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スタジオアリスJP:2305
沿革
1974年5月 |
商業写真事業を目的として、大阪市福島区福島5丁目12番21号に資本金3,000千円をもって株式会社日峰写真工芸を設立 |
9月 |
DPEショップ1号店として福島店を開店(大阪市福島区) |
1976年6月 |
株式会社日峰に商号を変更 |
1981年6月 |
チェーン本部を設立(大阪市北区中津) |
1987年11月 |
本社所在地並びにチェーン本部機能を大阪府吹田市江坂町1丁目22番26号に移転 |
1992年6月 10月 |
チェーン本部を大阪市北区中津に移転 こども写真館1号店を大阪市淀川区に出店、こども専門写真スタジオ事業に進出 |
1994年3月 |
スタジオ事業屋号を「こども写真城スタジオアリス」に統一 |
1998年5月 |
こども写真館100店目しんかなCITY店出店(堺市北区) |
1999年2月 |
株式会社スタジオアリスに商号を変更 |
11月 |
東京事務所を設置(東京都八王子市) |
2000年3月 |
新人教育のための研修センターを設置(堺市堺区) |
8月 |
本社所在地並びにチェーン本部機能を大阪市北区梅田1丁目8番17号に移転 |
2001年2月 |
当社100%出資により、韓国現地法人スタジオアリスコリア・カンパニー・リミテッドを設立 |
3月 |
ウォルト・ディズニー・インターナショナル・ジャパン株式会社(現ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)とディズニーキャラクター使用に関する包括契約を締結、2001年7月より同キャラクターを活用した撮影を開始 |
7月 |
DPE事業より撤退 |
10月 |
こども写真館徳島店(徳島県板野郡北島町)出店をもって、全都道府県出店を達成 |
2002年6月 |
ジャスダック市場上場 |
2003年3月 |
東西両地区での研修体制確立のため、東京研修センターを設置(東京都調布市) |
7月 |
東京証券取引所市場第二部上場 |
9月 |
ペット写真館第1号店「スタジオわんわんアリス」を出店(兵庫県宝塚市) |
2004年5月 |
東京事務所を東京都内丸の内(東京都千代田区)に移転 |
6月 |
東京証券取引所市場第一部指定 |
8月 |
商品の品質向上を図るため、品質管理センターを設置(東京都八王子市) |
2005年5月 |
写真プリント制作等を内製化するため、当社100%子会社として株式会社アリスデジタルソリューションセンター(東京都日野市)を設立 |
11月 |
台湾でこども写真館事業を展開するため、統振股フン有限公司と合弁で、台湾現地法人スタジオアリスタイワン・カンパニー・リミテッドを設立 |
12月 |
株式会社アリスデジタルソリューションセンターの商号を株式会社ジェイヴィスに変更 |
2006年1月 |
衣装のデザインから生産・店舗への供給までの体制を確立するため、株式会社マリモの株式を取得し、子会社化(上海久華紗服飾有限公司は、株式会社マリモの100%子会社) |
2月 |
グループ内で安定的に必要な人員を確保するため、株式会社アリスキャリアサービスを設立 |
4月 |
株式会社ジェイヴィスはソフトバンク・テクノロジー株式会社(現SBテクノロジー株式会社)及び富士写真フイルム株式会社(現富士フイルム株式会社)へ第三者割当増資(当社出資比率:86.7%) |
8月 2007年3月 7月 7月 10月 2008年6月 7月 12月 |
株式会社ジェイヴィスは東京デジタルソリューションセンターを開設(東京都八王子市) 株式会社マリモは上海久華紗服飾有限公司(中華人民共和国上海市)に新工場を開設、移転 東京研修センターを東京都府中市に移転 株式会社ジェイヴィスは大阪デジタルソリューションセンターを開設(堺市堺区) 株式会社マリモは MARIMO USA Inc.(米国ニューヨーク市)を設立 当社100%出資により、中国現地法人 愛麗絲(北京)摂影工作室有限公司(中華人民共和国北京市)を設立 株式会社ジェイヴィスはクラフトパッケージセンターを開設(東京都八王子市) 株式会社ジェイヴィスと株式会社マリモを経営統合、株式会社MARIMO & JVIS (東京都日野市)として発足 |
2009年4月 |
東京事務所を経営の効率化を図るため、株式会社MARIMO & JVIS の新宿事務所内(東京都新宿区)に移転 |
8月 |
チェーン本部機能を業務拡大のため、区画移動(大阪市北区) |
12月 |
株式会社MARIMO & JVIS はMARIMO USA Inc.(米国ニューヨーク市)を清算 |
2010年1月 |
撮影用和装衣装の企画、製造等を内製化するため、株式会社豊匠の第三者割当増資を引き受け、子会社化(所有割合70%) |
2月 |
既存店の八潮店(埼玉県八潮市)をディズニー撮影強化店舗に改装 |
8月 |
株式会社MARIMO & JVIS は、経営の効率化を図るため、本社工場(東京都日野市)を東京デジタルソリューションセンター(東京都八王子市)に統合 |
2011年3月 |
株式会社MARIMO & JVIS は婚礼用ドレス事業より撤退 |
4月 |
中国現地法人愛麗絲(北京)摂影工作室有限公司(中華人民共和国北京市)の株式を台湾現地法人スタジオアリスタイワン・カンパニー・リミテッドに譲渡 |
5月 |
東京事務所を神田(東京都千代田区)に移転 |
9月 |
株式会社MARIMO & JVIS は株式会社JVISに商号を変更 |
2012年1月 |
株式会社豊匠の株式を追加取得することにより、完全子会社化 |
1月 |
株式会社豊匠は100%出資の中国現地法人上海豊匠服飾有限公司(中華人民共和国上海市)を設立 |
8月 |
株式会社JVISは業務拡大のため、本社及び東京デジタルソリューションセンターを移転(東京都八王子市) |
11月 |
大人写真館第1号店「GRATZ」を出店(東京都港区) |
2013年4月 |
歌舞伎座タワー内に歌舞伎写真館 GINZA KABUKIZAを出店(東京都中央区) |
5月 |
株式会社JVISは上海久華紗服飾有限公司(中華人民共和国上海市)を清算 |
7月 |
新しいコンセプトのこども写真館「HALULU」を出店(東京都目黒区) |
7月 2014年3月 11月 2015年3月 2016年1月 2017年6月 9月 2018年2月 |
アリス顧客向け総合Webサービス「アリスeスマイル」(現ポケットアリス)を開設 こども写真館500店目イオンモール大高店出店(名古屋市緑区) こども写真館「HALULU」は大人写真館「GRATZ」と統合、フォトスタジオ「HALULU」に屋号を変更 赤ちゃん専門写真館「スタジオアリスBaby!」第1号店を出店(愛知県岡崎市) 株式会社豊匠は振袖レンタル事業を開始 台湾現地法人スタジオアリスタイワン・カンパニー・リミテッドを清算 歌舞伎写真館 GINZA KABUKIZAを退店 株式会社豊匠は和装縫製工場を開設(京都府京丹後市) |
2020年1月 |
成人振袖レンタル事業「ふりホ」のサービス開始 |
2020年10月 |
株式会社豊匠は株式会社京都豊匠に商号を変更 |
2021年3月 |
株式会社JVISは株式会社モノリシックデザインを設立(所有割合52%) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
スタジオアリス株式会社とそのグループ企業は、主に写真事業と衣装製造卸売事業を展開しています。スタジオアリスは、子会社6社とその他関係会社2社を含むグループ構成で事業を行っており、これらのセグメントは同社の経理状況における連結財務諸表の注記事項に記載されたセグメント区分と一致しています。
写真事業では、主に記念写真やポートレート撮影サービスを提供しており、顧客の大切な瞬間を捉えるサービスを展開しています。これには、子供や家族の記念日、特別なイベントの撮影などが含まれます。また、衣装製造卸売事業では、撮影用の衣装をはじめ、特別な日のための衣装の製造から卸売までを手掛けています。これにより、撮影サービスと連携した総合的な提案が可能となっています。
スタジオアリスグループは、これらの事業を通じて、顧客に対して高品質な写真撮影サービスと、それを彩る衣装の提供を行っています。同社の事業内容は、顧客の記憶に残る価値ある瞬間を提供することに重点を置いており、そのための多様なサービスと製品を展開しています。
経営方針
スタジオアリス株式会社は、写真事業と衣装製造卸売事業を中心に展開している企業です。同社は、社員の生涯設計の達成と企業の安定・発展を目指し、視聴覚文化関連事業を通じて「暮らしの豊かさ」に貢献することを経営理念としています。経営の基本方針として「サッカー型経営」を掲げ、現場主義に基づき社員一人一人が主体的に業務を遂行するスタイルを確立しています。
中長期的な経営戦略として、写真事業ではマタニティ・赤ちゃん撮影や七五三撮影の推進、成人振袖レンタル事業やEコマース、スクールフォト事業への経営資源の積極的な投入を通じて成長を加速させる方針です。また、衣装製造卸売事業では、品質の維持・向上とコストダウンを目指し、中国現地法人の工場から国内工場への生産移管を進めています。
これらの戦略は、少子化の進行や競合店の増加による市場環境の変化に対応し、持続的な成長を目指すものです。経営指標としては、連結総資本経常利益率を20%以上とする目標を掲げ、資本効率の向上に取り組んでいます。
スタジオアリスは、事業展開の方向性を定め、競合他社との優位性を確立することで、お客様からの圧倒的な支持を得ることを目指しています。また、女性活躍推進法への対応として、女性が仕事と家庭の両立を図りやすい仕組み作りや、女性従業員が成長できる制度・仕組みづくりにも取り組んでいます。これらの戦略と取り組みを通じて、スタジオアリスは持続可能な成長を目指しています。