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キャンディルJP:1446
沿革
2014年8月 |
東京都千代田区に株式会社BHを設立 |
2014年9月 |
旧株式会社バーンホールディングスを子会社化 |
2015年4月 |
旧株式会社バーンホールディングスを吸収合併し、株式会社バーンホールディングスに社名変更 |
2015年4月 |
東京都新宿区北山伏町に本店移転 |
2015年4月 |
林晃生が代表取締役に就任 |
2015年11月 |
レイオンコンサルティング株式会社を子会社化 |
2016年10月 |
株式会社キャンディルに社名変更 |
2018年7月 |
東京証券取引所新興企業市場(マザーズ)に上場 |
2019年12月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え |
2020年11月 |
子会社として株式会社キャンディルパートナーズを設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場に移行 |
1995年8月 |
林晃生が旧株式会社バーンリペアを設立 |
1996年1月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都中野区鷺宮一丁目6番1号に本店移転 |
1996年9月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都中野区鷺宮一丁目31番9号に本店移転 |
1999年2月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都中野区鷺宮二丁目2番6号に本店移転 |
2000年9月 |
旧株式会社バーンリペアが株式会社バーン・リペアから営業譲受 |
2001年3月 |
旧株式会社バーンリペアが中野区鷺宮に有限会社ハウスケアを設立 |
2002年12月 |
旧株式会社バーンリペアが株式会社東陽トレーディング(現株式会社キャンディルデザイン)を子会社化 |
2003年4月 |
旧株式会社バーンリペアが有限会社ハウスケアを清算 |
2003年12月 |
旧株式会社バーンリペアが株式会社ニッケンを子会社化 |
2005年1月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都新宿区西新宿に本店移転 |
2008年7月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都新宿区西新宿に株式会社ケーエスエム(現株式会社キャンディルテクト)を設立 |
2008年11月 |
旧株式会社バーンリペアが株式会社ニッケンを清算 |
2008年12月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都新宿区北山伏町に本店移転 |
2011年4月 |
株式会社バーングループ(後の旧株式会社バーンホールディングス)が東京都新宿区北山伏町に株式会社BR(現株式会社バーンリペア)を設立 |
2011年5月 |
旧株式会社バーンリペアを子会社化 |
2011年10月 |
旧株式会社バーンリペアを吸収合併し、株式会社バーンリペアに社名変更 |
2011年10月 |
子会社株式会社ハウスボックス(現株式会社キャンディルデザイン)・子会社株式会社ケーエスエム(現株式会社キャンディルテクト)の2社の株式を旧株式会社バーンホールディングスに現物配当 |
2008年7月 |
旧株式会社バーンリペアが東京都新宿区西新宿に株式会社ケーエスエムを設立 |
2008年9月 |
株式会社警備・施工マネジメントから事業譲受 |
2008年12月 |
東京都新宿区北山伏町に本店移転 |
2011年10月 |
株式会社バーンリペアが株式を現物配当したことにより、旧株式会社バーンホールディングスが当該会社を子会社化 |
2013年1月 |
株式会社スペックに社名変更 |
2016年10月 |
レイオンコンサルティング株式会社を吸収合併し、株式会社キャンディルテクトに社名変更 |
2023年4月 |
会社分割(吸収分割)によりリペアサービスと住環境向け建築サービスを株式会社キャンディルデザインに譲渡 |
1984年2月 |
東京都杉並区に株式会社東陽トレーディングを設立 |
1985年2月 |
東京都大田区西蒲田六丁目33番2号に本店移転 |
1994年4月 |
東京都大田区西蒲田六丁目34番9号に本店移転 |
1999年10月 |
東京都大田区東矢口に本店移転 |
2002年12月 |
旧株式会社バーンリペアが当該会社を子会社化 |
2005年7月 |
株式会社ハウスボックスに社名変更 |
2005年10月 |
株式会社ニッケンの商品部を事業統合 |
2011年10月 |
株式会社バーンリペアが株式を現物配当したことにより、旧株式会社バーンホールディングスが当該会社を子会社化 |
2011年10月 |
東京都大田区南蒲田に本店移転 |
2017年4月 |
株式会社ア・フィックを吸収合併し、株式会社キャンディルデザインに社名変更 |
2017年4月 |
東京都新宿区北山伏町に本店移転 |
2023年4月 |
会社分割(吸収分割)によりリペアサービスと住環境向け建築サービスを株式会社キャンディルテクトから譲受 |
2020年11月 |
株式会社キャンディルが東京都新宿区北山伏町に株式会社キャンディルパートナーズを設立 |
事業内容
キャンディルグループは、純粋持株会社であるキャンディルを含む5社で構成され、建築サービス関連事業を主軸に展開しています。このグループは、「革新創造」を社是とし、独創的な建物サービスを通じて社会と感動を分かち合うことを目指しています。事業内容は、建物の修繕・改修・維持・管理に関わるサービスが中心で、全国50拠点から一貫したサービス品質を提供しています。
キャンディルグループの事業は大きく5つのサービスに分類されます。まず、リペアサービスでは、建物の内外装や家具に発生したキズや不具合を部材交換せずに修復するサービスを提供しています。このサービスは、住宅や商業施設、寺社仏閣や文化遺産など幅広い建物に対応しており、コスト削減と環境負荷の軽減に貢献しています。
次に、住環境向け建築サービスでは、住宅の定期点検やメンテナンス、小規模リフォーム、リコール対応など、住宅ライフサイクル全体をサポートするサービスを展開しています。これにより、住宅建設業者と住宅オーナーの間のコミュニケーションを強化し、住宅循環システムを支えています。
商環境向け建築サービスでは、商業施設やオフィスの内装工事、家具の組立てや設置などを手がけており、多店舗一斉工事や複数業者の同時入場に対応する機動性の高いサービスを提供しています。
商材販売では、リペアサービスで使用する材料やメンテナンス商材を、国内外のメーカーから仕入れて販売しています。また、オリジナル商品の開発にも取り組んでおり、ホームセンターやECサイトを通じて販売しています。
最後に、抗ウイルス抗菌サービスでは、光触媒コーティングなどを用いた感染症対策サービスを提供しており、コロナ禍を経て高まる衛生面への意識に応えています。
これらのサービスを通じて、キャンディルグループは建築サービス業界において独自の地位を築き、持続的な成長を目指しています。
経営方針
キャンディルグループは、「革新創造」を社是とし、独創的な建物サービスを通じて社会と感動を分かち合うことを目指しています。同社は、持続的な事業の成長と企業価値の向上を目標に掲げ、収益力の拡大を最重要課題としています。特に、営業利益の成長率と営業活動によるキャッシュフローの増加を重要指標としており、収益性の向上と財務体質の充実に注力しています。
経営環境においては、新型コロナウイルス感染症の影響や円安、賃上げによる商品・サービス価格の上昇など、インフレ傾向が続いている一方で、経済下振れリスクも抱えています。建築業界では、人口減少や技術者の高齢化、労働市場の需給バランスの崩れなどが懸念されており、人手不足の深刻化が予想されます。
これらの課題に対処するため、キャンディルグループは、労働力の確保と早期戦力化、アライアンスの推進、人的資本経営の推進を重要課題として取り組んでいます。労働集約型のビジネスモデルであるため、自社技術者の採用だけでなく、社外の労働力の活用が必要不可欠です。また、異業種を含む様々な業界とのアライアンスを進め、受注機会の創出や提供サービスの多様化を追求しています。さらに、人事制度改定や教育・研修体制の強化を通じて、ワーク・ライフ・バランスの推進や多様な人材の確保にも注力しています。
これらの戦略を通じて、キャンディルグループは市場の需要拡大が見込まれる分野でのサービス伸長を目指し、健全かつ適切な業務運営を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を追求しています。