日本アクア (1429) 株価

時価総額
¥240.5億
PER
11.2倍
建設業の断熱材・防水材施工販売業。戸建住宅向け硬質ウレタンフォーム断熱材「アクアフォーム」とポリウレア防水材「アクアハジクン」を展開。2020年9月に防水市場参入、2016年10月にJISマーク認証取得。全国45事業所ネットワークで認定施工店との連携により施工体制を構築。

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事業内容

日本アクアは、建築物の断熱材と防水材の開発・製造・施工を手がける建設工事業者です。同社の主力製品は現場で吹き付ける硬質ウレタンフォーム断熱材「アクアフォーム」で、優れた断熱性・気密性・吸音性を持つのが特徴です。戸建住宅から病院、学校、データセンター、冷凍倉庫まで幅広い建築物に対応し、2020年からは防水材「アクアハジクン」も展開しています。

同社の主要顧客は戸建住宅分野では全国展開のハウスメーカーや地域工務店、建材商社で、建築物分野では総合建設業者が中心です。収益構造は断熱材・防水材の施工販売が主軸で、これに加えて吹き付け施工機械、原料、遮熱材などの関連資材の販売も行っています。全国45事業所のネットワークを活用し、認定施工店と自社施工部門を組み合わせた施工体制を構築しており、受注から施工まで一貫したサービスを提供しています。

事業セグメントは主に4つに分かれており、戸建住宅向けでは木造住宅用の「アクアフォーム」や「アクアフォームLITE」を中心に展開しています。建築物向けでは鉄筋コンクリート造・鉄骨造向けの「アクアフォームNEO」「アクアモエンNEO」を提供し、防水事業では超速硬化が特徴の「アクアハジクン」を展開しています。同社は2015年から原料製造も開始し、グローバルな調達網を活用してコスト競争力を維持するとともに、環境省認定制度の下でウレタン端材のリサイクル事業も展開しており、環境配慮型の事業展開を進めています。

経営方針

日本アクアは2024年度から2026年度にかけて野心的な成長戦略を掲げており、売上高の年平均成長率13.1%、経常利益の年平均成長率15.6%という高い数値目標を設定しています。同社は営業利益率10%、自己資本利益率20%の維持を目指しながら、配当性向50%以上の累進配当制度を導入することで、持続的な成長と株主還元の両立を図る方針です。すでに現場発泡ウレタン断熱施工で日本トップの実績を誇る同社は、さらなるスケールメリットの追求を通じて事業基盤の強化を進めています。

重点戦略の核となるのは「安定した3本柱の確立」です。同社は従来の戸建部門と建築物部門に加えて、防水部門の早期黒字化と認知度向上を図ることで、事業の収益基盤を安定化させる計画です。防水材「アクアハジクン」の事業規模拡大により、市場変動リスクを分散しながら持続的な成長を実現する狙いがあります。この3本柱戦略により、同社は異なる市場サイクルや需要変動に対する耐性を高めることを目指しています。

事業領域の拡大においては、商品販売部門の強化に重点を置いています。特に原料販売事業では、認定施工店以外の施工業者への販売拡大を通じて新たな収益源を開拓する方針です。同社はメーカーとしての認知度向上と全国物流拠点の整備を推進することで、原料販売量の伸長を図っています。この戦略により、施工販売に加えて製品販売の比重を高め、より安定した収益構造への転換を進めています。

同社の技術革新への取り組みは、環境配慮型事業の推進と製品開発力の強化に集約されています。ウレタン端材のリサイクル事業を環境省認定制度の下で展開し、持続可能な事業モデルの構築に注力しています。また、全国45事業所のネットワークを活用した物流拠点整備や防水部門強化への投資を継続的に行うことで、技術サービスの品質向上と市場対応力の強化を図っています。同社は「成長と利益配分の好循環」をコンセプトに、株主、認定施工店、そして自社への適切な利益配分を通じて、中長期的な競争優位性の確立を目指しています。

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