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ショーボンドホールディングスJP:1414
沿革
1960年1月 |
本社を東京都千代田区に移転し、エポキシ樹脂系接着剤「ショーボンド」の製造・販売・施工に関する事業を開始しました。 |
1960年7月 |
埼玉県川口市に接着剤の生産のため川口工場を新設しました。 |
1963年4月 |
東京都知事建設業登録をしました。(登録番号と第28045号) |
1963年6月 |
社名を「株式会社ショーボンド」に変更しました。 |
1967年1月 |
埼玉県川口市に研究所を設置しました。 |
1969年2月 |
建設業の都知事登録を、建設大臣登録に変更しました。(建設大臣登録(ワ)第6942号) |
1973年4月 |
建設業法の改正により、建設大臣許可(般-48)第1345号を受けました。(以後、許可業種の追加を含め3年ごとに更新、なお1997年より更新期間5年ごとに変更。) |
1975年4月 |
エポキシ樹脂系接着剤等の製造部門を分離し、「ショーボンド化学株式会社」を設立しました。 |
1975年4月 |
社名を「株式会社ショーボンド」から「ショーボンド建設株式会社」に変更し、本社を東京都新宿区に移転しました。 |
1976年11月 |
一般建設業許可業種の一部について特定建設業の許可を受けました。(建設大臣許可(特-51)第1345号)(以後、許可業種の追加を含め3年ごとに更新、なお1997年より更新期間5年ごとに変更。また、2002年2月、一般建設業を特定建設業に一本化しました。) |
1977年4月 |
関東地区の民間市場開拓のため、工事会社「ショーボンド化工株式会社(現・化工建設株式会社)」を設立しました。(現・連結子会社) |
1977年7月 |
研究所を埼玉県川口市から埼玉県大宮市に移転しました。 |
1982年4月 |
接着剤等生産拡大のため、埼玉県川越市に「ショーボンド化学株式会社 川越工場」を新設しました。 |
1987年5月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式上場しました。 |
1989年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定されました。 |
1991年7月 |
本社を東京都新宿区から東京都千代田区へ移転しました。 |
1995年7月 |
メカニカル継手「ストラブカップリング」を製造・販売する部門を「ショーボンド化学株式会社」から分離し「ショーボンドカップリング株式会社」を設立しました。 |
1996年6月 |
研究所を埼玉県大宮市から茨城県つくば市に移転し名称を「補修工学研究所」としました。 |
2006年5月 |
本社を東京都千代田区から東京都江東区へ移転しました。 |
2008年1月 |
株式移転により当社を設立しました。 当社の普通株式を株式会社東京証券取引所(市場第一部)に上場しました。 |
2008年7月 |
ショーボンド建設株式会社との吸収分割契約により、ショーボンド化学株式会社、化工建設株式会社及びショーボンドカップリング株式会社を100%子会社としました。 |
2009年12月 |
本社を東京都江東区から東京都中央区へ移転しました。 |
2011年1月 |
当社子会社の化工建設株式会社をショーボンド建設株式会社に承継させる簡易吸収分割を実施しました。 |
2016年7月 2019年4月 |
当社子会社のショーボンドカップリング株式会社をショーボンド化学株式会社に吸収合併し、社名を「ショーボンドマテリアル株式会社」に変更しました。 三井物産株式会社と海外事業展開に向けた合弁会社として、SHO-BOND&MIT インフラメンテナンス株式会社を設立しました。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行しました。 |
事業内容
ショーボンドホールディングスは、純粋持株会社として、経営戦略立案及び子会社の業務執行に関する管理を行っています。同社グループは、ショーボンド建設株式会社を含む16の連結子会社と2つの関連会社から構成され、主に土木建築工事業及び製品の製造販売に関わる事業を展開しています。
事業セグメントは大きく「国内建設」と「その他」に分けられます。「国内建設」セグメントでは、公共構造物の補修補強工事及び製品販売を行っており、これにはショーボンド建設株式会社他12社及び1つの関連会社が関与しています。
「その他」セグメントでは、ショーボンドマテリアル株式会社が製品製造事業を担当し、同社グループで使用する工事用材料の一部を製造し、グループ内外への販売を行っています。このセグメントでは、工事用材料のほか、メカニカル継手の製造販売も手掛けています。国内外への工事用材料の販売はSHO-BOND&MITインフラメンテナンス株式会社が、海外建設事業はショーボンド(ホンコン)LTD.及びCPAC SB&M Lifetime Solution Co.,Ltd.がそれぞれ担当しています。
ショーボンドホールディングスグループは、これらの事業を通じて、土木建築分野での補修補強工事や製品の提供を行い、インフラの維持・強化に貢献しています。
経営方針
ショーボンドホールディングスは、社会資本の維持と次世代への引継ぎを使命とし、メンテナンス業界のリーダーとして技術開発に注力しています。同社は、化学技術と土木技術の融合による新材料・新工法の開発、「技術のショーボンド」としての地位確立、収益性と効率性を重視した経営を目指しています。
中期経営計画(2022年6月期~2024年6月期)では、「ショーボンドらしさを極める」を基本方針に掲げ、利益の持続的成長と企業価値の向上に取り組んでいます。具体的な施策として、東西カンパニー制を活用した受注戦略の高度化、大型工事の取り込みと施工能力の強化、市場変化に対応できる人材育成、人事制度改革、安全文化の確立などに注力しています。
また、同社は米国のインフラ補修事業者への出資参画やタイでの現地合弁事業を通じ、国内外でのインフラメンテナンス市場の拡大に対応しています。これらの取り組みは、国内外でのインフラの老朽化に対応し、持続的な成長を目指す戦略の一環です。
財務目標においては、売上高の増加と高水準の営業利益率の維持を目指し、自己資本利益率(ROE)12%以上の維持を計画しています。資本政策では、配当性向50%以上、総還元性向75%以上を維持し、株主還元にも注力しています。
ショーボンドホールディングスは、技術開発と経営効率の向上、国内外での市場拡大を通じ、インフラメンテナンス業界でのリーダーシップを強化し、持続可能な成長を目指しています。