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イオレJP:2334
沿革
2001年4月 |
インターネット等のネットワークを利用した各種情報提供サービスを事業目的として、港区六本木に株式会社イオレ(資本金10,000千円)を設立 |
2001年6月 |
渋谷区西原に本社を移転、営業開始 |
2001年10月 |
携帯サッカー新聞「オーレ!ニッポン」公式サイト開設 |
2003年4月 |
世田谷区奥沢に本社を移転 |
2005年4月 |
グループコミュニケーション支援サービス『らくらく連絡網』運用開始 |
2009年7月 |
「オーレ!ニッポン」を含む6サイトを株式会社シーエー・モバイルに事業譲渡 |
2009年8月 |
『らくらく連絡網』の広告が非表示になるサービス『らくらく連絡網有料版』運用開始 |
2010年4月 |
大学生に特化したアルバイト求人情報提供サイト『ガクバアルバイト(大学生アルバイト.com)』(注1)運用開始(2021年4月30日に終了) |
2013年7月 |
アルバイト求人情報ポータルサイト『らくらくアルバイト』運用開始 |
2013年10月 |
港区高輪に本社を移転 |
2014年3月 |
『らくらく連絡網』スマートフォン版アプリリリース |
2014年4月 |
プライベートDMP(注2)『pinpoint DMP』運用開始 |
2014年11月 |
『pinpoint DMP』を活用したGoogle社「DBM」(注3)での広告配信開始 |
2015年10月 |
『pinpoint DMP』を活用したFacebook・Twitter・Instagram・YouTubeでの広告配信開始 |
2015年11月 |
株式会社KEIアドバンスと資本業務提携締結(2019年3月に資本関係解消) |
2015年12月 |
株式会社毎日コムネットと資本業務提携締結(2020年10月に業務提携解消) |
2016年6月 |
『pinpoint DMP』を活用したLINEでの広告配信開始 |
2017年7月 |
凸版印刷株式会社と資本業務提携締結(2022年3月に資本関係解消) |
2017年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2019年3月 |
採用支援システム『ジョブオレ』運用開始 |
2020年8月 |
団体活動向け連絡網サービス『らくらく連絡網.app』運用開始 |
2020年10月 |
運用型求人広告プラットフォーム『HR Ads Platform(HRアドプラットフォーム』運用開始 |
2022年8月 |
中央区日本橋横山町に本社を移転 |
2022年11月 |
ペット事業・Web3事業に参入 |
2022年12月 |
ゲームギルド運営事業を開始 |
2023年1月 |
オモイデノ株式会社から『休日いぬ部』事業を譲受 |
2023年3月 |
株式会社ポケットカルチャーから旅行事業を譲受 |
事業内容
イオレは、新しいテクノロジーを駆使して、これまでにない新しい便利や喜びを創出し、社会に貢献することを目指しています。同社はインターネットメディア関連事業を中心に展開しており、2023年3月期からは「コミュニケーションデータ事業」「HRデータ事業」「その他」の3つのセグメントに分類しています。
コミュニケーションデータ事業では、主に「らくらく連絡網」を中心としたサービスを提供しています。これは、部活動やサークル、PTAなどの団体活動従事者向けにグループコミュニケーションを支援するサービスです。また、独自のデータを活用した運用型広告サービス「pinpoint」や、アルバイト求人情報ポータルサイト「らくらくアルバイト」など、多岐にわたるサービスを展開しています。
HRデータ事業では、求人業界に特化したサービスを提供しています。これには、求人検索エンジンの販売代理や広告運用に関するコンサルティング、運用型求人広告プラットフォーム「HR Ads Platform」、採用活動を支援するシステム「ジョブオレ」などが含まれます。
その他の事業としては、具体的なサービス名は挙げられていませんが、上記以外のサービスを提供していることが示されています。
イオレは、これらの事業を通じて、データマネジメント力を強みとし、データ収集の仕組み作りとデータを活用した事業作りに注力しています。同社は、様々な生活者支援に貢献することを目指しており、そのサービスは多くの人々の日常生活やビジネス活動に便利さや新たな価値を提供しています。
経営方針
イオレは、新しいテクノロジーを活用して未来の便利さや喜びを創造し、社会貢献を目指す企業です。同社の成長戦略は、データベースマーケティング会社としての地位確立、データベースを活用した新サービスの創出、運用型求人広告の推進と拡大に焦点を当てています。
データベースマーケティング会社としての地位を確立するため、イオレは「らくらく連絡網」から得られるビッグデータを解析し、顧客のマーケティング活動を支援します。また、データサプライヤーとのアライアンスやパートナー作りを推進し、新たなデータの拡充を進めています。
新サービスの創出においては、約2,000万人分の匿名加工化情報を含むデータベース「pinpoint DMP」を活用し、成長分野への進出や優位性を持ったサービスの構築を目指しています。これにより、新しいサービスを創出し、収益の拡大を図ります。
運用型求人広告の推進と拡大では、独自のデータベースとアドテクノロジーを駆使し、変革する可能性の高い求人広告市場での展開に注力しています。少子高齢化による人手不足という社会的課題に対し、求人企業の人手不足解消と求職者への最適な就労の場を提供することを目指しています。
これらの戦略を通じて、イオレは持続的な成長を目指し、営業利益を重要な指標として位置づけています。同社は、技術革新への対応、データベースの拡充、新規事業の展開、知名度・コーポレートブランド価値の向上など、経営課題にも積極的に取り組んでいます。