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モロゾフ (2217) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
モロゾフは洋菓子の製造・販売を主力事業とする老舗食品メーカーです。同社はチョコレートやクッキーなどの干菓子、チーズケーキやプリンなどの洋生菓子を幅広く展開しており、付帯事業として喫茶・レストラン事業も運営しています。
同社は主に直接販売の方式を採用し、直営店35店舗と準直営店141店舗を通じて顧客に商品を提供しています。また、喫茶店28店舗でケーキやコーヒー、パスタなどのフードサービスを展開することで、多様な収益源を確保している構造です。
事業セグメントは洋菓子製造販売事業と喫茶・レストラン事業に分かれています。洋菓子事業では、干菓子群(プレミアムチョコレートやファヤージュクッキーなど)、洋生菓子群(カスタードプリンやチーズケーキなど)、その他菓子群(焼きたてクッキーなど)の3つの商品群を展開しています。同社グループには子会社として鎌倉ニュージャーマンなども含まれており、洋菓子ブランドのポートフォリオを拡充しています。
経営方針
モロゾフは2031年の創立100周年を見据え、「つなぐ ~next stage 2031~」と題する壮大な中期経営計画を3段階で推進しています。同社は2032年1月期に過去最高水準となる売上高410億円、営業利益30億円の達成を目指しており、中間目標として2029年1月期には売上高378億円、営業利益19億円、営業利益率5.0%を掲げています。また新たにROA(総資産利益率)を経営指標に採用し、最終年度に9%の達成を目標としています。
成長戦略の核心は「焼菓子」事業の強化にあります。同社は新船橋工場および西神第2工場への約83億円の大型設備投資を実行し、焼菓子の生産能力を大幅に増強します。焼菓子は季節を問わない手土産需要や自分へのご褒美需要が拡大しており、同社の製造技術と商品開発力を最大限活用できる分野として位置づけています。事業展開では「基盤事業」「戦略事業」「新規事業」の3領域で攻めの戦略を実行し、伝統の「モロゾフ」ブランドに加えて複数のプロダクトブランドを展開することで総合的なシェア拡大を図ります。
新市場開拓では、エリア限定のご当地名物商品やテーマパーク・企業とのコラボレーション商品の開発を通じて、従来とは異なる顧客層への訴求を強化しています。また、ガレットオブールや太陽のガレット、CUSTAなどのプロダクトブランド戦略により、モロゾフブランドとは差別化された商品展開で新たな市場セグメントの獲得を目指しています。
技術革新と効率化の面では、新設備だけでなく既存設備の自動化・省人化を積極的に推進し、店舗運営のローコストオペレーション化を図っています。同時に人的資本経営の強化として、人事制度の抜本的改革を実行し、従業員満足度とエンゲージメント向上を通じて持続的成長を支える組織基盤の構築に取り組んでいます。