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モロゾフJP:2217
沿革
1931年7月 |
神戸モロゾフ製菓株式会社(神戸市林田区)を創立。 |
1936年8月 |
モロゾフ製菓株式会社に商号変更。 |
1942年7月 |
戦時体制のもとで、昭和モロゾフ合同製菓有限会社(後の興南糧食工業株式会社)を出資設立。 |
1961年10月 |
神戸市東灘区に本社社屋移転。(現登記上の本社) |
1962年2月 |
興南糧食工業株式会社を吸収合併、同工場を本社第1工場(後の神戸御影工場)とする。 |
1963年9月 |
名古屋市に名古屋出張所(現名古屋支店)開設。 |
1964年2月 |
東京都新宿区に東京支店開設。 |
1965年8月 |
北九州市に九州連絡所開設。 |
1967年8月 |
本社第1工場に併設して本社第2工場(後の神戸御影工場)開設。 |
1968年4月 |
札幌市に北海道連絡所(現北海道営業所)開設。 |
6月 |
東京都杉並区に東京支店を移転し、併設して東京作業所を開設。 |
1971年5月 |
九州連絡所(現福岡支店)を福岡市に移転。 |
7月 |
神戸市東灘区に神戸深江浜物流センター開設。 |
10月 |
東京都大田区に東京流通センター開設。 |
1972年8月 |
モロゾフ株式会社に商号変更。 |
1973年8月 |
神戸市東灘区に神戸深江浜工場開設。 |
1974年9月 |
大阪証券取引所市場第二部上場。 |
10月 |
福岡支店に併設して福岡作業所(現福岡工場)開設。 |
1977年4月 |
大阪市に大阪オフィス(現関西支店)開設。 |
7月 |
名古屋支店に併設して名古屋工場開設。 |
1978年6月 |
東京都新宿区に東京支店移転。 |
9月 |
北海道営業所に併設して札幌工場開設。 |
1980年10月 |
広島市に広島営業所および広島工場開設。 |
11月 |
仙台市に仙台営業所および仙台工場開設。 |
1983年8月 |
東京証券取引所市場第二部上場。 |
10月 |
神戸市西区に西神工場開設。 |
1984年7月 |
大阪証券取引所および東京証券取引所市場第一部指定。 |
1985年10月 |
千葉県船橋市に東京工場を移転し、船橋工場開設。 |
1986年1月 |
千葉県船橋市に東京流通センター(現船橋物流センター)を移転。 |
1994年10月 |
神戸市東灘区に六甲アイランド工場開設。 |
2000年3月 |
広島営業所および広島工場閉鎖。 |
6月 |
神戸市東灘区に関西支店を移転。 |
2004年3月 |
名古屋工場閉鎖。 |
2005年10月 |
六甲アイランド工場に併設して六甲アイランドオフィス開設。 |
2006年3月 |
本社部門を六甲アイランドオフィスに移転。 |
3月 |
神戸深江浜工場閉鎖。 |
2009年8月 |
神戸深江浜物流センター閉鎖。 |
10月 |
西神工場に新工場増設。 |
2010年1月 |
神戸御影工場閉鎖。 |
2011年5月 |
仙台工場閉鎖。 |
2016年10月 |
VISUAL HONG KONG LIMITED(香港)を子会社化。 |
2020年4月 |
㈱鎌倉ニュージャーマンの事業を譲り受け子会社化。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。 |
事業内容
モロゾフ株式会社は、洋菓子製造販売を主軸に展開する企業であり、2020年4月に株式会社鎌倉ニュージャーマンを子会社化し、その重要性を踏まえ連結決算に移行しました。鎌倉ニュージャーマンは11店舗を展開し、モロゾフグループの業績に貢献しています。
モロゾフグループは、チョコレートや焼菓子などの干菓子製品、チーズケーキやプリンなどの洋生菓子製品、その他菓子製品の製造・販売を行っています。販売は直営店37店舗、準直営店135店舗を通じて全国で展開しております。また、喫茶・レストラン事業も手掛け、ケーキやコーヒー、パスタなどのフードサービスを提供する喫茶店28店舗を運営しています。
洋菓子製造販売事業における主要製品は、干菓子群では「プレミアムチョコレートセレクション」や「ファヤージュ」など、洋生菓子群では「カスタードプリン」や「チーズケーキ」など、その他菓子群では「焼きたてクッキー」や「グラスオショコラ」などがあります。これらの製品は、モロゾフグループの幅広い顧客層に対応するための多様なラインナップを形成しています。
モロゾフグループは、洋菓子製造販売と喫茶・レストラン事業を通じて、高品質な商品とサービスを提供し続けています。
経営方針
モロゾフ株式会社は、洋菓子製造販売を中心に、喫茶・レストラン事業も展開している企業です。同社は、経営理念「Be Prime, Be Sweet.」のもと、お客様に最高のおいしさと安心・安全な品質、最良のサービスを提供し、感動をお届けすることを目指しています。企業スローガン「こころつなぐ。笑顔かがやく。」を掲げ、スイーツを通じて人々の心をつなぎ、笑顔を広げることを大切にしています。
2024年1月期からは、新たな中期経営計画「つなぐ ~next stage 2031~」をスタートし、2031年の100周年を視野に入れた成長戦略を展開しています。この計画では、売上高および営業利益率の向上を目標とし、少子高齢化や原材料価格の上昇などの外部環境の変化に対応しながら、安定した利益水準の確保を目指しています。
成長戦略の核となるのは、新たな価値と市場を創造する焼菓子の強化です。焼菓子は年間を通じて販売可能であり、同社の強みを活かした商品開発や生産が可能です。この戦略を実現するために、商品・ブランド戦略、市場戦略、生産・物流戦略の3つの戦略を連係させて推進しています。
また、コスト抑制と生産性の向上、人材確保と従業員満足度の向上も重要なテーマとして掲げています。直営・準直営店の効率化、生産設備の自動化や省人化、人事制度の見直しや社員登用制度の強化など、経営基盤の強化と持続可能な成長を目指しています。
モロゾフは、これらの戦略を通じて、時代に即した新たな価値を創造し、お客様に提供することで、未来につながる経営基盤を築き、安定した収益の確保とサステナビリティの実現を目指しています。