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オーテックJP:1736
沿革
1948年7月 |
バルブ・鉄管継手等の建設用配管材料の販売を目的として、資本金1,000千円にて東京都中央区西八丁堀に大石商事株式会社を設立 |
1951年2月 |
バルブ製造会社として、東京都品川区西品川に関連会社大和バルブ工業株式会社を設立 |
1952年4月 |
北海道札幌市北十六条に札幌出張所(現 札幌支店)を開設 |
1960年4月 |
大阪府大阪市西区新町に大阪出張所(現 大阪支店)を開設 計装部を設置し、空調自動制御機器の販売及びこれに伴う工事に進出 |
1961年4月 |
山武ハネウェル株式会社(現 アズビル株式会社)の空調制御事業部と特約店契約を結ぶ |
1966年4月 |
山武ハネウェル株式会社(現 アズビル株式会社)の機器制御事業部と取扱店契約を結ぶ |
1972年4月 |
東京都中央区八丁堀に東京支店を開設(本社営業部と分離し、東京支店として開設) |
1973年5月 |
東京都中央区月島に東京支店配送センターを開設 |
1974年4月 |
北海道札幌市西区二十四軒に札幌支店計装分室(現 北海道支店)を開設 |
1975年4月 |
群馬県高崎市貝沢町に前橋出張所(現 北関東支店)を開設 |
1976年6月 |
道東地区の販売拠点として、北海道帯広市東八条に子会社道東大石商事株式会社を設立 |
1977年3月 |
福岡県の販売拠点として、福岡県福岡市博多区美野島に関連会社九州大石商事株式会社を設立 |
1977年7月 |
東京都江東区越中島に本社を移転 |
1978年7月 |
本店計装課、名古屋支店計装課、仙台支店計装課(現 環境システム事業部東京支店、中部支店、東北支店)をそれぞれ計装営業所に昇格 |
1980年10月 |
工事の下請会社として、北海道札幌市西区発寒に子会社株式会社システム計装を設立 |
1982年6月 |
茨城県新治郡桜村に筑波出張所(現 東関東支店)を開設 |
1983年10月 |
山武ハネウェル株式会社(現 アズビル株式会社)のプロセス制御事業部と特約店契約を結ぶ |
1986年10月 |
東京都江東区東陽に本社を移転 |
1988年9月 |
神奈川計装営業所(現 横浜支店)を開設 |
1989年4月 |
商号を株式会社オーテックに変更 |
1991年3月 |
東京都江東区富岡に本社を移転 |
1991年8月 |
大和バルブ工業株式会社を株式会社大和バルブに商号変更 |
1993年9月 |
東京都江東区東陽に本社を移転 |
1998年4月 |
道東大石商事株式会社を株式会社道東オーテックに商号変更 |
2000年3月 |
九州大石商事株式会社を株式会社九州オーテックに商号変更 |
2000年4月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2001年12月 |
品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001を取得 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年10月 |
株式会社チュートクの株式を取得し子会社化 |
2008年7月 |
株式会社システム計装を株式会社オーテックサービス北海道に商号変更 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2010年7月 |
株式会社チュートクを株式会社オーテック環境に商号変更 |
2011年5月 |
単元株式数を1,000株から100株に変更 |
2012年1月 |
株式会社九州オーテックの株式を追加取得し子会社化 |
2012年4月 |
工事の下請会社として、群馬県高崎市東貝沢町に子会社株式会社オーテックサービス北関東を設立 |
2013年2月 |
株式会社三雄商会の株式を取得し子会社化 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2015年4月 |
工事の下請会社として、宮城県仙台市青葉区柏木に子会社株式会社オーテックサービス東北を設立 |
2016年8月 |
フルノ電気工業株式会社の株式を取得し子会社化 |
2021年3月 |
株式会社インターセントラルの株式を取得し子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
オーテック及びそのグループ会社は、主に二つの事業セグメントに分かれています。一つ目は環境システム事業で、これには自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計、施工、メンテナンス(保守)並びに自動制御機器及び環境関連機器の販売が含まれます。このセグメントでは、オーテック自身のほか、フルノ電気工業、道東オーテック、インターセントラルなどの連結子会社が施工を担当し、一部の工事はオーテックサービス北海道、三雄商会、オーテックサービス東北、オーテックサービス北関東などに外注されています。
二つ目のセグメントは管工機材事業で、衛生陶器、住設機器、冷暖房機器、産業機器、継手、バルブ及び鋼管の販売を行っています。オーテックは衛生陶器や住設機器を仕入れ、販売する一方で、冷暖房機器はインターセントラルが製造・販売し、オーテックはこれを仕入れて販売しています。継手、バルブ、鋼管に関しては、大和バルブやJFE継手(2023年5月9日より日本継手に社名変更)から仕入れて販売。また、産業機器はオーテック環境が仕入れ、販売しています。
これらの事業活動を通じて、オーテックグループは幅広い製品とサービスを提供し、建設から環境管理に至るまで多岐にわたるニーズに応えています。
経営方針
オーテック及びそのグループ会社は、建築物の自動制御システムの設計・施工・メンテナンス、建設設備関連の管工機材及び環境関連機器の販売を通じて、社会に貢献することを基本理念としています。同社は、信頼、進取、創意の三つの経営理念のもと、ステークホルダーの期待に応えるための経営努力を続けています。技術力の向上と販売体制の継続的改善を図ることで、顧客が要求する製品の品質を確実に実現し、社会に貢献していく方針です。
2022年度から2024年度にかけての第3次中期経営計画では、経営基盤の充実、事業基盤の成長、エンゲージメントの向上を基本方針として掲げています。この計画には、SDGsへの取り組みを含め、持続的成長と企業価値の向上が目指されています。具体的な戦略として、環境システム事業では放射空調システムの事業協業展開、ソリューション事業の強化・発展、地域連携プロジェクト体制の構築を、管工機材事業では新規ビジネスへの展開と環境配慮型商品の拡販を推進しています。
経営上の目標達成状況を判断するため、オーテックは収益性と資本効率の向上を目指し、連結売上高、連結営業利益、連結自己資本利益率を経営数値目標として設定しています。2024年度の計画値は、連結売上高300億円、連結営業利益30億円、連結自己資本利益率8.0%以上を目指しています。
オーテックグループは、環境システム事業と管工機材事業の二つのセグメントを通じて、建設から環境管理に至るまで幅広い製品とサービスを提供し、多岐にわたるニーズに応えています。同社は、これらの事業活動を基盤として、中期経営計画の目標達成に向けて取り組んでいます。