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タマホームJP:1419
沿革
1998年6月 |
土木、建築、設計および不動産業を目的として福岡県筑後市にタマホーム㈱を設立 |
2000年1月 |
福岡県筑後市久富に展示場、事務所開設移転 |
2002年10月 |
本社を福岡県福岡市博多区に移転 |
保険代理業の登録を行い、保険代理業を開始 |
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2003年9月 |
中国地方への初出店となる福山支店(現福山営業所)を広島県福山市に開設 |
2004年5月 |
関西地方への初出店となる加古川支店を兵庫県加古川市に開設 |
2004年6月 |
大阪府大阪市中央区に大阪本社開設 |
2005年3月 |
東海地方への初出店となる豊橋支店(現豊橋営業所)を愛知県豊橋市に開設 |
2005年6月 |
東京都港区に本社開設 |
2005年11月 |
関東地方への初出店となる横浜平沼支店(現横浜支店)を神奈川県横浜市に開設 |
2005年11月 |
50支店目となる泉インター支店(現仙台支店)を宮城県仙台市に開設 |
2006年12月 |
100支店目となる袖ケ浦支店(現木更津営業所)を千葉県袖ケ浦市(千葉県木更津市へ移転)に開設 |
2007年6月 |
北陸地方への初出店となる富山空港支店(現富山支店)を富山県富山市に開設 |
2008年10月 |
150支店目となる八戸下田支店(現八戸下田営業所)を青森県上北郡おいらせ町に開設 |
2008年11月 |
北海道地区への初出店となる札幌西店(現札幌支店)を札幌市に開設 |
2009年6月 |
長期優良住宅に対応した新商品「New大安心の家」の販売を開始 |
2009年10月 |
低価格訴求商品である「元気の家」の販売を開始 |
2010年11月 |
都市部向け3階建商品「New木望の家」の販売を開始 |
2011年1月 |
タマホーム沖縄㈱(2018年10月吸収合併)が沖縄県那覇市に新都心展示場を開設し、47都道府県への出店を完了 |
2011年2月 |
200支店目となる泉佐野住宅公園店(2015年1月閉鎖)を大阪府泉佐野市に開設 |
2012年3月 |
大規模分譲プロジェクトである「タマスマートタウン茨木(全583区画)」の販売開始 |
2013年3月 |
東京証券取引所第一部、福岡証券取引所本則市場へ株式上場 |
2013年4月 |
スマートフォン、タブレット端末で住設機器を操作する「iTamaHome」の販売を開始 |
2013年4月 |
資本金を43億1,014万円へ増資 |
2013年4月 |
250支店目となる豊洲店を東京都江東区に開設 |
2013年10月 |
「2013年度 グッドデザイン賞」を5つ受賞 |
2014年10月 |
「大安心の家」の外観意匠を向上させた「大安心の家 PREMIUM」の販売を開始 |
2015年2月 |
福岡県大牟田市でメガソーラー発電所の商業運転を開始 |
2016年4月 |
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に対応した新商品「大安心の家 ZERO」の販売を開始 |
2016年7月 |
各地域に見合った「地域限定商品」を九州エリアを始めとし、順次販売開始 |
2016年9月 |
「木望の家」の商品仕様を変更し、価格を抑制した「木望の家 グッド」の販売を開始 |
2016年10月 |
ZEHに対応した新商品「木麗な家 ZEH」の販売を開始 |
2017年1月 |
企画商品として500棟限定で「シフクノいえ」の販売を開始 |
2018年6月 |
創業20周年を迎える |
2019年4月 |
300支店目となるひたちなか店を茨城県ひたちなか市に開設 |
2021年3月 |
高断熱仕様の新商品「大地の家」の販売を開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年5月 |
最上位等級「断熱等性能等級5」に対応した商品の販売を開始 |
2023年3月 |
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2022「優秀賞」を8年連続受賞 |
2023年4月 |
高耐候、高耐久、高断熱、高気密、省エネルギー仕様の新商品「笑顔の家」の販売を開始 |
事業内容
タマホームとそのグループ会社は、住宅事業、不動産事業、金融事業、エネルギー事業、およびその他の事業を展開しています。
住宅事業では、注文住宅の建築請負、リフォーム工事、外構工事の紹介、プレカットCAD入力・図面作成などの設計支援事業を手掛けています。同社は、全国に183店舗の独立型店舗を展開し、住宅総合展示場にも63箇所出店しています。広告宣伝活動を通じて集客を図り、ブランドイメージの確立に努めています。
不動産事業では、分譲宅地・戸建分譲の販売、マンションの企画・開発・販売、オフィスビルの転貸、オフィス区分所有権販売事業、不動産仲介を行っています。これまでの住宅建築のノウハウを活かし、より良いものをより安く提供することを経営方針としています。
金融事業では、火災保険等の保険代理店業務や注文住宅購入者向けのつなぎ融資サービスを提供しています。タマファイナンス㈱がこのサービスを担当しています。
エネルギー事業では、メガソーラー発電施設の運営・経営を行っており、福岡県大牟田市に「タマホーム有明メガソーラー発電所」を設置しています。
その他の事業としては、広告代理業、家具販売・インテリア工事の請負、地盤保証、農業、車両リース、海外における投資・情報収集・開発などを展開しています。これらの事業を通じて、タマホームは多角的なビジネスモデルを構築し、顧客の多様なニーズに応えています。
経営方針
タマホームは、2022年5月期から5年間の中期経営計画「タマステップ2026」を推進しています。この計画では、新築住宅の着工棟数で業界No.1を目指すと共に、注文住宅事業、戸建分譲事業、リフォーム事業、不動産事業の4つの柱を中心に成長を図ることを基本方針としています。同社は、これらの事業を通じて持続的な成長と強固な経営基盤の形成を目指しています。
経営戦略として、注文住宅事業では都道府県別でのシェアNo.1を目指し、戸建分譲事業では販売棟数1,700棟を目標にシェア拡大を図ります。リフォーム事業では売上高120億円、不動産事業では売上高500億円を目標に事業成長を目指しています。これらの目標達成に向けて、受注棟数、販売棟数、売上高、営業利益、営業利益率、当期純利益を経営指標として設定し、2026年5月期には売上高3,200億円、営業利益200億円を目指しています。
経営環境においては、ウクライナ情勢による円安進行や資源・原材料価格の上昇、国内住宅市場の縮小、職人不足などの課題があります。これらの課題に対応するため、タマホームは住宅事業における高付加価値商品の展開やシェア拡大、非住宅事業における事業機会の捉え方と収益性の向上に努めています。2024年5月期の連結業績予想では、売上高257,000百万円、営業利益14,100百万円を見込んでおり、継続的な成長への取り組みが進行中です。