きょくとうJP:2300

時価総額
¥57.1億
PER
ホームクリーニング事業を展開し、ドライクリーニング、ランドリーサービス、販促品販売及び特別会員年会費を手がける。

沿革

1980年7月
 

 

極東クリーニングのグループ企業の統括管理等を目的に㈱きょくとうを設立

〔グループ企業〕

㈲極東化学ドライ宇美 ㈲極東化学ドライ中央ショップ ㈲極東化学ドライ博多

㈲極東化学ドライ西部 ㈲極東化学ドライ原ショップ ㈲極東化学ドライ春日原

㈲極東化学ドライ日佐 ㈲極東化学ドライ原町

1983年3月
 

直営の七隈工場(福岡市西区)と粕屋工場(福岡県粕屋郡)を組織変更し、㈲極東化学ドライ七隈と㈲極東化学ドライ粕屋を設立

1983年6月

直営の糸島工場(福岡県糸島市)を組織変更し、㈲極東化学ドライ糸島を設立

1984年3月

直営の東部工場(福岡市東区)を組織変更し、㈲極東化学ドライ東部を設立

1987年3月

直営の田隈工場(福岡市西区)を組織変更し、㈲極東化学ドライ田隈を設立

直営の中広工場(広島市西区)を組織変更し、㈲極東化学ドライ中広を設立

1989年3月

直営の大橋工場(福岡市南区)を組織変更し、㈲極東化学ドライ大橋を設立

1990年3月

直営の観音工場(広島市西区)を組織変更し、㈲極東化学ドライ観音を設立
鳥取県米子市に40%出資会社㈲マックドライ設立

1990年5月

福岡市西区に㈲極東化学ドライ拾六町を設立

直営の篠栗工場(福岡県粕屋郡)を組織変更し、㈲極東化学ドライ篠栗を設立

1992年3月

機能的かつ効率的事業活動を行う目的で、19の有限会社を㈱きょくとうに合併し、それぞれを工場として営業する。

1994年8月

福岡市博多区大字金隈551-1(現住所:福岡市博多区金の隈一丁目28番53号)に、本社ビルを新築し移転

1995年3月

中国・四国・関西地区等に地盤をもつ同業16社と合併。これにより、宇部工場(山口県宇部市)、防府工場(山口県防府市)、山口工場(山口県山口市)を取得

1995年11月

上記の合併会社のうち関西・四国地区の4社を合併解消により分離、その他9社についても合併解消手続開始。

1996年10月

上記合併会社のうちその他の9社について合併解消による分離完了

1997年3月

福岡県筑後市に100%出資子会社の㈱ビッグペリージャパンを設立

1997年4月

大阪府堺市(2001年6月1日大阪市住之江区に移転)に当社33.3%出資の㈱マックスシステムを設立

1998年3月

ドライブスルー方式の店舗を併設する上峰プラント(佐賀県三養基郡)を設置

1999年6月

福岡県宗像郡(現住所:福岡県福津市)に、『100円クリーニング』の店舗を併設した福間プラント(工場)を設置

1999年10月

子会社である㈱ビッグペリージャパンを吸収合併

2000年12月

「100円クリーニング」フランチャイズ展開開始

2001年9月

「100円クリーニング」フランチャイズ第1号店が茨城県龍ヶ崎市に開設

2001年12月

子会社㈱マックスシステムの株式を100%取得

2002年3月

神奈川県川崎市に、関東第1号工場となる川崎プラント(2010年2月に閉鎖)を設置

2002年4月

日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録

2002年9月

佐賀県小城郡(現住所:佐賀県小城市)に、小城プラントを設置

2004年4月

営業譲受けにより、久々知工場(兵庫県尼崎市)、尼崎工場(兵庫県尼崎市)(2010年2月に閉鎖)、川西プラント(兵庫県川西市)(2006年2月に閉鎖)を取得

2004年10月

営業譲受けにより、阿佐ヶ谷ユニット(東京都杉並区)、西宮工場(兵庫県西宮市)を取得

2004年12月

ジャスダック証券取引所に株式を上場

佐賀県唐津市に、唐津プラントを設置

2005年1月

子会社である㈱マックスシステムを吸収合併

2005年3月

東京都練馬区に、井草ユニット(2022年2月に閉鎖)を設置

2005年5月

神奈川県横浜市に、新横浜プラント(2010年2月に閉鎖)を設置

2007年2月

営業譲受けにより、和光工場(埼玉県和光市)を取得

2007年3月

福岡市中央区に、大手門プラントを設置

東京都町田市に、町田プラント(2010年2月に閉鎖)を設置

2007年10月

営業譲受けにより、足立工場(東京都足立区)(2015年2月に閉鎖)を取得

2007年12月

営業譲受けにより、守口工場(大阪府守口市)(2010年2月に閉鎖)を取得

2008年5月

営業譲受けにより、春日プラント(福岡県春日市)(2010年2月に閉鎖)を取得

2010年3月

横浜市鶴見区に、鶴見工場(2020年10月に閉鎖)を設置

横浜市都筑区に、港北工場を設置

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場

大阪府豊中市に、豊中プラント(2022年6月に閉鎖)を設置

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

東京都稲城市に、稲城プラントを設置

2010年11月

福岡市博多区に、博多プラントを設置

2011年3月

福岡県太宰府市に、水城プラントを設置

2012年8月

福岡県久留米市に、久留米プラント(2020年9月に閉鎖)を設置

2012年9月

福岡市西区に、伊都プラントを設置

広島県尾道市に、尾道プラント(2019年5月に閉鎖)を設置

2012年10月

東京都板橋区に、板橋プラントを設置

2013年2月

営業譲受けにより、神戸工場(兵庫県神戸市)(2020年7月に閉鎖)を取得

2013年3月

広島市南区に、東雲プラント(2020年8月に閉鎖)を設置

2013年4月

営業譲受けにより、西足立プラント(東京都足立区)を取得

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2013年12月

広島市西区に、中広工場を設置

2015年10月

大阪市大正区に、大正工場(2019年8月に閉鎖)を設置

2016年4月

営業譲受けにより、堺A工場(大阪府堺市)(2020年9月に閉鎖)を取得

2019年7月

東京都板橋区に、板橋アネックス工場(2020年8月に閉鎖)を設置

事業内容

京東株式会社は、ホームクリーニングを主軸に展開する企業であり、その事業内容はホームクリーニング業の単一セグメントに集約されています。同社は、ドライクリーニング、ランドリーサービス、および商品その他の売上を含む幅広いサービスを提供しています。ドライクリーニングでは、ウールや絹、一部化繊など水を使用できない素材の製品を石油系溶剤とオゾンを用いて洗浄し、仕上げるサービスを提供。ランドリーサービスでは、木綿や麻、一部化繊などの素材の製品を温水と洗剤を使用して洗濯機で洗浄し、仕上げるサービスを行っています。また、商品その他の売上には、販促品の販売や特別会員の年会費が含まれます。特別会員制度では、クリーニング料金の割引や様々な割引サービスを提供しており、顧客の利便性と満足度向上を図っています。

京東株式会社の店舗運営は、直営店、準直営店、取次店の3つの経営形態に分かれており、それぞれの特徴があります。直営店は同社が所有または賃貸契約をした店舗で、同社の従業員が営業しています。準直営店は、同社と営業契約を結んだ契約者が営業しており、売上高に応じた手数料を支払います。取次店も同様に、契約者が営業しており、売上高に応じた手数料が支払われます。これらの店舗は、一般店、マックス店、100円クリーニングショップ、スリープライスショップといった営業形態を取っており、顧客のニーズに応じたサービスを提供しています。

経営方針

京東株式会社は、ホームクリーニング業界において、顧客第一主義を基本方針とし、経営理念に「融和」「変革」「貢献」を掲げています。同社は、品質、サービス、清潔さ、存在価値の追求を基本方針としており、これらを実践することで企業活動を行っています。また、収益性重視の経営理念に基づき、生産性の向上や販売管理費の統制、付加価値の高いサービス提供を通じて、売上高伸長率5%及び売上高経常利益率8%を目指しています。

厳しい経営環境の中、京東株式会社は、コロナ禍の影響を受けながらも、成長・拡大を基本方針として、事業領域の拡大、構造改革の推進、新規出店とM&Aの推進に取り組んでいます。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて顧客第一主義の実践、デジタル会員制度の拡充、従業員満足度の向上から顧客満足度の向上、統合基幹システム(ERP)の構築に努めています。また、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、女性の活躍と女性管理職比率の向上、全世代オールジェネレーションでの活性化、SDGs及びESG(環境・社会・ガバナンス)の具現化にも注力しています。

これらの取り組みを通じて、京東株式会社は、安定した収益基盤の構築と企業価値の向上に努め、2022年に策定した中期経営計画の実現を目指しています。同社は、コーポレートガバナンス及び内部統制の強化にも取り組み、株主、顧客、そして全てのステークホルダーの信頼回復と期待に応える企業経営を目指しています。