SDSホールディングスJP:1711

時価総額
¥55.2億
PER
省エネルギーソリューション、不動産販売・コンサルティング、設備導入・設計・施工、リノベーション・資産運用コンサルティングを展開。

沿革

1986年6月

省エネルギー事業を目的として東京都港区に株式会社省電舎を設立。エネルギー使用量削減保証型省エネルギー事業に取り組む。

1997年2月

財団法人省エネルギーセンター「エスコ事業導入研究会」に参加。

1998年6月

自社開発製品「エコステップ」(CPU3段調光蛍光灯用電子安定器)の発売開始。

2001年4月

「ESCO推進協議会」に正会員として入会。

2001年5月

特定建設業(電気工事業)許可取得。

2002年12月

エスコ事業のエネルギー削減提案能力を拡大(節水)。

2003年1月

特定建設業(管工事業)許可取得。

2003年2月

大阪府大阪市に大阪オフィスを開設。

2003年6月

一級建築士事務所登録。

2003年12月

米国 FALCON WATERFREE TECHNOLOGIES,LLC と国内販売代理店契約を締結し、エスコ事業者について独占販売権取得。

2004年2月

エスコ事業のエネルギー削減提案能力を拡大(小型水力発電システム)。

2004年12月

東京証券取引所(マザーズ市場)に上場。

2005年6月

東京都地球温暖化対策ビジネス事業者登録(登録番号 EB-051001)。

2005年12月

総合的な環境ソリューションの提供を目的として、ファシリティ マネジメント事業を展開するファシリティ パートナーズ株式会社(旧商号 株式会社東京サポート社)を完全子会社化。

2005年12月

環境コンサルティング機能の強化を目的として、株式会社リサイクルワンと業務提携。

2006年7月

東京都中央区に東京オフィス開設。

2006年12月

本店所在地を東京都中央区に移転。

2007年5月

米国グアムにグアム支店設立。

2008年6月

株式会社エネルギーアドバンスとの業務提携に関する契約を締結。

2009年3月

ファシリティ パートナーズ株式会社株式の全部を譲渡。

2009年5月

三菱商事株式会社との業務提携に関する契約を締結。

2009年6月

本店所在地を東京都港区に移転。

2011年12月

再生可能エネルギー事業を推進するため、100%子会社ドライ・イー株式会社を設立。

2014年12月

インドネシアにおけるパームヤシ殻(Palm Kernel Shell:PKS)事業を推進するため、子会社 PT.SDS ENERGY INDONESIAを設立。

2015年8月

東京証券取引所 市場2部 に市場変更。

2016年10月

株式交換により株式会社エールを完全子会社化。これにより株式会社エールの子会社である株式会社エールケンフォーを連結子会社化。

2017年6月

商号を「株式会社省電舎ホールディングス」に改称

2019年10月

株式会社エール株式の全部を譲渡したことにより株式会社エールと同社保有の株式会社エールケンフォーが連結子会社より除外。

2021年8月

商号を「株式会社SDSホールディングス」に改称

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行。

2022年4月

株式会社イエローキャピタルオーケストラの株式を取得し子会社化

事業内容

SDSホールディングス及びその子会社2社は、省エネルギー事業と不動産事業を中心に展開しています。同社は、顧客企業に対してエネルギー・ソリューション・サービスを提供し、省エネルギーの推進を図っています。また、不動産に関連する販売やコンサルティング業務も手がけており、幅広いニーズに応える事業構造を有しています。

子会社の一つである株式会社省電舎は、省エネルギー関連の設備導入から企画、設計、販売、施工、そしてコンサルティングまで一貫して提供しています。これにより、顧客の省エネルギー化をトータルでサポートしています。

もう一つの子会社、株式会社イエローキャピタルオーケストラは、リノベーション事業を中心に展開しています。リノベーション後の物件販売や資産運用に関するコンサルティング、宅地建物取引業、不動産の分譲、売買、賃貸及び管理、そしてそれらの仲介やコンサルティング業務を行っており、不動産市場における多角的なサービスを提供しています。

SDSホールディングスグループは、これらの事業を通じて、エネルギー効率の向上と不動産価値の最大化を目指しています。

経営方針

SDSホールディングスは、コーポレート・ガバナンスの充実、財務基盤の強化、低コスト体制の徹底、人材の確保・育成、そして事業基盤の強化を中心に、成長戦略を推進しています。同社は、企業価値の向上と株主利益の最大化を目指し、独立役員を選任することで経営監視を強化しています。また、長年にわたる事業赤字の克服と財務基盤の強化のため、新株発行による増資を計画しています。

低コスト体制の徹底にも注力し、競争力のある事業運営を目指しています。さらに、優秀な人材の確保と育成に力を入れ、社員のスキル向上と技術的問題の解決能力を高めています。事業基盤の強化においては、技術進歩への対応と顧客層の拡大を目指し、パートナー企業との連携を深め、事業協力を積極的に進めています。

これらの戦略は、SDSホールディングスが展開する省エネルギー事業と不動産事業の成長を支えるものです。省エネルギーソリューションの提供や不動産関連サービスを通じて、エネルギー効率の向上と不動産価値の最大化を図り、持続可能な成長を目指しています。同社グループは、これらの成長戦略を基に、企業体質の健全性を高め、業容拡大と収益力の強化を推進していく方針です。