淺沼組JP:1852

時価総額
¥601億
PER
18.7倍
総合建設業、東南アジアでの建物塗装・修繕、増改築建設工事、タイでの高速道路メンテナンス、不動産関連事業、損害保険代理業務、廃棄物処分場運営、斎場運営、学校給食センター維持管理。

沿革

1946年8月

東京支店を設置。

1947年7月

名古屋支店を設置。

1949年10月

建設業法による建設大臣登録(イ)1018号の登録を完了。

1963年7月

大阪証券取引所市場第二部に上場。

1965年2月

札幌支店、仙台支店、福岡支店を設置。

1965年6月

株式会社奈良万葉カンツリ倶楽部を設立。

1966年2月

広島支店を設置。

1968年4月

大阪証券取引所市場第一部に指定替。

1969年5月

東京証券取引所市場第一部に上場。

1972年7月

宅地建物取引業法による大阪府知事免許(1)第11264号を取得。

1973年12月

建設業法改正により、建設大臣許可(特-48)第2438号を取得。(以後3年ごとに更新)

1973年12月

宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1730号を取得。(以後3年ごとに更新)

1975年1月

定款の一部を変更し、事業目的を建設工事の企画、設計、監理、請負及びコンサルティング業務等に明確化するとともに所要の変更追加。

1975年3月

淺沼建物株式会社を設立。(現・連結子会社)

1981年3月

東京支店を東京本店に改称。

1983年4月

横浜支店を設置。

1989年2月

定款の一部を変更し、決算期を11月30日から3月31日に、事業目的に健康・医療施設、スポーツ施設、レジャー施設及び教育研修施設の保有並びに経営等を変更追加。

1992年1月

札幌支店を北海道支店に、仙台支店を東北支店に、また福岡支店を九州支店にそれぞれ改称。

1995年4月

神戸支店を設置。

2002年6月

定款の一部を変更し、事業目的に損害保険代理業及び生命保険の募集に関する業務を追加。

2002年12月

建設業法による国土交通大臣許可(特-14)第2438号を取得。(以後5年ごとに更新)

2002年12月

宅地建物取引業法による国土交通大臣免許(10)第1730号を取得。(以後5年ごとに更新)

2003年6月

定款の一部を変更し、事業目的に環境整備に関する事業並びにこれらに関する企画、設計、監理、請負及びコンサルティング業務を追加、さらに廃棄物・建設副産物の収集、運搬、処理、再利用、環境汚染物質の除去並びにこれらに関する調査、企画、設計、監理及びコンサルティング業務を追加。

2004年1月

長泉ハイトラスト株式会社を設立。(現・持分法適用関連会社)

2004年4月

北関東支店を設置。

2004年6月

定款の一部を変更し、事業目的に庁舎、医療・社会福祉施設、教育・研究施設、廃棄物処理施設、道路、鉄道、港湾、空港、上下水道その他の公共施設及びこれらに準ずる施設の企画、設計、監理、施工、保有、賃貸、譲渡、維持管理及び運営を追加。

2007年4月

宇都宮郷の森斎場株式会社を設立。(現・連結子会社)

2013年3月

株式会社奈良万葉カンツリ倶楽部の全株式を譲渡。

2013年6月

定款の一部を変更し、事業目的に医療機器販売及び太陽光発電事業を追加。

2014年6月

定款の一部を変更し、事業目的にマンション管理業及びマンション管理に関するコンサルティング事業を追加。

2016年2月

桜井給食ファシリティーズ株式会社を設立。(現・連結子会社)

2016年4月

小田原斎場PFI株式会社を設立。(現・連結子会社)

2016年12月

北関東支店をさいたま支店に改称。

2018年10月

SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTD.を株式取得により子会社化。

2021年6月

THAI ASANUMA HOLDINGS CO.,LTD.を設立。

2021年7月

THAI ASANUMA CONSTRUCTION CO.,LTD.を設立。

2022年1月

EVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD.を株式取得により子会社化。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部から新市場区分「プライム市場」へ移行。

事業内容

淺沼組は、建築、土木、不動産関連事業など幅広い分野で事業を展開している総合建設業の企業です。同社は、自社および子会社9社、関連会社1社で構成されており、国内外で多岐にわたるサービスを提供しています。

建築および土木セグメントでは、総合建設業としての役割を担っています。具体的には、新築やリノベーション、インフラ整備など、幅広い建設プロジェクトを手掛けています。

関連会社を通じて、淺沼組は東南アジア地区での建物塗装・修繕工事(SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTD.)、増改築建設工事や電気・設備工事(EVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD.)、タイ王国での高速道路や橋梁等のメンテナンス事業(THAI ASANUMA CONSTRUCTION CO.,LTD.)など、地域特化型のサービスを展開しています。

その他の事業として、不動産関連事業も手がけており、損害保険の代理業務や生命保険の募集業務(淺沼建物㈱)、アジア・オセアニア地区での不動産事業(ASANUMA CONSTRUCTION LTD., INTERNATIONAL)、一般廃棄物最終処分場の運営(長泉ハイトラスト㈱)など、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

また、公共施設の建設や運営、維持管理を民間の資金や技術を活用して行うPFI事業にも注力しており、小田原斎場PFI㈱や宇都宮郷の森斎場㈱などがその例です。これらの事業を通じて、淺沼組は社会インフラの充実に貢献しています。

経営方針

淺沼組は、創業理念である「和の精神」、「誠意・熱意・創意」を基盤に、社会の安全・安心・快適の増進に寄与することを目指しています。同社は、変化する社会や顧客ニーズに柔軟に対応し、技術力、知力、感性を磨きながら、公正で堅実な経営を通じて持続的な発展を目指しています。中期3ヵ年計画では、ASEAN地域でのリニューアル関連事業の強化、国内でのリニューアルブランド『ReQuality』の推進、環境技術の開発などに取り組んでいます。

また、エコフレンドリーASANUMA21のもと、CO2削減目標の設定やサステナビリティ活動の推進に努めています。これには、スコープ1・2のCO2排出量削減だけでなく、スコープ3の排出量削減目標の設定も含まれます。同社は、サステナビリティ推進委員会を通じて、環境問題解決、社会課題解決、コーポレートガバナンスの強化に取り組んでいます。

さらに、DX推進委員会では、ICTを活用した生産性向上を目指し、様々な課題への取り組みを推進しています。これらの取り組みは、淺沼組が外部環境の変化に果敢に挑戦し、独自性を発揮し続ける企業を目指す長期ビジョンに基づいています。同社は、国内外で多岐にわたるサービスを提供し、社会インフラの充実に貢献しているとともに、持続可能な社会の実現と企業の持続的な成長を目指しています。