植木組JP:1867

時価総額
¥179.2億
PER
10倍
建設工事の受注・施工、不動産の売買・賃貸、建材製造販売、ソフトウェア開発、介護福祉、ゴルフ場運営などの事業。

事業内容

植木組は、主に建設事業と不動産事業を展開しています。建設事業では、植木組自身が建設工事の受注と施工を行い、北陸施設工業株式会社などの関連会社も同様の業務を担当しています。また、株式会社植木機工は建設資材の賃貸事業を行っています。

不動産事業においては、植木組が不動産の売買、賃貸、開発を手がけています。さらに、子会社の植木不動産株式会社が宅地開発事業を行い、植木組はその一部の工事を受注しています。これにより、同社は不動産市場での存在感を強めています。

建材製造販売事業では、植木組が建設資材の製造と販売を行っています。これらの資材は自社で使用されるほか、一部は建設事業を営む子会社にも販売されています。このように、資材の供給面でも事業を支えています。

その他の事業として、株式会社ユニテックがソフトウェアの開発と販売を行っています。また、株式会社はまなす保険企画が損害保険代理事業を、株式会社さくら介護サービスが有料老人ホームの運営を、高浜観光開発株式会社がゴルフ場の運営を担当しています。これにより、多角的な事業展開を実現しています。

経営方針

植木組は、建設事業と不動産事業を中心に、地域社会の安全で快適なコミュニティづくりに貢献しています。2025年からの中期経営計画「UEKI VISION 150」では、「営業力強化」「技術力強化」「人財力強化」を重点テーマに掲げ、顧客満足度の高いサービス提供を目指しています。

同社は、少子高齢化や環境意識の高まりに対応し、地方圏での街づくりをリードしています。エネルギー・エンジニアリング分野への進出を図り、効率的な連携を通じて顧客満足度の向上を追求しています。

建設業界の厳しい環境において、植木組は人材育成と技術力向上を重視しています。技術資格取得の奨励や情報化技術の導入を通じて、提案力と建設技術力の強化に取り組んでいます。

営業力の向上も重要視されており、営業、設計、施工部門が一体となった受注活動を展開しています。これにより、顧客対応力の向上を図り、持続的成長を目指しています。

植木組は、2026年3月期に売上高60,000百万円、営業利益2,470百万円、ROE7.0%以上を目標としています。これにより、ステークホルダーからの信頼と評価を得ることを重視しています。