鳥越製粉 (2009) 株価

時価総額
¥280.7億
PER
22.4倍
製粉・食品製造の地域有力企業。小麦粉・ライ麦粉の製造に加え、家庭用・業務用プレミックス、品質改良剤、日持向上剤などのイノベイトシリーズを展開。子会社7社を通じてパン・菓子製造、生麺製造、精麦事業も手がける。九州地域中心に展開。

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事業内容

鳥越製粉は、小麦粉製造を主力とする食品関連企業です。同社は製粉事業を中核として、プレミックス(調製粉)や品質改良剤などの食品加工製品、さらには精麦や飼料まで幅広く展開しています。創業以来培ってきた穀物加工技術を活用し、原料調達から最終製品まで一貫した事業体制を構築しています。

同社の収益構造は、直販と卸売の両輪で成り立っています。製造した小麦粉や食品加工製品は、同社が直接販売するほか、連結子会社の株式会社カネニをはじめとする卸売業者を通じて全国に供給しています。また、グループ内にはパン・菓子製造の大田ベーカリーや生麺製造の久留米製麺といった川下企業も抱え、自社製品の安定した販路も確保しています。

事業セグメントは食料品、飼料、その他の3つに分かれますが、売上の大部分は食料品が占めています。食料品では製粉事業に加え、家庭用・業務用のプレミックスやイノベイトシリーズと呼ばれる品質改良剤の製造も手がけています。精麦事業では健康志向の高まりで注目されるもち麦なども生産し、飼料事業では製粉過程で生まれる副産物を有効活用した循環型ビジネスモデルを展開しています。

経営方針

鳥越製粉は、2024年を初年度とする中期経営計画「TTC150 Stage3」を推進し、厳しい経営環境下でも持続的成長を実現する仕上げの期間として位置づけています。同社は2026年12月期の連結売上高28,000百万円、営業利益1,350百万円を目標に掲げており、輸入小麦の政府売渡価格引き下げ影響を考慮して売上目標を調整した一方で、営業利益目標は変更せず収益性の向上に注力する姿勢を示しています。

製粉事業では顧客に選ばれる製品創出により売上基盤の強化を図り、生産性や品質向上につながる設備投資を積極的に実施しています。食品事業においては顧客ニーズを的確に捉え、スピード重視の製品開発により事業拡大を目指すとともに、差別化された製品の開発・製造体制の構築を進めています。精麦・飼料事業では醸造・主食用精麦において原料と品質にこだわった事業展開を推進し、鳥越グレインホールディングス傘下の4社の強みを活かした統合的な体制構築にも取り組んでいます。

同社の技術革新への取り組みとして、デジタル技術を活用した企業革新が重要な柱となっています。デジタル化した事務管理の仕上げと定着により営業全体の生産性向上を図っており、これにより競争力の強化と効率的な事業運営の実現を目指しています。また、IR活動の強化と株主還元にも積極的に取り組み、配当性向の目標を従来の40%以上から100%へ大幅に引き上げ、2024年から2026年までの期間において株主重視の姿勢を明確に打ち出しています。

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