静岡鉄道JP:E04113株価

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鉄道・バス等の交通事業を中核とする静岡県の地域企業グループ。流通、自動車販売、不動産、レジャー・サービス、建設の6事業を展開。子会社24社・関連会社2社で構成。静岡県内を中心に地域密着型の事業展開。

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事業内容

静岡鉄道は、静岡県を中心とした地域密着型の総合企業グループです。同社は鉄道事業を核としながら、バス・タクシーなどの交通事業から、小売業、自動車販売、不動産開発まで幅広い生活関連サービスを提供しています。グループ全体では24の子会社と2つの関連会社を傘下に持ち、地域の暮らしを支える総合的なインフラ企業として事業を展開しています。

同社の主要顧客は静岡県内の住民と企業であり、日常的な移動手段から買い物、住まい探しまで、地域住民の生活に密接した収益構造を構築しています。交通事業では通勤・通学客や観光客からの運賃収入、流通事業では食料品や日用品の販売収入、自動車販売事業ではトヨタ車の販売とメンテナンス収入が主な収益源となっています。地域に根ざした事業展開により、安定的な収益基盤を確保しています。

同社の事業は6つの主要セグメントに分かれており、交通事業では鉄道・バス・タクシー・索道・貨物運送を、流通事業では食料品スーパーの運営を行っています。自動車販売事業ではトヨタ車の販売からリース・整備まで一貫したサービスを提供し、不動産事業では販売・賃貸・管理・ショッピングセンター運営を手がけています。さらにレジャー・サービス事業でホテルやゴルフ場の運営、建設事業では建築工事や解体工事を行い、地域の多様なニーズに対応した事業ポートフォリオを形成しています。

経営方針

静岡鉄道は現在、2026年度を初年度とする3ヵ年の「新中期経営計画2028」の策定に取り組んでおり、2025年度に現行計画「中期経営計画2025」の完遂を目指しています。同社は既存の枠組みを超えた交通サービスのあり方を再構築することで、時代の変化に対応した持続可能な成長を目指しています。新計画では「モビリティ変革の推進」と「東静岡まちづくりプロジェクト」を重要課題として位置づけ、グループ一丸となった成長戦略を展開する方針です。

重点投資分野として、同社はモビリティ変革の実現に向けた取り組みを加速させています。「静鉄グループ次世代交通推進委員会」を設置し、グループの交通リソースを効果的に再設計することで、持続可能な交通サービスのビジネスモデル構築を進めています。また、需要と供給のアンマッチや深刻な人手不足に対処するため、ライドシェアや自動運転を活用した新しい交通サービスの導入検討を本格化させており、従来の交通事業者の枠を超えた差別化戦略を推進しています。

新市場開拓の取り組みでは、静岡市が推進する東静岡のまちづくり構想への積極的な参画が最重要課題となっています。同社は「東静岡まちづくりプロジェクトチーム」を発足させ、グループ事業エリアとの強い関連性を活かした街づくりの実現を目指しています。長沼駅周辺での具体的な開発計画について検討を進めており、不動産開発事業と交通事業の相乗効果による新たな収益機会の創出を図っています。

技術革新への取り組みでは、鉄道事業において駅務機器の全面更新を実施し、磁気券を廃止してQRコードによる乗車券システムを導入します。これにより、メンテナンス費や電力費の削減に加え、乗降データの収集・分析による利便性向上を実現します。バス事業では連節バスの導入を検討しており、一人の運転士で約1.5倍の乗客輸送を可能にすることで、運転士不足という喫緊の課題解決と輸送効率の向上を同時に達成する計画です。