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AIRDO【JP:E04278】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
AIRDOは北海道を拠点とする航空会社で、主に北海道と本州各地を結ぶ定期航空運送事業を展開しています。同社は札幌(新千歳)から東京(羽田)までの主力路線をはじめ、旭川、女満別、釧路、帯広、函館といった北海道各都市と本州を結ぶ路線網を運営しています。毎日30往復という高頻度運航により、北海道の空の玄関口としての役割を果たしています。
同社の主要顧客は北海道と本州間を移動する一般旅客で、収益の大部分は定期便の航空券販売から得ています。ビジネス利用から観光まで幅広い需要に対応し、特に北海道の観光地へのアクセス路線として重要な位置を占めています。
同社の事業は大きく3つの分野に分かれています。最も重要な定期航空運送事業では10路線を展開し、北海道各地から東京(羽田)への6路線に加え、仙台、名古屋(中部)、神戸への路線も運航しています。また、不定期航空運送事業として北海道発着のチャーター便を運航し、附帯事業では機内でのオリジナルグッズ販売なども手がけています。
経営方針
AIRDOは2022年度から5年間の中期経営計画を掲げ、「財務基盤の強化と成長軌道への回帰」を基本方針として経営再建を図っています。新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な需要減少に直面した同社は、将来の成長戦略を支える基盤形成と確実な成長施策の実行により、早期の体制立て直しを目指しています。2022年度の経営方針では、増収施策と全社的なコスト構造変革を通じた黒字化の達成を最優先課題として設定しています。
同社の重点投資分野は、ソラシドエアとの戦略的提携による事業統合です。2022年10月に共同持株会社を設立し、両社の協業を通じて新たな価値創造による収益拡大を図っています。具体的には、業務の共通化や知見の共有によるコスト構造改革、生産性向上に取り組むことで、単独では実現困難な規模の経済効果を追求しています。この提携により、財務基盤の回復と競争力強化の両立を狙っています。
事業拡大の柱となるのは、需要回復局面での機動的な運航体制の構築です。同社は感染症の影響による需要変動に対応するため、需要に応じた減便や運航機材の小型化による直接運航経費の抑制を実施しています。一方で、旅客需要の回復傾向を見据え、営業関連費用や設備投資の見直しを通じた効率的な事業運営体制を整備しています。
技術革新や業務効率化への取り組みでは、ソラシドエアとの協業効果を最大限活用した運営システムの統合・最適化を進めています。同社は関係金融機関との連携強化により機動的な運転資金確保を図りながら、公共交通機関としての使命を果たすべく、安全運航を最優先とした持続的な成長と企業価値向上を目指しています。中期経営計画の着実な実行により、厳しい経営環境下でも競争力を維持できる事業基盤の構築を推進しています。