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DM三井製糖ホールディングスJP:2109
沿革
1947年9月 |
湘南糖化工業㈱創立 |
1949年1月 |
商号を横浜精糖㈱に変更 |
1953年12月 |
当社株式を東京証券取引所に上場 |
1961年10月 |
当社株式を大阪証券取引所に上場 |
1970年11月 |
当社(資本金10億円)、芝浦精糖㈱(資本金13億円、1947年創立)及び大阪製糖㈱(資本金10億円、1940年創立)の3社が対等合併し、商号を三井製糖㈱に変更(資本金33億円) (本 社 東京都千代田区大手町二丁目6番4号(大和証券ビル)) (主要工場 芝浦工場・川崎工場・岡山工場) |
1970年11月 |
スプーンシュガー㈱(連結子会社)設立 |
1972年12月 |
本社を移転(東京都中央区日本橋本町三丁目8番3号 東硝ビル) |
1973年7月 |
不動産事業を開始 |
1975年9月 |
備南産業㈱(連結子会社)設立 |
1978年8月 |
減資 新資本金 13.2億円(株式の無償併合による6割減資) 増資 新資本金 41.7億円(第三者割当増資 57,000千株 200円/1株) |
1978年9月 |
芝浦、川崎及び岡山3工場施設を売却、以後賃借(賃借先 ㈱エム・エス) |
1982年1月 |
三井製糖食品㈱(連結子会社)設立 |
1983年10月 |
川崎工場の精製糖生産を休止。芝浦工場の名称を東部工場に変更 |
1984年11月 |
機能性甘味料「パラチノース」の生産・販売を開始 |
1988年9月 |
東部、川崎及び岡山3工場施設の賃借期間満了に伴い、不動産は継続賃借とし、動産は譲受 |
1992年8月 |
本社を移転(東京都中央区日本橋本町二丁目8番2号) |
1994年10月 |
三井製糖食品㈱(連結子会社)を吸収合併。なお、同社は1994年5月同社の子会社の㈱エム・エスを吸収合併 |
2001年4月 |
新名糖㈱を吸収合併し、商号を新三井製糖㈱に変更。当社の主要な事業所として千葉工場を追加 |
2002年9月 |
東部工場を閉鎖、東部工場の生産を千葉工場に集約 |
2003年6月 |
㈱ケイ・エス(持分法適用関連会社)と同社の子会社の生和糖業㈱を連結子会社化 |
2005年4月 |
台糖㈱及び㈱ケイ・エスを吸収合併し、商号を三井製糖㈱に変更。当社の主要な事業所として神戸工場及び福岡工場を追加。連結子会社5社(㈱タイショーテクノス他)を追加 |
2005年10月 |
備南産業㈱(連結子会社)が大東産業㈱(連結子会社)及び甲南サービス㈱(連結子会社)を吸収合併し、商号をスプーンシュガーウエスト㈱(連結子会社)に変更 |
2006年9月 |
神戸トラックターミナル㈱(連結子会社)解散 |
2006年12月 |
㈱台糖バイオ生産研究所(連結子会社)解散 |
2011年4月 |
スプーンシュガーウエスト㈱(連結子会社)がスプーンシュガー㈱(連結子会社)及び㈱スプーンフーズ(連結子会社)を吸収合併し、商号をスプーンシュガー㈱(連結子会社)に変更 |
2012年6月 |
北海道糖業㈱を連結子会社化 |
2012年7月 |
本社を移転(東京都中央区日本橋箱崎町36番2号) |
2012年9月 2014年4月 |
岡山工場の精製糖生産を終了 食品素材事業の一部を会社分割により、㈱タイショーテクノス(連結子会社)に承継 |
2014年12月 2015年3月 2015年6月 2015年7月 2018年10月 2019年2月 2021年4月 2022年4月 2022年10月 2023年5月 |
ニュートリー㈱を連結子会社化 岡山工場のパラチノース生産を終了 岡山工場のさとうきび抽出物生産を終了、岡山工場を閉鎖 ㈱平野屋を連結子会社化 SIS' 88 Pte Ltdと同社の子会社のAsian Blending Pte Ltdを連結子会社化 長田工場を閉鎖、食品添加物の生産を㈱タイショーテクノス(連結子会社)に集約 大日本明治製糖㈱との経営統合により、商号をDM三井製糖ホールディングス㈱に変更し、監査等委員会設置会社に移行 吸収分割により、三井製糖吸収分割準備㈱(連結子会社)に事業の一部を承継、同社は商号を三井製糖㈱に変更 東京証券取引所の市場区分見直しにより、当社株式を市場第一部からプライム市場へ移行 三井製糖㈱(連結子会社)が大日本明治製糖㈱(連結子会社)を吸収合併し、商号をDM三井製糖㈱(連結子会社)に変更 本社を現住所(東京都港区芝五丁目26番16号)に移転 |
事業内容
DM三井製糖ホールディングスは、砂糖事業、ライフ・エナジー事業、不動産事業の3つの主要セグメントを持つ企業グループです。砂糖事業では、精製糖や砂糖関連商品の製造・販売を行っており、ビート糖や機能性食品の製造・販売も手掛けています。また、包装・荷役・製袋や加工糖の製造など、砂糖に関連する多岐にわたる事業を展開しています。
ライフ・エナジー事業では、機能性食品の製造・販売を主軸に、食品添加物の製造・販売やバイオ事業を行っています。栄養療法食品や嚥下障害対応食品の開発、製造及び販売もこのセグメントに含まれます。
不動産事業では、不動産の賃貸や太陽光発電による電気の供給・販売を行っており、発券倉庫や構内荷役、運搬サービスも提供しています。これらの事業を通じて、DM三井製糖ホールディングスは多角的なビジネスを展開し、幅広いニーズに応えています。
経営方針
DM三井製糖ホールディングスは、砂糖事業を核としながらも、ライフ・エナジー事業や不動産事業を含む多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、2023年3月期から2026年3月期を対象とする中期経営計画「2026 Diversify into Nutrition & Health」を推進中です。この計画では、グループビジネスモデルの変革と経営資源の再配分を基本方針とし、国内砂糖事業の強化、海外事業の拡大、ライフ・エナジー事業の成長、研究開発力の集積・強化、持続可能な社会実現への貢献を目指しています。
国内砂糖事業では、バリューチェーン全体の最適化を図り、原料糖調達や物流体制の効率化を進めています。海外事業では、ASEAN、中国、中東における市場拡大を目指し、シンガポールを中心とした精製糖サプライチェーンの構築や中国市場での事業拡大を進めています。ライフ・エナジー事業では、「栄養」「健康」領域への視野を広げ、特にタンパク質の機能に着目し、栄養補給食の提供を通じて持続可能な社会に貢献しています。
研究開発においては、機能性糖質・タンパク質の開発や健康食の新たな提供方法の研究を進め、グループ総合力を最大限に発揮することで、ライフ・エナジー事業の成長を牽引しています。また、不動産事業では、所有不動産の活用によるキャッシュ創出と収益力の強化を図っています。
DM三井製糖ホールディングスは、これらの戦略を通じて、人々の様々なライフステージにおいて必要とされる栄養と健康のソリューションを提供し、持続可能な社会実現への貢献を目指しています。