ナカノフドー建設JP:1827

時価総額
¥213.2億
PER
10.5倍
建設業、不動産賃貸業、太陽光・風力発電事業、保険代理業、PFI事業を展開。

沿革

昭和8年2月

大島義愛が事業を継承し、「中野組大島事務所」として独立した。

昭和17年12月

「株式会社中野組」に組織を変更し、今日の当社の基盤を築いた。

昭和37年9月

株式の公開を図り、東京証券取引所市場第二部に上場した。

昭和42年2月

営業基盤の充実を図るべく、仙台営業所を東北支店、大阪営業所を大阪支店にそれぞれ改組した。

昭和43年6月

経営の多角化と業容の拡大を期し不動産事業に進出した。

昭和47年9月

東京証券取引所市場第一部に指定された。

昭和49年6月

海外事業部を新設し、アメリカに子会社 ナカノインターナショナルCORP.(平成28年3月清算結了)を設立した。

昭和50年11月

シンガポールに子会社(現 ナカノシンガポール(PTE.)LTD.)を設立した。

昭和60年9月

インドネシアに子会社(現 PT.インドナカノ)を設立した。

昭和63年8月

タイに子会社 タイナカノCO.,LTD.を設立した。

平成3年6月

マレーシアに子会社(現 ナカノコンストラクションSDN.BHD.)を設立した。

平成3年7月

商号を「株式会社中野組」から「株式会社ナカノコーポレーション」へ変更した。

平成6年6月

ベトナムにおいて、駐在員事務所(平成29年11月閉鎖)を開設した。

平成10年4月

東京、東京西、東北及び大阪の四支店を支社に改組した。

平成11年10月

企業体質の強化、業績の安定向上を図るため、大島興業株式会社を吸収合併した。

平成13年5月

東京支社、東京西支社の工事部、施工技術部及び調達部を統合し、東京建築センターを新設した。

平成14年4月

東京支社と東京西支社を統合し、名称を東京支社とした。

平成16年3月

事業基盤の拡充と建築事業の強化を図るため、不動建設株式会社の建築事業の営業を譲り受けた。

平成16年4月

商号を「株式会社ナカノコーポレーション」から「株式会社ナカノフドー建設」へ変更した。

名古屋、九州の二支店を支社に改組した。

大阪建築センターを新設した。

平成17年4月

リニューアルセンターを新設した。

平成17年5月

台東営業所を台東支店に改組した。

平成17年6月

北海道営業所を北海道支店に改組した。

平成18年4月

首都圏支社を新設した。

青森営業所、八戸営業所、盛岡営業所を統合し、北東北支店に改組した。

平成19年4月

国内建設事業本部、海外事業本部を新設した。

首都圏支社、東京支社、リニューアルセンター及び東京建築センターを統合し、
東京本店に改組した。

大阪支社、大阪建築センターを統合し、大阪支社に改組した。

茨城営業所を茨城支店(平成31年4月廃止)に改組した。

平成24年12月

ベトナムに子会社 ナカノベトナムCO.,LTD.を設立した。

令和3年4月

国内建設事業本部を営業本部及び技術本部に改組した。

令和4年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行した。

令和5年3月

株式会社トライネットホールディングスの株式を取得し、同社及びそのグループ子会社を子会社化した。

事業内容

ナカノフドー建設は、建設事業と不動産事業を主軸に展開している企業グループです。日本国内および東南アジアでの事業活動を通じ、総合建設業を営んでいます。具体的には、日本ではナカノフドー建設自体と連結子会社7社、関連会社3社が建設業に従事しています。また、東南アジアではナカノシンガポール(PTE.)LTD.を含む4社が建設業を展開しています。

不動産事業においても、日本国内ではナカノフドー建設と連結子会社である㈱NFエージェンシー他2社が主に不動産賃貸業を手掛けています。東南アジアでは、ナカノコンストラクションSDN.BHD.が不動産賃貸業を営んでいます。

さらに、ナカノフドー建設はその他の事業として、太陽光発電事業や風力発電事業にも取り組んでおり、令和4年12月からは風力発電事業を開始しています。また、連結子会社の㈱NFエージェンシーは保険代理業を、関連会社2社はPFI事業等を行っています。

このように、ナカノフドー建設グループは、建設と不動産を核としつつ、エネルギーや保険代理業など多岐にわたる事業を展開しており、日本国内外で幅広いサービスを提供しています。

経営方針

ナカノフドー建設は、経営の基本方針として「誠意と熱意と創意の三意を以てお客様の信頼に応え、社業の発展を通して社会に貢献する」を掲げています。同社は、経営環境の変化に適応し、持続的成長を目指すために、技術力の強化を中心とする経営基盤の改革を推進しています。中期経営計画「中計83」では、ワークエンゲイジメントの向上、技術力の向上、成長分野への集中的な投資を基本方針としています。

具体的な取り組みとして、人財育成と働き方改革の推進、カーボンニュートラル対応技術の強化、再生可能エネルギー事業の拡大と子会社化した企業との連携強化が挙げられます。これらの施策を通じて、ナカノフドー建設は企業価値の向上と安定的な成長を目指しています。

ナカノフドー建設は、建設事業と不動産事業を主軸に、太陽光発電や風力発電などのエネルギー事業にも取り組んでおり、日本国内外で幅広いサービスを提供しています。同社の中期経営計画は、技術力の向上と社会貢献を通じて、持続可能な成長を目指すことに重点を置いています。