キューブシステムJP:2335

時価総額
¥169.9億
PER
13.3倍
システムソリューション・サービスを展開し、デジタルビジネス、SIビジネス、エンハンスビジネスを通じて顧客のビジネス変革を支援する。

事業内容

キューブシステムは、ITを活用して顧客のビジネスモデルの変革を促進し、急速に変化する経営環境への対応を支援するシステムソリューション・サービスを提供しています。この企業グループは、キューブシステムとその子会社3社で構成されています。

キューブシステムの事業は、システムソリューション・サービスの単一事業に分類され、顧客の情報化サイクルに応じて「システムインテグレーション・サービス」「システムアウトソーシング・サービス」「プロフェッショナル・サービス」の3つの品目に区分されています。

デジタルビジネスでは、デジタル技術を活用した企画型ビジネスを展開しています。コンサルティングサービスや自社プロダクト、独自のソリューションを通じて新たな事業を創出し、DXを通じて顧客のビジネス変革を支援します。

SIビジネスでは、システムの企画から設計、開発、導入までを行います。マルチクラウドやマイクロサービスを活用し、レガシー環境からクラウド環境への移行を支援するLift&Shiftモデルを確立しています。

エンハンスビジネスは、顧客のビジネス環境の変化や新技術の進化に合わせてシステムの性能や品質を向上させるサービスです。高生産性と高収益性の実現に向けた取り組みを加速しています。

経営方針

キューブシステムは、顧客の競争力強化と情報社会の発展に貢献することを使命としています。同社は「顧客第一主義」「重点主義」「総員営業主義」を基本方針とし、顧客視点での価値提供を重視しています。これにより、社員一人ひとりがステークホルダーと向き合い、顧客満足の向上を目指しています。

中期経営計画「VISION 2026」では、事業基盤と経営基盤の整備を進め、2024年度から2026年度までの第2次中期経営計画を推進しています。企画型と受託型ビジネスを通じて事業成長を図り、企業価値の向上を目指しています。最終年度には、エンハンスビジネスで得た利益を基に、SIビジネスとデジタルビジネスの領域拡大を目指しています。

キューブシステムは、事業成長を加速するために、デジタルビジネス、SIビジネス、エンハンスビジネスの3つを軸にしています。受託ビジネスでは、主要Sierとの協業を推進し、プライム向け事業では受注規模の拡大と収益性向上を目指しています。企画ビジネスでは、サービス提供事業を通じて新たな収益モデルを構築しています。

事業基盤の強化においては、品質の強化、生産体制の拡充、協業推進、研究投資の4点に注力しています。品質管理体制の強化や生産性向上の施策を推進し、協業を通じた事業成長を目指しています。また、AIやIoTなどの先進技術を取り入れ、新規事業の創発を図っています。

経営基盤の強化では、人的資本の充実、内部統制/ガバナンス、企業風土改革に注力しています。社員の育成や働き方改革を進め、ガバナンス体制の充実を図り、持続可能な運営を目指しています。これにより、企業価値の向上と社会課題の解決を実現し、持続的な成長を目指しています。