事業内容については明記されていませんが、グループ全体の事業ポートフォリオの一環として機能しています。

これらの事業を通じて、ASJグループはインターネット基盤のサービス、デジタルコンテンツ、不動産賃貸という多様な分野で事業を展開し、幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

ASJ株式会社とそのグループ企業は、ネットサービス事業を軸に、デジタルコンテンツの提供や不動産賃貸事業など多岐にわたる事業を展開しています。同社は、新たなサービスの提供を通じて永続的な利益の計上と長期的な成長を目指しており、その経営方針は顧客の課題発見と解決、さらには発展と働きやすい環境づくりを支援することにあります。

経営指標としては、フリー・キャッシュ・フローと売上収益営業利益率を重視し、安定かつ効率的な経営を継続することで株主価値の向上を図っています。対処すべき課題としては、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進支援や新規技術の研究開発活動の強化が挙げられます。具体的には、「医師の働き方改革」に向けたHRテック推進支援の強化や人材育成、営業体制の強化が計画されています。

また、2024年度中に竣工予定の「姫路ラボ&サーバセンター(仮称)」への設備投資を含む、将来の業容拡大に向けた積極的な投資も予定しています。これらの戦略を通じて、ASJは持続可能な成長を目指し、デジタル化が進む社会において重要な役割を果たしていくことでしょう。