Robot HomeJP:1435

時価総額
¥140.3億
PER
15.8倍
AI・IoT技術を駆使した賃貸住宅管理の自動化サービス「Residence kit」、賃貸管理業務の効率化を図る「Residence kit for PM」、不動産投資マーケットプレイス「income club」を展開。

沿革

2006年1月

福岡県福岡市に、有限会社フルキ建設(現・株式会社Robot Home)設立

2006年2月

「株式会社インベスターズ(現・株式会社Robot Home)」に組織変更

インターネット集客によるデザインアパート事業を開始

2006年6月

宅地建物取引業免許を取得(福岡県知事(1)第15596号)

2006年7月

一般建設業許可を取得(福岡県知事(般-18)第101003号)

2006年12月

愛知県名古屋市に名古屋支店を開設

2007年7月

宅地建物取引業免許を取得(国土交通大臣(1)第7533号)

2009年11月

東京都渋谷区に東京本部を開設

2009年12月

一般建設業許可を取得(国土交通大臣(般-21)第23374号)

2011年4月

大阪府大阪市に大阪支店を開設

2012年4月

宮城県仙台市に仙台オフィスを開設

2014年8月

「株式会社インベスターズクラウド(現・株式会社Robot Home)」に商号変更

2014年11月

本店を東京都港区南青山に移転

2015年1月

iOS向け不動産投資アプリ「INVESTORS CLOUD(現・Robot Home)」を配信開始

2015年9月

アパート経営プラットフォーム名を「TATERU」へ改称

2015年12月

東京証券取引所マザーズ市場に株式上場

2016年3月

不動産特定共同事業許可を取得(東京都知事 第100号)

2016年4月

IoT機器の開発・製造・販売を行う株式会社iApartment(現・株式会社Residence kit、連結子会社)を設立

不動産投資型クラウドファンディング「TATERU Funding」開始

2016年6月

株式会社iVacation(現・株式会社TABICT、連結子会社)を設立

2016年12月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2017年6月

株式会社Robot Home(現・株式会社Residence kit)にて「Apartment kit(現・Residence kit)」のOEM提供開始

2017年11月

株式会社リアライズアセットマネジメント(現・株式会社インベストオンライン)の株式を取得し、子会社化

2017年12月

コーポレートアイデンティティ一新の一環として「TATERU」を「TATERU Apartment」事業へ改称

2018年1月

クラウドファンディング事業を展開する株式会社TATERU Fundingを設立

2018年4月

本店を東京都渋谷区神宮前に移転

「株式会社TATERU」に商号変更

2019年10月

株式会社インベストオンラインの全株式を売却

2019年12月

一般建設業許可を取得(東京都知事(般-1)第151137号)

2020年1月

保証事業を行う株式会社サナスを設立

2020年10月

本店を東京都渋谷区恵比寿南に移転

東京都墨田区に東京オフィスを開設

2021年4月

「株式会社Robot Home」に商号変更

2021年8月

不動産投資マーケットプレイス「income club」開始

2021年10月

income clubの運営・企画開発・コンサルティングを行う株式会社income clubを設立

2021年12月

株式会社アイ・ディー・シーの全株式を取得し、子会社化

2022年4月

株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

本店を東京都中央区銀座に移転

2022年5月

東京オフィスを東京都中央区新川に移転

2022年7月

パブリックアフェアーズ事業を行う株式会社Next Relationを設立

事業内容

Robot Homeは、「住まいのテクノロジーで、世界を変える」という経営理念の下、AIやIoTなどの先端技術を駆使して不動産領域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。同社は、多様化する生活スタイルに適した利便性の高いサービスを提供し、その経営理念の実現に向けて事業展開を続けています。

Robot Homeの事業セグメントは主に3つあります。まず、「AI・IoT事業」では、賃貸住宅のIoTプラットフォーム「Residence kit」の開発・運用を行い、不動産経営の自動化を目指しています。また、不動産業界だけでなく他業界に対してもDXコンサルティングサービスを提供しています。

次に、「PMプラットフォーム事業」では、AI・IoT技術を活用した賃貸管理RPAシステム「Residence kit for PM」を導入し、PM業務の効率化を図っています。このセグメントでは、IoT化の提案から管理受託、家賃保証などのインシュアランスサービスの提供、さらには自社開発の清掃アプリ「Residence kit for maintenance」を通じたメンテナンスサービスの一元管理を実現しています。

最後に、「income club事業」では、不動産投資マーケットプレイス「income club」を通じて、投資用不動産の閲覧、検討、購入が可能なサービスを提供しています。これにより、同社は不動産投資の機会を広げ、利用者に新たな価値を提供しています。

これらの事業を通じて、Robot Homeは不動産領域におけるデジタル化を推進し、生活スタイルの多様化に対応したサービスを提供しています。

経営方針

Robot Homeは、AIやIoTなどの先端技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、不動産領域における多様化する生活スタイルに適した利便性の高いサービスの提供を目指しています。同社は、リアル領域とテック領域のノウハウを融合し、企業価値の向上を図ると共に、中長期的な視点でDX企業としての成長を目指しています。

経営環境の変化に対応するため、Robot Homeは賃貸経営SaaS企業としての地位を確立し、不動産DXプラットフォーム「Residence kit」をSaaS型クラウドサービスに強化することで、さらなるDXの推進を図っています。また、インテリジェントPMセンターの設置やIT人員の採用を進め、プロパティマネジメント領域におけるDXプラットフォームを強化し、データドリブンによる革新的サービスの創出を目指しています。

同社は、コーポレートガバナンスの強化、コンプライアンス・リスク管理体制の強化、IT人材の確保と育成、PMプラットフォーム事業の拡大、income club事業の拡充、技術革新への対応、システムトラブルへの対応といった事業上及び財務上の課題に優先的に対処しています。これらの施策を通じて、Robot Homeは持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指しており、不動産業界におけるビジネスモデルの革新を推進しています。