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シイエム・シイJP:2185
沿革
1962年5月 |
株式会社名古屋レミントンランド・マイクロフィルムサービスを名古屋市東区に設立 |
図面文書などのマイクロフィルムサービス受託業務を開始 |
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1966年5月 |
株式会社中部マイクロセンターに商号を変更、本社を名古屋市中区に移転 |
写真製版を中心としたオフセット印刷部門を開設 |
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1969年12月 |
東京都中央区勝どきに東京事業部を開設、図面マイクロを中心とした業務を開始 |
1970年12月 |
パンチサービス受託業務を主業務とするEDP(電子データ処理システム)事業部を開設 |
1972年4月 |
EDP事業部を独立させ株式会社中部システムズを名古屋市中区に設立 |
コンピュータオペレーション、プログラム受託業務を開始 |
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1977年6月 |
トヨタ自動車販売株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)のリペアマニュアル原稿作成業務の受託を開始 |
1979年8月 |
東京地区に翻訳を主業務とする株式会社イントランスを東京都中央区に設立 |
1980年10月 |
中部マイクロセンター印刷工場を名古屋市中川区に移転、新設 |
製版から印刷、製本に至る一貫体制を確立 |
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1980年11月 |
中部マイクロセンター印刷工場を分社化し、株式会社中部印刷製本センターを名古屋市中川区に設立 |
1989年10月 |
CIを導入、中部マイクロセンターの商号を株式会社シイエム・シイに変更 |
1990年6月 |
マニュアル企画制作部を愛知郡日進町(現 愛知県日進市)に移転 |
1994年2月 |
当社が株式会社イントランス、株式会社中部システムズ、株式会社中部印刷製本センターを吸収合併し、新生株式会社シイエム・シイとして新たにスタート |
1996年10月 |
東京本部を東京都中央区の新社屋に移転 |
1998年6月 |
アメリカの拠点としてロサンゼルスにCMC PRODUCTIONS USA,INC.を設立 |
資本金30万ドルを出資 |
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2001年1月 |
大阪営業所を大阪市西区に開設 |
2005年12月 |
中国広州市に、広州国超森茂森信息科技有限公司(現 連結子会社)を設立 |
資本金102万人民元を出資 |
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2006年10月 |
ソフトウエア開発・人材派遣部門を分社化し、株式会社CMC Solutionsを名古屋市中区に設立(現 連結子会社) |
資本金80百万円を出資 |
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2008年12月 |
JASDAQ市場に当社株式を公開 |
2011年1月 |
丸星株式会社(現 株式会社CMCエクスマニコム)の全株式を取得し、子会社化(現 連結子会社) 同株式取得にともない、Maruboshi Europe B.V.(現 連結子会社)、Maruboshi (Thailand) Co., Ltd.(現 連結子会社)他4社を子会社化 |
2012年10月 |
東南アジアの拠点としてタイ バンコクにCMC ASIA PACIFIC CO.,LTD.(現 CMC GROUP ASIA CO., LTD. 連結子会社)を設立 資本金720万バーツを出資 |
2016年1月 |
岐阜県多治見市に多治見事業所を設立 マニュアル制作拠点を日進事業所より移転 |
2016年7月 |
株式会社メインの全株式を取得し、子会社化(現 連結子会社) |
2017年10月 |
株式会社アサヒ・シーアンドアイ(現 株式会社CMCエクスメディカ)の全株式を取得し、子会社化(現 連結子会社) |
2018年1月 |
株式会社シミュラティオの株式を取得し、子会社化(連結子会社) |
2018年4月 |
研究開発拠点としてCMC GROUP NAGOYA BASEを名古屋市中区に開所 |
2018年10月 |
中国北京市に北京国超森茂森網絡科技有限公司を設立 |
2019年2月 2019年11月 2020年4月 2020年6月 |
株式会社フィットの株式を取得し、関連会社化 AIサービスを展開する木村情報技術株式会社と資本業務提携 名古屋証券取引所市場第二部に上場 株式会社シミュラティオ(連結子会社)解散 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分見直しにより、市場第二部からメイン市場に移行 |
2023年6月 |
Maruboshi (Thailand) Co., Ltd.(連結子会社)解散 |
2023年9月 |
府中自動車株式会社の株式を取得し、連結子会社化 |
事業内容
シイエム・シイは、自社および連結子会社10社(国内5社、海外5社)、持分法非適用非連結子会社5社(海外5社)、持分法適用関連会社1社(国内1社)から成るグループ企業であり、主に「Manuals&Knowledge事業」を展開しています。この事業は、顧客企業の商材や市場、会社を深く理解し、顧客のニーズに合わせて情報を体系化することで、社会全体の情報価値向上サイクルの実現を目指すサービスを提供しています。
「Manuals&Knowledge事業」は、以下の3つのサービスに分類されます。まず「Manuals」では、顧客企業の商材や市場、会社を深く理解し、リアルからデジタルコンテンツへの転用など、利活用の目的に合わせて情報を体系化するサービスを提供しています。次に「Knowledge」では、情報を必要とする人々のシーンに応じて、最適な尖端技術を活用し、ユーザーエクスペリエンスの最大化を図るサービスを提供しています。最後に「その他」のカテゴリーでは、各種ソフトウェアのライセンス販売などを行っています。
シイエム・シイグループは、専門性に応じてグループ会社間で相互に業務支援を実施し、取引が発生しています。また、グループの構成企業には、株式会社シイエム・シイ、株式会社CMC Solutions、株式会社CMCエクスマニコム、株式会社メイン、株式会社CMCエクスメディカ、府中自動車株式会社、株式会社フィットなどが含まれます。これらの企業は、シイエム・シイの事業戦略のもとで、情報価値の向上と顧客体験の最大化を目指しています。
経営方針
シイエム・シイは、情報価値向上サイクルの実現を目指し、顧客企業の商材や市場、会社を深く理解し、ニーズに合わせて情報を体系化する「Manuals&Knowledge事業」を展開しています。同社は、2022年9月期から2024年9月期末までの3年間を対象とする中期経営計画を策定し、2030年に向けた成長戦略を推進しています。この計画では、「人財を育てる」「データを育てる」を方針とし、次世代の価値に進化させることを目指しています。具体的には、技術情報やデータをユーザーフレンドリーな形式に変換し、必要な時に最適な方法で情報を提供するコンテンツの開発に注力しています。
市場環境の変化に対応するため、シイエム・シイは事業戦略とR&D戦略に重点を置き、企業内の情報を整理し使いやすくすることで、情報の利活用を実現しています。また、デジタル変革を推進し、お客さま企業の商材・市場・会社のデータをつなぎ、ユーザーの満足度を高める取り組みを拡大しています。
市場戦略では、DX化の流れを受け、主力市場と注力市場を明確にし、地域に応じた取り組みを進めています。特に、「モビリティ」「製造」「医療・医薬品」「物流」を主力市場とし、「行政・自治体」「ロボティクス」に注力しています。
体制戦略としては、「2025年/2027年の崖」を成長の機会と捉え、ビジネスモデル変革を生み出す組織づくりを進めています。国内外での体制強化を図り、2030年に向けた「人財を育てる、データを育てる」取り組みを強化しています。
人財戦略では、持続的な成長を支えるため、人財育成に注力。研究開発、事業開発、海外展開を担う人財の育成に加え、デジタルネイティブ人財の育成にも力を入れています。
アライアンス・M&A戦略を通じて、成長戦略を加速させるため、必要な機能を持つ企業との連携や統合を進めています。これにより、変革に向けた成長をさらに強化しています。