北陸鉄道JP:E04130株価

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バス・鉄道事業を中核とする石川県の地域交通有力企業。県内全域で路線バス、金沢起点の高速バス、石川線・浅野川線の鉄道を運営。レジャー・サービス、建設、賃貸の多角化事業も展開。子会社11社で構成。石川県中心に事業展開。

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事業内容

**北陸鉄道の事業概要**

北陸鉄道は石川県を基盤とする総合交通・サービス企業で、鉄道・バス事業を中心に幅広い事業を展開しています。同社は石川県全域でバス路線を運営し、金沢市内では石川線と浅野川線の2つの鉄道路線を運行しており、地域の重要な公共交通を担っています。子会社11社とともに、運輸業を核としながら多角的な事業展開を図っています。

同社の主要顧客は石川県内の通勤・通学利用者や観光客で、地域密着型の交通サービスで安定した収益基盤を築いています。運輸事業では路線バス、高速バス、貸切バス、そして2本の鉄道路線を通じて、地域住民の日常的な移動需要に対応しています。収益構造は交通事業を主軸としつつ、関連する多様なサービス事業で補完する形となっています。

同社の事業は運輸業、レジャー・サービス業、建設業、賃貸業の4つの部門で構成されています。レジャー・サービス業では情報処理、旅行業、自動車教習、空港関連業務など多岐にわたるサービスを提供し、建設業では電気工事や道路関連工事を手がけています。賃貸業ではアパートや駐車場の運営を行い、交通事業で培った地域ネットワークを活用した総合的な事業展開を進めています。

経営方針

北陸鉄道は2024年度から2026年度までの新中期経営計画「ブランドビルド2026~新しい北鉄グループを創る~」を推進しており、地域密着型交通企業としての基盤強化を目指しています。同社は新たに企業理念を「人々の日常生活を支え、誠実に行動し、信頼される身近な存在として地域社会に貢献する」と定め、この3年間で重点施策の達成に向けて全社を挙げて取り組んでいます。計画では地域公共交通の維持・発展と事業基盤の安定化を両立させることで、持続可能な成長を図る戦略を掲げています。

同社の最重要投資分野は鉄道線の再構築事業で、2025年4月からみなし上下分離方式による15年間の大型プロジェクトがスタートしました。この事業では国や沿線自治体との連携のもと、新型車両の導入やキャッシュレス化の推進など利便性向上策を実施するとともに、老朽化が進む施設の大規模改修を行います。これにより同社は石川線と浅野川線の競争力を大幅に向上させ、地域鉄道の新たなモデルケースとして差別化を図る計画です。

バス事業では深刻化する運転士不足への対応が急務となっており、採用強化と労働環境改善の両面から人材確保戦略を展開しています。バス運転体験会や会社見学会の積極開催による新規採用に加え、賃金水準の向上と労働環境の改善により既存社員の定着率向上を目指しています。この取り組みは公共交通の使命を継続的に果たすための基盤づくりとして位置付けられており、同社の持続可能性に直結する重要な戦略となっています。

収益改善に向けては運賃改定の早期実施を検討しており、物価上昇や資材高騰による経費増加に対応しつつ、サービス向上のための設備投資を継続する方針です。同社は石川県民に加え、観光客や訪日外国人など多様な顧客層を取り込み、「安全・安心」を第一とした真心のこもったサービス提供により、地域から信頼される交通事業者としてのブランド価値向上を目指しています。