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- サンユー建設
サンユー建設JP:1841
沿革
1950年7月 |
株式会社堀工務店設立、本店は東京都渋谷区 |
1963年6月 |
株式を店頭登録 |
1967年6月 |
サンユー建設株式会社に商号変更 |
1970年1月 |
営業目的に不動産の売買・仲介及び賃貸借及び管理を追加 |
1971年5月 |
東京都大田区に本店を移転 |
1973年11月 |
営業目的に金属製品製造業を追加 |
1974年1月 |
埼玉県上尾市に金属製品工場及び埼玉営業所を開設 |
1999年12月 |
営業目的に損害保険代理業を追加 |
2001年12月 |
営業目的に学習塾、カルチャー教室等のコンサルティング及び経営を追加 |
2002年7月 |
子会社サンユーエステート株式会社を設立 |
2002年8月 |
埼玉県北足立郡伊奈町に金属製品工場及び埼玉営業所を移転 |
2002年12月 |
営業目的にエレベーターの製造、販売並びに据付工事を追加 |
2003年4月 |
本社ビル竣工 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(大阪証券取引所 JASDAQ(スタンダード))に株式を上場 |
2005年12月 |
提出会社の決算期変更(決算日を9月30日より3月31日に変更) |
2007年6月 |
営業目的にホテル、旅館の経営を追加 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2018年4月 |
行方建設株式会社の株式を取得したことにより同社を連結対象として連結決算開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行 |
事業内容
サンユー建設は、建築事業、不動産事業、金属製品事業、ホテル事業の4つの主要な事業セグメントを持つ企業グループです。建築事業では、国土交通大臣から特定建設業の許可を受け、総合請負業を含む関連事業を展開しています。また、同社の子会社である行方建設㈱は、型枠大工工事業を手がけています。
不動産事業では、宅地建物取引業者として東京都知事の許可を受け、不動産の売買・仲介・賃貸などを行っており、同社所有の不動産管理はサンユーエステート㈱に委託されています。金属製品事業では、金属打抜や板金、消防用機械器具(避難用ハッチ・梯子)、エレベーターの製造・販売を行っています。
ホテル事業においては、東京都に簡易宿泊所、静岡県に旅館、神奈川県にホテルを所有し、宿泊業を営んでいます。これらの事業を通じて、サンユー建設グループは多角的なビジネスを展開しており、各セグメントは企業の収益に貢献しています。
子会社には、行方建設㈱の他にサンユーエステート㈱があり、後者は不動産事業のほか、建築工事業、広告代理店業、損害保険代理業などを手がけています。また、㈱中央造園設計事務所は、造園の計画設計や監理、環境調査、測量、土質地質調査などを行っています。これらの子会社もサンユー建設グループの事業の多様性と強みを支えています。
経営方針
サンユー建設は、建築、不動産、金属製品、ホテルの4つの主要事業を展開する企業グループです。同社は、全社員の創意・熱意・誠意を結集し、社会の満足を得る「まちづくり」に貢献することを経営方針としています。この方針の下、お客様の要望と最新技術の融合、株主様重視の経営、社員重視の経営、人材育成、自ら考え行動する社風の構築を推進しています。
経営戦略としては、土地の有効利用、リニューアルや個人住宅への営業強化、販売用不動産の新規開拓、自社賃貸用不動産の使途や新規顧客の確保、金属製品部門での新規顧客確保、新規事業への挑戦を挙げています。これらの戦略を通じて、顧客ニーズに対応した事業展開を図ることを目指しています。
経営上の目標としては、「売上高90億円、経常利益7億円」を継続的な経営指標として掲げ、安定配当の維持と財務基盤の強化を目指しています。また、建築事業の品質向上と収益力強化、不動産事業での建物・宅地分譲の安定供給、金属製品事業での製品開発と利益体質の確立、ホテル事業での安定したサービス提供と利益体質の確保を優先的に対処すべき課題としています。
サンユー建設は、これらの戦略と目標を具体化するために、類似施工物件のデータを活用した競争力の向上、宅地分譲用地の積極的な情報収集、金属製品の新製品開発への挑戦、各ホテルの特徴を生かしたサービス提供と集客などの取り組みを進めています。これらの取り組みを通じて、サンユー建設は持続可能な成長を目指しています。