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福田組 (1899) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
福田組は建設事業を主力とする総合建設会社で、子会社25社、関連会社4社からなる企業グループを形成しています。同社は建設工事の受注・施工を中核事業としながら、不動産事業も手がける複合型の事業構造を持っています。グループ全体で建設関連サービスから福祉施設運営まで幅広い事業を展開しています。
同社の収益構造は、建設事業が主要な収益源となっており、官公庁や民間企業からの建設工事を受注しています。不動産事業では売買、賃貸、開発業務を行い、安定的な収益基盤を構築しています。グループ内では子会社間での工事発注や資機材調達も活発に行われ、シナジー効果を生み出しています。
事業セグメントは建設事業、不動産事業、その他の3つに分かれています。建設事業では子会社の福田道路をはじめとする21社が工事施工や建設資機材の製造販売を担当し、不動産事業では福田アセット&サービスなど5社が事業を展開しています。その他の分野では建設関連以外の製品販売やサービス提供、福祉施設経営なども行っており、事業の多角化を図っています。
経営方針
福田組は「FUKUDA VISION 2035」を掲げ、2030年に売上高1,900億円、営業利益95億円、営業利益率5.0%という野心的な数値目標を設定しています。同社は2026年を起点とした10年ビジョンの第一段階として「中期経営計画2030」を"強化フェーズ"と位置づけ、継続的な成長を支える経営基盤の強化に重点を置いています。新ビジョンのスローガン「誇る、繋ぐ、挑む。そして、未来を創る。」のもと、企業価値の段階的向上を図る計画です。
同社の重点投資分野は人財確保と成長支援に最優先で取り組むほか、三つの重点戦略を推進しています。人手不足が深刻化する建設業界において、生き生きと誇りを持って働ける環境整備と社員の能力開発投資を最重要課題に据えています。また、旺盛な需要の着実な取り込みと適正利益の確保、顧客リレーション強化と提案力向上による差別化戦略を展開し、競合他社との優位性確保を目指しています。
新市場開拓においては、5年間で約590億円のキャッシュを本業と資本効率化により創出し、戦略的な成長投資に配分する計画を策定しています。配当性向50%を目標とした株主還元方針も明確化し、安定的かつ積極的な還元を推進する方針です。同社は主要事業の一層の強化を図りながら、価値ある未来を提案し実現し続ける企業集団への進化を目指しています。
技術革新への取り組みでは、デジタル変革への挑戦を通じた生産性改革を積極的に推進しています。人手不足という厳しい環境下でも売上を維持するため、デジタル技術の活用による業務効率化と生産性向上に注力しています。また、安全・品質管理の徹底を企業の信用基盤と位置づけ、一人ひとりの当事者意識向上による労災・品質不具合防止の徹底も図っています。さらに、2035年にROE8.5%達成を目標とした資本効率重視の経営を推進し、持続可能な事業運営を基盤とした社会課題解決への真摯な取り組みも強化しています。