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森永製菓JP:2201
沿革
1910年2月 |
資本金30万円をもって「株式会社森永商店」設立 |
1912年11月 |
「森永製菓株式会社」と改称 |
1920年7月 |
日本煉乳㈱を合併(これにより三島工場を承継) |
1921年3月 |
塚口工場新設 |
1923年3月 |
自社品販売会社森永製品販売㈱設立(以降全国各地に設立) |
4月 |
丸ビルに森永キャンデーストア開店 |
1925年6月 |
鶴見工場新設 |
1942年10月 |
森永乳業㈱、森永食品工業㈱(これにより中京工場を承継)、東海製菓㈱(これにより小山工場を承継)、森永関西牛乳㈱を合併 |
1943年11月 |
「森永食糧工業株式会社」と改称 |
1947年5月 |
久留米工場を建設し醸造業を併営 |
1949年4月 |
森永乳業㈱設立 |
5月 |
東京・大阪・名古屋証券取引所に上場 |
8月 |
商事部門を分離し、森永商事㈱(旧)として発足 |
10月 |
乳業部門を分離し、森永乳業㈱に譲渡 |
10月 |
「森永製菓株式会社」に復称 |
1954年7月 |
売店部門を分離し、㈱森永キャンデーストア(1987年㈱レストラン森永に社名変更)として発足 |
1961年12月 |
台湾製菓股份有限公司と資本提携(現・台湾森永製菓股份有限公司、連結子会社) |
1965年3月 |
大和食品㈱を設立(現・森永エンゼルデザート㈱、連結子会社) |
8月 |
当社と米国ゼネラルミルズ社との合弁で森永ゼネラルミルズ㈱を設立(1980年森永スナック食品㈱に社名変更) |
1969年10月 |
森永商事㈱(旧)を合併 |
1970年12月 |
森永開発㈱を設立 |
1973年9月 |
森和商事㈱を設立(現・森永商事㈱、連結子会社) |
1980年1月 |
森永デザート㈱を設立(現・連結子会社) |
1987年4月 |
小山新工場完成 |
1999年4月 |
森永開発㈱を合併 |
2001年7月 |
㈱レストラン森永より営業権を譲り受け、㈱エンゼルフードシステムズを設立 |
2003年3月 |
摩利哪呷(上海)食品有限公司を設立(現・上海森永食品有限公司、連結子会社) |
2004年12月 |
㈱エンゼルフードシステムズの株式を譲渡 |
2008年1月 |
㈱アントステラ(現・連結子会社)を100%子会社に持つ㈱ディユーアソシエイツの株式を |
8月 |
米国森永製菓㈱を設立(現・連結子会社) |
2010年12月 |
森永食品(浙江)有限公司を設立(現・連結子会社) |
2011年4月 |
高崎森永㈱を設立(現・連結子会社) |
2013年6月 |
塚口工場閉鎖 |
10月 |
森永キノインドネシア㈱を設立 |
12月 |
森永アメリカフーズ㈱を設立(現・連結子会社) |
2019年1月 |
森永キノインドネシア㈱の株式を譲渡 |
5月 |
森永アジアパシフィック㈱を設立(現・連結子会社) |
2020年1月 |
森永スナック食品㈱を合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
森永製菓株式会社とそのグループ企業は、食料品製造、食料卸売、不動産及びサービスなど幅広い事業を展開しています。具体的には、菓子食品事業、冷菓事業、健康関連事業(in事業)、通販事業、事業子会社等、米国事業、中国・台湾・輸出等のセグメントに分かれており、それぞれのセグメントで特化した製品やサービスを提供しています。
菓子食品事業では、森永製菓株式会社が中心となり、チョコレートやキャンディ、ビスケットなどの製造・販売を行っています。冷菓事業では、アイスクリームや冷凍デザートの製造・販売を手掛けており、森永製菓株式会社のほか、森永エンゼルデザート株式会社や森永デザート株式会社が関連会社として位置づけられています。
in事業では、健康志向の高い消費者向けに、栄養補助食品や健康食品の開発・販売を行っており、森永製菓株式会社がこのセグメントを担当しています。通販事業では、インターネットを通じた商品の直販を展開し、幅広い顧客層に対応しています。
事業子会社等には、㈱アントステラや森永市場開発㈱などが含まれ、米国事業では、米国森永製菓㈱や森永アメリカフーズ㈱が、中国・台湾・輸出等では、台湾森永製菓股份有限公司や森永食品(浙江)有限公司などがそれぞれの地域で事業を展開しています。
食料卸売セグメントでは、業務用食品の卸売を行う森永商事㈱があり、不動産及びサービスセグメントでは、不動産賃貸やゴルフ場経営(森永高滝カントリー㈱)などを手掛けています。その他にも、㈱森永ファイナンスや森永バイオサイエンス、㈱森永生科学研究所など、多岐にわたる事業を展開しており、森永製菓グループは多様なニーズに応える幅広い事業ポートフォリオを有しています。
経営方針
森永製菓株式会社は、変化する経営環境の中で持続的な成長を目指し、2021年に新たな企業理念を策定しました。この理念は、「おいしく たのしく すこやかに」というコーポレートメッセージを核とし、ステークホルダーと社会の期待に応えることで持続可能な社会の実現に貢献し、長期的な企業価値向上を図ることを目標としています。
同社は、2030年に向けた長期経営計画「2030経営計画」を推進しており、2030ビジョンとして「ウェルネスカンパニーへの生まれ変わり」を掲げています。これは、心の健康、体の健康、環境の健康の3つの価値を提供し続ける企業になることを目指しています。重点領域への経営資源集中、基盤領域による安定的なキャッシュ創出、探索・研究領域の取り組みを通じて、次世代成長を担う新事業の育成を目指しています。
また、機能部門を中心とした構造改革による収益力の向上、事業戦略と連動した経営基盤の構築、ダイバーシティの推進などを基本方針としています。これらの方針は、「2030経営計画」の達成に向けた事業戦略と連動し、経営に不可欠なリソースを最大限活かすことで経営基盤を強固なものにしていくことを目指しています。
森永製菓は、サステナブル経営を推進し、SDGsの達成を含めた持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めています。これらの取り組みは、同社のビジネスをよりサステナブルなものとし、持続的成長と中長期的な企業価値の向上につながると考えています。