ヤマトJP:1967

時価総額
¥514億
PER
11.7倍
建設工事業を中心に、建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵工事の設計・施工や商業施設運営を手がける。

事業内容

ヤマトは、主に建設工事業を中心に事業を展開しています。ヤマトとその子会社11社で構成されるグループは、建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵に関する工事の設計・監理及び施工を行っています。

ヤマトの子会社である大和メンテナンス株式会社と株式会社埼玉ヤマトは、各種工事に関わる修理工事や空調衛生設備工事の施工、保守、点検、維持管理業務を担当しています。また、株式会社ヤマト・イズミテクノスは電気設備工事の設計及び施工を行っています。

さらに、株式会社サイエイヤマトは空調衛生設備工事の設計、施工、保守、点検を手がけています。箱島湧水発電PFI株式会社は、水力発電装置の維持管理業務と水力発電による電力の売電業務を行っています。

その他、株式会社大塚製作所は鉄骨の設計・加工を、株式会社テンダーは内装工事業を担当しています。日新設計株式会社は土木と建築の総合企画設計監理を行い、株式会社スズデンは電気工事業を手がけています。

上毛建設株式会社は土木工事業を担当し、2025年3月10日付で完全子会社化されました。商業施設運営業としては、株式会社ロードステーション前橋上武が道の駅まえばし赤城の運営業務を行っています。

経営方針

ヤマトは、地域社会の発展に貢献することを基本理念とし、顧客価値を高めた製品・サービスの提供を追求しています。中期経営計画では、地域社会の課題解決を通じて「エッセンシャル企業」としての地位を確立することを目指しています。

ヤマトの成長戦略は、コア事業の強化・拡大、グリーンイノベーションの推進、経営基盤の強化・地域貢献の3つに重点を置いています。これにより、持続可能な社会の実現を目指し、地域社会に必要とされる企業を目指しています。

コア事業の強化では、ヤマトの強みである「カタチにする力」を活かし、高品質・高評価・高収益を実現します。品質向上やものづくり体制の強化、競争力の向上、顧客基盤の拡大を図ります。

グリーンイノベーションでは、脱炭素社会の実現に向けた技術・サービスを提供し、資源の有効活用、省エネルギー、再生可能エネルギーの拡大を推進します。これにより、環境性・快適性・経済性のバランスを追求します。

経営基盤の強化では、人的資本投資やデジタルトランスフォーメーション(DX)、ガバナンスの強化を通じて、地域社会への貢献を目指します。モチベーションの向上やガバナンスの強化、地域貢献活動を推進します。

ヤマトは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、連結売上高や経常利益、ROE、配当性向の目標を掲げています。70億円の投資計画を策定し、生産性向上や成長投資に注力しています。