レジルJP:176A

時価総額
¥270億
PER
13.6倍
マンション向け一括受電サービス、脱炭素化支援、電力供給、エネルギー企業のDX支援を展開。

沿革

1993-09当社創業者である中村誠司氏が、大阪府東大阪市においてコスト削減コンサルティング等の事業を営むため、メリックスを個人創業
1994-11有限会社メリックス(当社)を設立
1995-08株式会社メリックスに改組
1999-10中村誠司氏が、マンション一括受電サービス等の事業を行うため、(旧)中央電力株式会社を設立
2004-10(旧)中央電力株式会社において、マンション一括受電サービス(分散型エネルギー事業)を開始
2005-02(旧)中央電力株式会社を吸収合併、商号を中央電力株式会社に変更
2007-05建設業許可取得
2012-06中村誠司氏が、電気設備関連工事等を行うことを目的として、株式会社merixを設立(設立時、中村誠司氏の資産管理会社である株式会社mekki(現:Team Energy Sustainable株式会社)が同社株式100%を保有)
2012-07中村誠司氏が、地熱発電の開発事業等を行なうため、中央電力ふるさと熱電株式会社を設立
2013-11中村誠司氏が、電力調達及び販売を行うため、中央電力エナジー株式会社を設立
同社が小売電気事業者登録
2014-10関西電力株式会社と資本業務提携
2016-04グループ経営強化を目的として、中央電力ソリューション株式会社及び中央電力エナジー株式会社を子会社化(2社ともに現連結子会社)
2016-10小売電気事業者登録
電力小売サービス(グリーンエネルギー事業)を開始
2017-04ガスの販売代理業務開始
2018-05ガス小売事業者登録
2019-09将来的な再生可能エネルギー電源の利用等を目的として、中央電力ふるさと熱電株式会社
(現:ふるさと熱電株式会社)の株式20%を取得(同社に対する貸付金を出資に切替)し関連会社化
2020-11本店所在地を東京都港区に変更
2021-01DX支援サービスを行う中央電力DX株式会社設立
2021-07保安業務の強化を図るため、株式会社中央電力保安協会(中央電力ソリューション株式会社100%子会社)を設立
2021-10自己託送支援サービス等の事業展開のため、三菱HCキャピタル株式会社との合弁により合同会社リネッツを設立(当社出資65%)
2021-12本店所在地を東京都千代田区に変更
2022-01ふるさと熱電株式会社の一部株式持分を譲渡(当社関連会社より除外)
2022-03東北電力株式会社と資本業務提携
2022-04グループ経営の効率化を図るため、当社が中央電力DX株式会社を、中央電力ソリューション株式会社が株式会社中央電力保安協会を、それぞれ吸収合併
2023-09レジル株式会社へ商号変更
2023-12合同会社リネッツの当社出資持分全てを三菱HCキャピタル株式会社に譲渡(当社連結子会社より除外)外部顧客向けの自己託送支援サービスを停止

事業内容

レジルグループは、分散型エネルギー事業、グリーンエネルギー事業、およびエネルギーDX事業の3つの主要な事業セグメントを展開しています。分散型エネルギー事業では、マンション向けに「マンション一括受電サービス」を提供し、高圧電力を低圧電力に変換して各世帯や共用部分へ供給しています。このサービスは、初期投資不要で長期契約に基づくストックビジネスモデルを採用し、安定収益を確保しています。また、「マンション防災サービス」を通じて、災害時にも電力供給が可能な体制を整えています。

グリーンエネルギー事業では、再生可能エネルギーを中心とした電力小売サービスを提供し、中小企業を主な顧客としています。この事業では、固定型料金プランと市場価格連動型料金プランを設定し、顧客のニーズに応じた電力供給を行っています。また、非化石証書を用いて全量を再生可能エネルギーとする方針を掲げています。

エネルギーDX事業では、エネルギー業界の事業者向けに業務受託サービスを提供しています。電気保安管理サービスとDX支援サービスを展開し、顧客企業の業務効率化や改善をサポートしています。これらのサービスは、レジルグループの業務運営を通じて構築した業務オペレーションやシステムツールを活用し、BPaaS形態で提供されています。

レジルグループは、これらの事業を通じて、エネルギー供給の効率化、脱炭素化支援、およびエネルギー業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

経営方針

レジルグループは、社会課題への対応として、気候変動問題への取り組みやカーボンニュートラル社会の実現を目指し、分散型エネルギー事業、グリーンエネルギー事業、エネルギーDX事業の3つの事業セグメントを展開しています。同社は、これらの事業を通じて、安定的かつ安価で脱炭素効果の高いエネルギーの供給を目指しています。

分散型エネルギー事業では、マンション一括受電サービスを提供し、長期安定収益の獲得を目指しています。また、マンション防災サービスを通じて、災害時の電力供給体制を強化しています。グリーンエネルギー事業では、再生可能エネルギーを中心とした電力小売サービスを提供し、2030年までに顧客への電力供給における再生可能エネルギー比率を100%とする目標を掲げています。

エネルギーDX事業では、電気保安管理サービスとDX支援サービスを展開し、エネルギー業界のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。これらのサービスは、レジルグループの業務運営を通じて構築したノウハウやシステムを活用し、業界における独自のバリューチェーンの構築と拡大を目指しています。

レジルグループは、これらの事業活動を通じて、エネルギー供給の効率化、脱炭素化支援、およびエネルギー業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、社会課題の解決に貢献することを目指しています。