矢作建設工業JP:1870

時価総額
¥644.6億
PER
7.6倍
建築、土木、不動産セグメントを展開し、建築工事請負、耐震補強、道路舗装、ゴルフ場運営、マンション分譲等を手掛ける。

沿革

1949年5月

矢作建設工業株式会社を設立 建設事業を開始

1953年10月

建設大臣登録(ハ)3278号の登録

1955年5月

名古屋支店開設

1959年7月

名古屋支店改築、本社業務移管

1964年5月

東京支店開設(営業所昇格)

1967年4月

大阪支店開設(営業所昇格)

1967年7月

国際開発ビルディング株式会社(現矢作ビル&ライフ株式会社(現連結子会社))を設立

1967年7月

矢作地所株式会社(現連結子会社)を設立

1967年10月

名鉄建設株式会社と合併

1969年8月

本社移転(名古屋市東区へ)

1972年2月

ヤハギ緑化株式会社(現連結子会社)を設立

1977年5月

南信高森開発株式会社(現連結子会社)を設立

1982年5月

名古屋証券取引所市場第二部へ株式上場

1985年5月

広島支店開設(営業所昇格)

1989年12月

東京支店新築移転

1990年4月

本社移転(現住所へ)

1991年4月

東北支店開設(営業所昇格)

1991年8月

大阪支店新築移転

1991年9月

名古屋証券取引所市場第一部へ株式上場

1995年12月

東京証券取引所市場第一部へ株式上場

1997年9月

ISO9002認証取得

1998年4月

九州支店開設(営業所昇格)

1998年11月

建築部門ISO9001認証取得

2000年4月

株式会社テクノサポート(現連結子会社)を設立

2000年8月

ISO14001認証取得

2001年10月

ヤハギ道路株式会社(現連結子会社)を設立

2003年6月

株式会社ピタコラム(連結子会社)を設立

2006年10月

地震工学技術研究所(現エンジニアリングセンター)を設立

2008年4月

株式会社ピタリフォームを設立(2009年4月株式会社ウッドピタに商号変更)

2014年4月

株式会社ピタコラム、株式会社ウッドピタの合併(存続会社:株式会社ピタコラム)

2014年11月

鉄道技術研修センターを設立

2019年4月

スタイルリンク株式会社を子会社化(連結子会社)

2019年6月

株式会社テクノサポート、株式会社ピタコラムの合併(存続会社:株式会社テクノサポート)

2022年4月

矢作ビル&ライフ株式会社、スタイルリンク株式会社の合併(存続会社:矢作ビル&ライフ株式会社)

2022年4月

東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行

2023年3月

北和建設株式会社を子会社化(連結子会社)

事業内容

矢作建設工業とそのグループ会社は、建築、土木、不動産の3つの主要な事業セグメントを展開しています。建築セグメントでは、矢作建設工業が建築工事の請負及び付帯する事業を行い、矢作ビル&ライフ株式会社と北和建設株式会社が建築事業に従事しています。また、株式会社テクノサポートは建設用資材の販売を手掛け、矢作ビル&ライフ株式会社と株式会社テクノサポートは耐震補強関連のサービスを提供しています。

土木セグメントでは、矢作建設工業が土木・鉄道工事の請負を行い、ヤハギ道路株式会社は道路舗装と土木工事、ヤハギ緑化株式会社は緑化工事とゴルフ場の維持管理を担当しています。株式会社テクノサポートは補強土工法「パンウォール」の事業を、南信高森開発株式会社はゴルフコースの運営を行っています。

不動産セグメントでは、矢作建設工業が不動産の売買や賃貸を、矢作地所株式会社がマンション分譲、不動産賃貸、不動産開発を行っています。矢作ビル&ライフ株式会社はビル・マンションの管理や不動産賃貸、分譲マンションのカスタマーサービス事業を提供しています。

これらの事業を通じて、矢作建設工業グループは建築、土木、不動産という幅広い分野で事業を展開し、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

矢作建設工業とそのグループ会社は、建築、土木、不動産の3つの主要な事業セグメントを通じて、幅広い分野で事業を展開しています。同社は、建設エンジニアリングの分野で安全性、経済性、実用性を兼ね備えた社会にとって有用なモノや環境を作り出すことを経営理念として掲げています。この理念のもと、同社は顧客のニーズを上回る付加価値を生み出し、社会に新しい価値を提供し続けることで、従業員の成長と幸福、企業の持続的成長を目指しています。

経営環境においては、新型コロナウイルス感染症の動向や地政学リスク、円安による資源価格の高騰など、先行き不透明な状況が続いています。これらの環境下で、矢作建設工業グループは2030年度に向けて「課題解決&価値創造型企業」としての姿を目指しています。このビジョンの実現に向け、2021年度を初年度とする中期経営計画を策定し、既存事業の深化・進化と新規分野・領域の探索・開拓を両立推進しています。後半5年間では、これらの基盤の上で加速度的に成長することを目標としています。

中期経営計画では、具体的な事業方針や数値目標、配当方針、投資計画が定められており、これらを通じて同社グループは顧客・地域・社会の持続的発展に貢献することを目指しています。このような成長戦略を推進することで、矢作建設工業グループは多様化する社会のニーズに応え、新たな価値を創造し続けることを目指しています。