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UTグループJP:2146
沿革
1995年4月 |
神奈川県横浜市に構内作業業務派遣・請負事業を目的としてエイムシーアイシー有限会社を設立 |
1996年7月 |
エイムシーアイシー有限会社を日本エイム株式会社に改組 |
2003年12月 |
日本エイム株式会社株式を店頭市場(JASDAQ市場)に上場 |
2006年4月 |
日本エイム株式会社が株式会社アルティスタを子会社化(設計開発者派遣事業へ参入) |
2007年4月 |
日本エイム株式会社が株式会社エイペックスと共同株式移転による経営統合を行い、ユナイテッド・テクノロジー・ホールディングス株式会社(当社)を設立(製造装置事業へ参入)、同時にJASDAQ市場に上場 |
2008年6月 |
本社を品川区に移転 |
2009年1月 |
商号をUTホールディングス株式会社に変更 |
2009年11月 |
株式会社エイペックスの全株式を株式会社八徳に譲渡(製造装置事業撤退) |
2010年1月 |
コムリーディング株式会社を設立 |
2010年3月 |
コムエージェント株式会社を設立 |
2011年12月 |
株式会社アルティスタとコムリーディング株式会社が合併し、コムリーディング株式会社として統合 |
2012年4月 |
コムエージェント株式会社がUTアイコム株式会社へ商号変更 UTコンストラクション・ネットワーク株式会社を設立 |
2012年7月 |
日本エイム株式会社からUTエイム株式会社へ商号を変更。また、コムリーディング株式会社をUTリーディング株式会社に商号変更 |
2013年7月 |
パナソニック株式会社よりパナソニック・バッテリーエンジニアリング株式会社の株式81%を取得し連結子会社化。UTパベック株式会社に商号変更 |
2014年4月 |
UTエイム株式会社がUTアイコム株式会社、UTリヴァイブ株式会社を吸収合併 |
2015年3月 |
株式会社システム・リボルーションの全株式を取得し、連結子会社化 |
2015年7月 |
UTホールディングス株式会社からUTグループ株式会社に商号変更 |
2015年10月 |
UTリーディング株式会社からUTテクノロジー株式会社に商号変更 |
2016年6月 |
UTキャリア株式会社からUTエージェント株式会社に商号変更 |
2016年6月 |
UTグローバル株式会社を設立 |
2016年12月 |
UTHP株式会社を設立 |
2017年3月 |
株式会社タイト・ワークの全株式を取得し、連結子会社化 |
2017年4月 |
株式会社Lei Hau’oliの全株式を取得し、連結子会社化 |
2018年4月 |
UTシステム株式会社をUTテクノロジー株式会社に統合 株式会社タイト・ワークからUTコミュニティ株式会社に商号変更 富士通アプリコ株式会社の株式を51%取得し、連結子会社化。FUJITSU UT株式会社に商号変更 |
2019年11月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2020年1月 |
株式会社Lei Hau’oliの全株式を売却 |
2020年3月 |
株式会社サポート・システムの全株式を取得し、連結子会社化 |
2020年4月 |
TBLSサービス株式会社の全株式を取得し、連結子会社化。UTビジネスサービス株式会社に商号変更 東芝情報システムプロダクツ株式会社の全株式を取得し、連結子会社化。UTシステムプロダクツ株式会社に商号変更 東芝オフィスメイト株式会社の株式を80%取得し、連結子会社化。UT東芝株式会社に商号変更 UTエイム株式会社がUTグローバル株式会社を吸収合併 |
2020年5月 |
UTエイム株式会社がUTテクノロジー株式会社の設計・開発技術者派遣事業等を吸収分割 |
2020年7月 |
水戸エンジニアリングサービス株式会社の全株式を取得し、連結子会社化 |
2020年10月 |
Green Speed Co., Ltd.及びHoang Nhan Company Limitedの全株式を所有するGreen Speed Joint Stock Company(ベトナム)の株式を51%取得し、3社を連結子会社化 |
2020年10月 |
連結子会社であったUTエージェント株式会社を清算結了 |
2020年11月 |
株式会社シーケルの全株式を所有する株式会社シーケルホールディングスの全株式を取得し、2社を連結子会社化 |
2021年1月 |
UT東芝株式会社がUTビジネスサービス株式会社を吸収合併 |
2021年2月 |
株式会社スリーエム中部、株式会社スリーエム東海及び株式会社スリーエムスタッフの全株式を所有する株式会社スリーエムの株式を18.8%取得し、4社を持分法適用関連会社化 |
2021年4月 |
株式会社アーキ・ジャパンの親会社である株式会社AJホールディングス及び株式会社アクト・ジャパンの全株式を所有するJ-CEP株式会社の株式を20%取得し、4社を持分法適用関連会社化 |
2021年5月 |
株式会社プログレスの全株式を所有する株式会社プログレスグループの全株式を取得し、2社を連結子会社化 |
2021年5月 |
株式会社スリーエム中部、株式会社スリーエム東海及び株式会社スリーエムスタッフの全株式を所有する株式会社スリーエムの株式を追加取得することにより全株式を取得し、4社を連結子会社化 |
2021年7月 |
水戸エンジニアリングサービス株式会社をUT MESC株式会社に商号変更 |
2021年10月 |
富士通エフサス・クリエ株式会社の株式を51%取得し、連結子会社化。UT エフサス・クリエ株式会社に商号変更 |
2022年1月 |
株式会社プログレスが株式会社プログレスグループを吸収合併。UTプログレス株式会社に商号変更 株式会社スリーエムスタッフが株式会社スリーエム、株式会社スリーエム中部及び株式会社スリーエム東海を吸収合併。UTスリーエム株式会社に商号変更 J-CEP株式会社にて、JAGフィールド株式会社の全株式を取得し、持分法適用関連会社化 |
2022年3月 |
UTシステムプロダクツ株式会社の全株式を売却 |
2022年4月 |
UTコミュニティ株式会社がUTエイム株式会社のエリア戦略事業を吸収分割。UTコミュニティ株式会社を存続会社として、UTHP株式会社、株式会社サポート・システム、株式会社シーケルホールディングス、株式会社シーケル及びUTプログレス株式会社を吸収合併。UTコネクト株式会社に商号変更 UTエイム株式会社がUTパベック株式会社を吸収合併 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年6月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行 |
2022年9月 |
Green Speed Joint Stock Companyが所有するGreen Speed Co.,Ltd.の全株式を売却 |
2023年6月 |
株式会社アーキ・ジャパンの親会社である株式会社AJホールディングス、株式会社アクト・ジャパン及びJAGフィールド株式会社の全株式を所有するJ-CEP株式会社の全株式を売却 |
事業内容
UTグループは、モノづくり領域に特化した人材サービスを提供する企業であり、その事業は五つの主要セグメントに分かれています。第一に「マニュファクチャリング事業」では、主に製造業向けに人材派遣や業務請負サービスを提供しており、UTエイム株式会社がこのセグメントを担当しています。第二の「エリア事業」は、地域密着型の人材派遣や業務請負サービスを展開し、UTコネクト株式会社やUTスリーエム株式会社が関連する業務を行っています。
第三に位置する「ソリューション事業」では、大手製造業の構造改革に伴う人材受け入れと人材派遣・業務請負サービスを提供しており、UT東芝株式会社やFUJITSU UT株式会社などがこのセグメントに関わっています。第四の「エンジニアリング事業」は、建設及びIT領域での技術者派遣や業務請負サービスを行っており、UTテクノロジー株式会社がITエンジニアの人材派遣事業を、UTコンストラクション株式会社が建設エンジニアの人材派遣事業をそれぞれ担当しています。
最後に「海外事業」では、主にベトナム国内のメーカー向けに人材サービスを提供しており、Green Speed Joint Stock CompanyやHoang Nhan Company Limitedが業務を行っています。これらのセグメントを通じて、UTグループはモノづくり領域における幅広い人材サービスを提供し、各業界のニーズに応えています。
経営方針
UTグループは、その長期経営ビジョン「これからのはたらき方のプラットフォームになる」を実現するため、2025年3月期を目標とする第4次中期経営計画を推進しています。この計画の核心は、「より多くのはたらく人に応えられるキャリアプラットフォームへ」という目標に集約されており、持続的な企業価値の向上を目指しています。同社は、成長と安定のバランスを取りながら、EBITDA成長率の年平均30%以上の達成と、グロスDEレシオを2025年3月末で1.0以下に抑えることを目標としています。また、株主への還元を重視し、「総還元性向30%以上」を基本方針としています。
中期経営計画の下、UTグループは、モノづくり人材の育成と供給、地域プラットフォームの拡充、外国人がイキイキ働ける環境整備、高スキルエンジニア領域の開拓、人材流動化支援の推進、新たな職域での事業基盤の構築など、複数の重点領域に注力しています。これらの取り組みを通じて、はたらく人と企業双方のニーズに応えるサービスの提供を目指しています。
さらに、UTグループは、気候変動への対応として、サステナビリティ基本方針を策定し、はたらく人の可能性を広げること、事業基盤の継続的な強化、公正で透明性の高い組織統制、環境への適切な配慮を重点課題として掲げています。これらの取り組みは、TCFDのフレームワークに則り、ガバナンス、リスク管理、戦略、指標と目標の4つの項目について、推奨される情報の継続的な開示を通じて進められています。
UTグループのこれらの戦略は、はたらく人のキャリア形成を支援し、企業の生産性向上に貢献することで、社会全体のはたらき方の改革に貢献することを目指しています。