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エクシオグループJP:1951
沿革
1954年5月 |
日本電信電話公社の電気通信設備拡張計画に対応することを目的として資本金3,100万円にて協和電設株式会社を設立 |
1954年7月 |
建設大臣登録(ハ)第3825号をもって建設業者の認定を受ける |
1954年7月 |
日本電信電話公社から電気通信設備請負参加資格として、通信線路工事・通信機械工事・伝送無線工事の各1級資格認定を受ける |
1954年9月 |
共同工業株式会社(資本金1,300万円)、日本電話工業株式会社(資本金600万円)を吸収合併し、資本金5,000万円となる |
1963年2月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
1972年2月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
1973年1月 |
協和通信工業株式会社と合併 このため登記上の設立年月は、上記合併会社の1946年12月となる |
1975年11月 |
事業目的に「設計、測量」業務を追加 |
1982年12月 |
事業目的に「情報処理に関する業務及びこれに関連する機材、機器類の販売、賃貸、修理加工」を追加 |
1987年12月 |
事業目的に次の業務を追加 ・空調、衛生給排水、消防等、建築設備の建設及び保守 ・上下水道、産業廃水、産業廃棄物、脱臭施設等、環境保全設備の建設及び保守 ・各種散水設備の建設及び保守 |
1988年12月 |
事業目的に「調査、製造」業務を追加 |
1991年5月 |
株式会社協和エクシオに社名変更 |
1996年6月 |
事業目的に「不動産の売買、賃貸借、仲介及び管理」業務を追加 |
1999年3月 |
本店を港区から渋谷区に移転 |
2000年6月 |
事業目的に「警備業」業務を追加 |
2001年4月 |
株式会社昭和テクノス(資本金1,481百万円)と合併し、資本金6,888百万円となる 合併にともない事業目的に次の業務を追加 ・工事監理及びコンサルティング ・情報処理機器、電気通信機器、産業用・家庭用電気機器、建築資材、建設機械及び自動車の販売、賃貸及び修理 ・損害保険代理業及び生命保険募集業 ・駐車場の運営及び管理 |
2001年6月 |
事業目的に次の業務を追加 ・電気通信事業法に基づく電気通信事業 ・電気通信事業者の代理店業 |
2004年4月 |
大和電設工業株式会社を子会社化 |
2004年5月 |
和興エンジニアリング株式会社を子会社化 |
2004年6月 |
事業目的に「労働者派遣事業及び有料職業紹介事業」業務を追加 |
2006年6月 |
事業目的に「放置車両確認事務」業務を追加 |
2010年5月 |
池野通建株式会社を子会社化 |
2011年11月 |
アイコムシステック株式会社を子会社化 |
2013年6月 |
事業目的に次の業務を追加 ・発電事業及び売電事業 ・貨物利用運送事業 |
2015年7月 |
和興エンジニアリング株式会社と池野通建株式会社が合併し、株式会社エクシオテックとなる |
2018年10月 |
シーキューブ株式会社、西部電気工業株式会社、日本電通株式会社を子会社化 |
2019年3月 |
当社子会社のEXEO GLOBAL Pte.Ltd.によるDeClout Pte. Ltd.の子会社化 |
2020年6月 |
事業目的に次の業務を追加 ・輸出入業務 ・古物売買業 |
2021年10月 |
エクシオグループ株式会社に社名変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
エクシオグループは、エンジニアリングソリューション事業とシステムソリューション事業を主軸に展開しています。エンジニアリングソリューション事業では、通信キャリア向けにNTTグループを含む各種通信インフラ設備の構築と保守を手掛けています。また、都市インフラセグメントでは、自治体や官公庁、民間企業向けに通信インフラの設備構築と保守、オフィスビルやマンションなどの電気・空調工事、スマートエネルギー工事、無電柱化や上下水道整備などの都市土木工事、さらに水処理や廃棄物処理プラントの建設と運転維持管理を提供しています。
システムソリューション事業では、通信キャリアや金融業、製造業をはじめとする各種企業向けにシステムインテグレーションの提供を行っています。これには、企業向けサーバやLANの設計・構築・運用、インターネット環境整備などのネットワークインテグレーションが含まれます。エクシオグループは、これらの事業を通じて、幅広い分野でのインフラ整備とシステムソリューションの提供を行っており、多岐にわたるニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
エクシオグループは、技術力の向上、社会貢献、そしてステークホルダーからの信頼獲得を目指す経営方針のもと、中期経営計画(2021~2025年度)を推進しています。同社は、通信キャリア事業における5G展開の加速や、都市インフラ事業におけるデータセンターの需要拡大への対応、再生可能エネルギー分野への進出などを成長戦略の柱としています。また、システムソリューション事業では、高付加価値事業への挑戦とトータルソリューションの提供を目指しています。
エクシオグループは、経営環境の変化に柔軟に対応しつつ、技術力の融合を通じて社会インフラのソリューション提供を拡大し、グローバルレベルでの社会課題解決に貢献することを目標としています。2030ビジョン「Engineering for Fusion」を掲げ、人、モノ、情報、インフラが繋がる社会の実現を目指しています。
同社は、新型コロナウイルスの影響にも柔軟に対応し、従業員や関係者の安全を最優先に考えながら、ESGの取り組みを強化し、SDGsの実現にも貢献しています。中期経営計画では、2025年度の業績目標として連結売上高6,300億円、営業利益470億円(営業利益率7.5%)、ROE9.0%以上、EPS280円以上の達成を目指しています。これらの取り組みを通じて、エクシオグループは経営基盤の強化と資本効率の向上を図り、持続的成長と企業価値の向上を追求しています。