サニーサイドアップグループJP:2180

時価総額
¥103.3億
PER
10.6倍
PRを軸に、プロモーション、スポーツマーケティング、コンテンツマーケティング、ブランディング、自社コンテンツ開発、購買促進ソリューション、キャンペーン企画、雑貨OEM製造、オールデイダイニング「bills」の運営、新規事業開発。

沿革

1985年7月

東京都中野区中野において、企業のPR(パブリック・リレーションズ)をサポートするPR代行会社として株式会社サニーサイドアップを設立。

1991年7月

宮塚英也(トライアスロン選手)とマネジメント契約を締結。マネジメント事業を開始。

1993年5月

Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)発足にあわせ、サッカー選手に対するマネジメント業務を開始。前園真聖(サッカー選手)とマネジメント契約を締結。

1995年7月

本社を東京都新宿区愛住町に移転。

1998年1月

中田英寿(サッカー選手)とマネジメント契約を締結。

1998年7月

マネジメント部を設置。

2000年7月

エンタテインメント事業部を設置しコンテンツ開発事業を開始。アスリート以外に大黒摩季らアーティスト、スペシャリストのマネジメント及び企画開発業務を開始。

2003年6月

日本競泳界初のプロ選手として北島康介(水泳選手)とマネジメント契約を締結。

2005年1月

本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷へ移転。

2006年2月

マネジメント本部内にアスリート部及びスペシャリスト部を設置。

2006年7月

株式会社ワイズインテグレーションを完全子会社化。SP・MD事業を開始。

2008年9月

大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場。

2008年11月

株式会社フライパンを合弁で新設し、株式の51%を取得。子会社としてbillsの直営化を開始する。

2009年7月

本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷(現在の本社所在地)へ移転。

2011年1月

WIST INTERNATIONAL LIMITEDの株式60%を取得し、子会社化。アジアにおける販促物等の生産拠点を保有(2013年11月に資本関係解消)。

2011年8月

中期経営計画「創造型PR商社への事業構造転換」を発表。従来受託型ビジネスに留まらず、自ら事業を手掛ける創造型ビジネスに積極着手。

2012年7月

株式会社クムナムエンターテインメントを新設し、100%子会社とする。

2012年7月

Flypan Hawaii,Inc(現 SUNNY SIDE UP INTERNATIONAL,INC)を新設し、株式会社フライパンの100%子会社とする。

2012年7月

bills waikiki LLCを新設し、Flypan Hawaii,Inc(現 SUNNY SIDE UP INTERNATIONAL,INC)が90%の株式を取得、子会社とする。

2013年12月

SUNNY SIDE UP KOREA.INCを新設し、100%子会社とする。

2014年5月

株式会社NEXTDREAMを合弁で新設し、株式の51%を取得、子会社とする。

2014年8月

中長期経営計画「Road to 2020 and beyond」を発表。

株式会社サニーサイドアップキャリア(現 株式会社グッドアンドカンパニー)を新設し、100%子会社とする。

2014年11月

株式会社スクランブルを新設し、100%子会社とする。

2014年11月

株式会社NEXTDREAM(現 株式会社エアサイド)の株式49%を取得、100%子会社とする。

2015年12月

「OMOTENASHI NIPPON」事業を新設分割により設立したENGAWA株式会社に承継する。

2017年9月

監査等委員会設置会社へ移行。

2018年9月

東京証券取引所市場第二部に市場変更。

2018年12月

東京証券取引所市場第一部に市場変更。

2019年7月

株式会社サニーサイドアップパートナーズ(現 株式会社サニーサイドエックス)を新設。

2019年8月

持株会社体制への移行を目的として、当社100%出資の分割準備会社である株式会社サニーサイドアップ分割準備会社(現 株式会社サニーサイドアップ)を新設。

2019年8月

株式会社AnyUpを合弁で新設し、株式の49%を取得、関連会社(持分法適用会社)とする。

2019年12月

株式会社Grillを合弁で新設し、株式の35%を取得、関連会社(持分法適用会社)とする。

2020年1月

「持株会社体制」に移行。当社のPR関連事業及びその他関連事業を承株式会社サニーサイドアップ分割準備会社(現 株式会社サニーサイドアップ)へ承継。

持株会社体制への移行に伴い、持株会社である当社の商号を株式会社サニーサイドアップグループに変更。

2020年3月

株式会社ステディスタディの発行済全株式を取得、100%子会社とする。

2020年7月

株式会社アジャイルを新設し、株式の51%を取得、子会社とする。

2021年1月

ENGAWA株式会社の所有全株式をAnyMind Group㈱に譲渡。

2021年8月

株式会社サニーサイドアップキャリアを株式会社グッドアンドカンパニーに商号変更。従来の人材紹介事業等に加え、社会課題解決プラットフォーム開発事業を開始。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年6月

SUNNY SIDE UP INTERNATIONAL,INCを清算。

2022年7月

bills waikiki LLCの全出資持分を譲渡。

2023年3月

株式会社Grillの全株式を譲渡。

2023年7月

株式会社サニーサイドアップを存続会社として、株式会社スクランブルを消滅会社とした吸収合併を実施。

2023年7月

株式会社アジャイルの全株式を譲渡。

2023年9月

株式会社サニーサイドアップを存続会社として、株式会社ワイズインテグレーションを消滅会社とした吸収合併を実施。

事業内容

サニーサイドアップグループは、PRを核とした多角的なビジネスを展開するコミュニケーショングループです。同社は、マーケティング&コミュニケーション、セールスアクティベーション、フードブランディング、ビジネスディベロップメントの4つの主要事業セグメントを有しています。

マーケティング&コミュニケーション事業では、PRを中心に、プロモーション、スポーツマーケティング、IPを活用したコンテンツマーケティング、ブランディング、自社コンテンツ開発などを手掛けています。同社は、企画力とメディアネットワーク、契約アスリートや文化人の肖像権を活用したコンテンツで差別化を図っています。

セールスアクティベーション事業では、消費者との接点である店頭での購買意欲や成約を促すノウハウやソリューションを提供しています。IPを活用したコンテンツ制作や販売施策、キャンペーン企画、景品調達、マーケティング支援、雑貨商品のOEM製造、自社商材の開発などを展開しています。

フードブランディング事業では、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディングやライセンシングビジネス、海外店舗の管理・運営を行っています。PR発想を活用し、パンケーキブームを創出しながら事業を拡大しており、国内外で「bills」を展開しています。

ビジネスディベロップメント事業では、新規事業の開発や創出を通じて、サニーサイドアップグループの事業領域の拡充と新たな収益基盤の構築を目指しています。

これら4つの事業セグメントを通じて、サニーサイドアップグループは、事業間およびグループ会社間の連携によるシナジー効果を発揮し、グループ全体の企業価値向上を目指しています。

経営方針

サニーサイドアップグループは、PRを中心に多角的なビジネスを展開し、新しい価値観の創造を目指しています。同社は、「たのしいさわぎをおこしたい」という経営理念のもと、社会問題の解決を通じて企業価値の向上を図ることを経営方針としています。また、サステナビリティやダイバーシティの推進にも力を入れており、持続可能な社会の実現に貢献しています。

中長期的な経営戦略として、2026年6月期に連結営業利益20億円の達成を目標に掲げています。この目標達成に向け、マーケティング&コミュニケーション事業を中心に成長性と収益性の改善に取り組んでいます。また、経営効率の向上を図り、ROEの向上による企業価値の中長期的な向上を目指しています。

事業ポートフォリオの進化にも注力しており、基幹事業の強化を目指すとともに、テクノロジーを活用した新たな成長領域への戦略投資を行っています。具体的には、ブランドコミュニケーション事業の強化、ブランドテックへの投資、そして長期的にはサステナブルテックへの投資を通じて、新たな成長の柱を育成していく計画です。

グループ再編効果の最大化も重要な戦略の一つであり、経営資源の集約と提供サービスの高付加価値化を図っています。さらに、人的資本経営の実現にも力を入れ、従業員一人ひとりが自分らしく働ける環境の整備や、多様性を尊重した組織づくりを進めています。

サニーサイドアップグループは、これらの戦略を通じて、変化する経営環境に対応し、中長期的な成長と企業価値の向上を目指しています。