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シイエム・シイ【JP:2185】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
株式会社シイエム・シイは、企業向けに情報資産の整理・利活用を支援する「Manuals&Knowledge事業」を中核に展開しています。同社は、必要な時に必要な情報を最適な方法で届けてユーザー体験を高めることを目指し、コンテンツの体系化やデジタル化、情報活用の設計を行っています。
主要顧客は自社の製品やサービスに関する情報を持つ企業で、製造業や医療、サービス業など幅広い業界にわたります。同社は、制作・コンサルティングの受託収入に加え、情報活用基盤となるソフトウェアのライセンス販売や運用支援といった収益源を組み合わせて収益を確保しています。
事業は大きく三つに分かれており、Manualsでは商材や市場を深く理解してマニュアルやコンテンツを体系化し、リアルからデジタルへの転用まで対応しています。Knowledgeでは利用場面に応じて先端技術を活用し顧客体験の最大化を図り、その他の領域では基盤ソフトのライセンス供与などを行っています。同社は国内外の関係会社と連携して専門性に応じた支援を実施し、グループ全体でサービスを提供しています。
経営方針
同社は、2025年9月期から2027年9月期までの中期経営計画を通じて、2030年を見据えた「人とデータの共生」を支える情報活用基盤の拡大を目指しています。具体的な財務目標として、2026年9月期の連結営業利益を3,000百万円と予想しており、既存の制作・コンサルティング収入に加え、ソフトウェアのライセンス販売や運用支援といった継続収益の比率を高めることで収益性を向上させる計画です。
同社は、重点投資分野として情報の体系化とデータ化、並びにそれを支えるプラットフォーム構築に注力しています。具体的には「人にやさしく、機械にやさしい」形式で製品・技術情報を構造化し、品質・コスト・納期(QCD)の徹底で正確なコンテンツを提供する体制を強化します。これにより、単なるマニュアル制作にとどまらない、コンテンツ制作・ソフト供給・運用支援を一体化したサービスで他社と差別化を図っています。
同社は新市場や事業領域の拡大にあたって、IoTやクラウド連携が進む製品分野や医療・サービス業など幅広い業界への展開を進めています。具体策として、事業組織を情報のQCDを担う機能と顧客体験価値を高めるイノベーション機能に分け、必要な市場・商材・技術はM&Aやアライアンスで獲得していく方針です。これにより、受注型の制作中心からデータプラットフォーム型の継続収益モデルへとビジネス構造を転換していきます。
同社は技術革新では人工知能(AI)を中核に据え、情報提供の仕組みを自動化・高度化する取り組みを進めています。具体的にはデータの標準化・構造化による機械可読化、生成系AIを使ったコンテンツの自動要約・多言語化・検索強化、そしてAI活用基盤の整備を優先投資領域としています。併せて、AIと業務設計の双方に強い人材を採用・育成する教育体系を整備し、技術と現場の両面でサービス競争力を高める施策を実行しています。