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美樹工業JP:1718
沿革
1952年10月 |
兵庫県姫路市に建築請負業として三木組を創業 |
1955年3月 |
建設業許可登録(兵庫県知事登録(は)第3581号) |
1956年10月 |
大阪ガス株式会社の指定工事会社となる |
1962年1月 |
兵庫県姫路市に美樹建設株式会社(資本金3,000千円 現美樹工業株式会社)及び美樹設備工業株式会社(資本金1,000千円)を設立 |
1970年9月 |
兵庫県姫路市にハイデッキ株式会社(資本金8,800千円)を設立 |
1971年1月 |
美樹建設株式会社、美樹設備工業株式会社を合併し、商号を美樹工業株式会社とする(資本金9,000千円) |
1972年3月 |
兵庫県姫路市に積水化学工業株式会社の代理店として、はりまハウジング株式会社(資本金10,000千円、現セキスイハイム山陽株式会社)を設立 |
1972年4月 |
兵庫県明石市に神戸美樹工業株式会社を設立(資本金8,000千円) |
1973年3月 |
兵庫県明石市に神戸営業所(現神戸支店)を開設(1999年8月に神戸市須磨区に移転、2008年1月に神戸市中央区(現在地)に移転) |
1982年6月 |
一級建築士事務所登録(兵庫県知事登録(57姫1)第18号) |
1982年9月 |
宅地建物取引業による宅地建物取引業者免許を取得(兵庫県知事(1)第450223号) |
1986年12月 |
有限会社野田商会(現三樹エンジニアリング株式会社)を買収 |
1988年3月 |
大阪市南区(現中央区)に大阪支店を開設(2007年4月に大阪市中央区に移転) |
1988年8月 |
建設大臣許可(般・特-63)第13346号を取得 |
1995年4月 |
神戸美樹工業株式会社を吸収合併 |
1999年5月 |
ISO9001・9002の認証を取得 |
1999年6月 |
協和工業株式会社の営業権取得 |
1999年8月 |
神戸市東灘区に御影営業所(神戸東支店)を開設(2008年6月に神戸支店に移転・統合) |
1999年12月 |
兵庫県三木市に三木営業所を開設 |
2001年4月 |
兵庫県姫路市にセキスイハイム山陽株式会社の100%子会社として、セキスイファミエス山陽株式会社(資本金10,000千円)を設立 |
2002年4月 |
セキスイハイム山陽株式会社において「セキスイツーユーホーム」の販売権を取得 |
2003年10月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場 |
2005年1月 |
兵庫県姫路市にセキスイハイム山陽株式会社の100%子会社として、株式会社山陽リアルエステート(資本金10,000千円)を設立 |
2008年10月 |
セキスイファミエス山陽株式会社の商号を株式会社リブライフ兵庫に変更 |
2008年10月 |
株式会社山陽リアルエステートの商号を株式会社リブライフに変更 |
2009年1月 |
株式会社リブライフが株式会社リブライフ兵庫を吸収合併 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2011年6月 |
株式会社リブライフの株式30%を取得 |
2012年7月 |
茨城県つくば市に「美樹工業つくばメガソーラー発電所」を新設 |
2013年6月 |
兵庫県加西市に「美樹工業加西第一・第二メガソーラー発電所」を新設 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2013年7月 |
茨城県つくば市に「美樹工業つくば白水湖メガソーラー発電所」を新設 |
2014年10月 |
三木営業所を兵庫県小野市に移転し北播磨営業所に名称変更 |
2016年1月 |
下村建設株式会社より建設事業を譲受 |
2016年4月 |
大阪支店を大阪市西区に移転 |
2017年9月 |
大阪支店を大阪市中央区に移転 |
2021年5月 |
兵庫県姫路市に新社屋完成本店移転 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022年12月 |
東京都品川区に東京支店を開設 |
事業内容
美樹工業は、総合建設業を主軸に、建設工事、設備工事、住宅建築・販売、不動産賃貸など幅広い事業を展開しています。同社とそのグループ企業は、公共施設や商業施設、マンション、事務所、倉庫の建築工事から、河川や公園、下水道、道路建設、舗装工事、宅地造成工事に至るまで、多岐にわたる土木工事を手掛けています。また、都市ガス導管の敷設や道路保全、維持管理などの特殊な工事も行っており、ガス導管敷設に関連する道路舗装工事やマンホール鉄蓋の修繕工事にも対応しています。
設備事業では、ガス配管工事やガス温水冷暖房システムの設置、給排水衛生空調設備工事を提供しており、大型施設から戸建住宅まで幅広いニーズに応えています。連結子会社の三樹エンジニアリングでは、ガス機器の販売と施工を行っています。
住宅事業では、連結子会社セキスイハイム山陽が積水化学工業のユニット住宅「セキスイハイム」と「セキスイツーユーホーム」の建築・販売及びリフォームを手掛けています。また、㈱リブライフでは戸建住宅の建築・販売を行っています。
不動産賃貸事業では、美樹工業と㈱リブライフが不動産物件の賃貸及び管理を、セキスイハイム山陽が不動産賃貸を提供しています。
その他事業として、太陽光発電事業や損害保険代理店業務、飲食事業の経営、鋼板加工なども手掛けており、多角的な事業展開を図っています。
経営方針
美樹工業は、総合建設業を軸に多岐にわたる事業を展開しており、その成長戦略は収益力の向上、人材の確保と育成、企業価値の向上、財務体質の強化を柱としています。同社は「信用第一」を経営理念に掲げ、顧客満足度の向上や地域社会への貢献を通じて、社内外からの信用を高めることを基本方針としています。
収益力の向上に向けては、原価率の低減と経営の合理化を進めています。公共工事の受注競争が激化する中、原価率の目標設定とその分析を毎月の経営会議で行い、事業統合による経費削減を図っています。人材の確保と育成では、事業の安定化と拡大のために、専門的スキルとマネジメント力を兼ね備えた人材を継続的に確保し、教育研修に力を入れています。
企業価値の向上には、環境保護への取り組みと顧客満足度の向上が重要です。環境保護に関しては、事業活動全般にわたって環境保護のための業務を実施し、技術力の向上を通じて工事品質を高め、顧客ニーズに応えます。財務体質の改善では、安定した収益の確保と有利子負債の削減に努め、自己資本の充実を図っています。
経営環境の不透明さの中、美樹工業は売上高経常利益率を重要な経営指標とし、グループ全体で5.0%以上、個別で6.0%以上の達成を目指しています。これらの戦略を通じて、同社は持続可能な成長を目指しています。