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丸大食品JP:2288
沿革
1954-10 | 故小森敏之氏が大阪市福島区で魚肉ハム・ソーセージの製造販売を創業、丸大食品工場と称す |
1958-06 | 大阪市大淀区に工場を移転するとともに株式会社に改組、商号を丸大食品株式会社とする |
1961-09 | 畜肉ハム・ソーセージの製造販売を開始 |
1963-01 | 丸大食品商事株式会社に、株式額面500円を50円に変更するため被吸収合併 |
1963-02 | 合併後丸大食品株式会社の社名に改称 |
1963-04 | 東京都中央区に東京支店開設 |
1963-06 | 大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1964-06 | 大阪府高槻市に高槻工場開設 |
1965-05 | 本社を大阪市大淀区から大阪府高槻市に移転 |
1968-09 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
1969-10 | 栃木県石橋町(現 栃木県下野市)に関東工場開設 |
1970-10 | 佐賀県唐津市に唐津工場開設 |
1971-11 | 新潟県大潟町(現 新潟県上越市)に新潟工場開設 |
1972-09 | 東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定 |
1976-11 | 広島県三次市に広島工場開設 |
1978-03 | 東京支店を東京都港区に移転 |
1978-09 | 三重県松阪市に松阪第二工場(現 松阪工場)開設 |
1978-11 | フランクフルト証券取引所に上場(2024年3月上場廃止) |
1981-10 | 岩手県石鳥谷町(現 岩手県花巻市)に岩手工場開設 |
1989-06 | 静岡県掛川市に静岡工場開設 |
1994-04 | 神奈川県横須賀市に横須賀工場開設 |
2004-03 | 東京支店を東京都中央区に移転 |
2009-04 | 子会社 丸大ミート関東株式会社が丸大ミート関西株式会社他4社を合併し、丸大ミート株式会社となる(現 連結子会社) |
2009-10 | 子会社 株式会社丸大フード西日本が株式会社丸大フード東日本、株式会社丸大フード東海を合併し、丸大フード株式会社となる(現 連結子会社) |
2011-10 | 東京都中央区の株式会社マルシンフーズ(現 連結子会社)を買収 |
2020-07 | 兵庫県神戸市のトーラク株式会社(現 連結子会社)を買収 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
丸大食品株式会社とそのグループ企業は、加工食品事業、食肉事業、およびこれらに関連する保険代行事業などのサービス業務を主要な事業セグメントとして展開しています。加工食品事業では、ハム・ソーセージや調理加工食品の製造及び販売を行っており、このセグメントには戸田フーズ株式会社、安曇野食品工房株式会社、トーラク株式会社などが含まれます。食肉事業では、牛肉、豚肉、鶏肉等の食肉の加工及び販売を手掛けており、丸大ミート株式会社、丸大フード株式会社、株式会社ミートサプライなどがこのセグメントに属しています。その他の事業として、保険代行事業等のサービス業務を株式会社丸大サービスを通じて提供しています。これらの事業を通じて、丸大食品グループは食品産業のさまざまなニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
経営方針
丸大食品株式会社は、加工食品事業と食肉事業を中心に展開しており、これらの事業を通じて、安全で安心な食品を提供し、お客様の幸せな食生活に貢献することを経営理念としています。同社は、2023年4月を起点とする中期三ヵ年経営計画を策定し、新たな顧客価値の創造、収益構造の改革、事業領域の拡大、人財の育成、持続可能な社会への貢献の5つの基本方針のもと、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
具体的な成長戦略として、マーケティングの変革、品質向上への取り組み、生産拠点の再編、不採算事業の収益改善、物流コストの削減、業務改革などを推進しています。また、グループ各社の業容拡大や伸長市場への挑戦を通じて、事業領域の拡大を図っています。さらに、サステナビリティを巡る取り組みとして、人財の育成、持続可能な社会への貢献、新型コロナウイルス感染症の影響と対応にも注力しています。
経営上の目標としては、2026年3月期の連結業績を売上高2,450億円、営業利益率1.4%、営業利益35億円に成長させることを目指しており、これらの戦略を通じて、厳しい経営環境の中でも社会的使命を遂行し、各ステークホルダーに対する責任を果たしていく方針です。