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SBI証券【JP:E03816】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
SBI証券は、個人投資家向けのオンライン証券取引サービスを主力事業とする金融機関です。同社は主にインターネットやコールセンターを通じて、株式をはじめとした有価証券の売買注文を取り次ぐ業務を行っています。また、有価証券の引受けや募集・売出しの取扱いなど、幅広い金融商品取引業務を展開し、投資家のニーズに応じた総合的な金融サービスを提供しています。
同社の主要顧客は個人投資家であり、オンライン取引プラットフォームを通じて手数料収入を得る収益構造となっています。株式売買の委託手数料に加えて、投資信託や外国為替証拠金取引(FX)などの商品販売からも収益を上げており、顧客の投資活動の活発化が業績に直結する特徴があります。
同社グループは投資・金融サービス業の単一セグメントで構成されており、本体の証券業務を中心に多様な関連事業を展開しています。グループ内にはシステム開発を手がけるSBIシンプレクス・ソリューションズ、M&A事業のSBI辻・本郷M&A、対面営業チャネルのSBIマネープラザ、FX事業のSBIリクイディティ・マーケット、確定拠出年金事業のSBIベネフィットシステムズなどの子会社があり、金融サービスの総合的な提供体制を構築しています。
経営方針
SBI証券は創業30周年となる2029年3月期に向けて、グループ全体で連結税引前利益5,000億円の達成を目指す野心的な成長戦略を掲げています。この目標に向けて、グループ顧客基盤を現在の5,000万件から1億件へと倍増させ、海外事業の利益貢献度を30%まで高める計画です。証券事業においては、グループ証券口座数3,000万件の早期達成を重要な定量目標として位置づけており、2023年9月に開始した「ゼロ革命」による国内株式売買手数料の無料化効果を活用した顧客基盤の拡大を加速させています。
同社の差別化戦略は「顧客中心主義」を徹底し、「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を提供することにあります。収益源の多様化に向けては、従来の株式売買委託手数料への依存から脱却し、引受・募集業務や機関投資家営業などの法人向け業務を強化しています。また、SBIラップやiDeCo(個人型確定拠出年金)などのストック型ビジネスの拡大により、より安定した収益基盤の構築を進めています。ゼロ革命による年間380億円の逸失収益を他の収益源で相殺して余りあるほどの事業基盤強化を実現しています。
新市場開拓では、投資初心者や未経験者の多い若年層へのアプローチを強化し、優良な顧客基盤を持つ企業とのオープン・アライアンス戦略を推進しています。地域金融機関との連携も深化させており、セキュリティ・トークンなどの次世代金融商品の取り扱い体制整備にも注力しています。シナジー効果が期待できる分野でのM&A(企業の合併・買収)による業容拡大も積極的に検討しており、企業生態系という仕組みの優位性を最大限活用した事業展開を図っています。
技術革新への取り組みでは、AI、ビッグデータ、ブロックチェーン、IoT、ロボティクスなどの先進技術を活用した新サービスの開発に積極投資しています。FinTechの中核技術であるブロックチェーンをはじめとするデジタルテクノロジーの導入により、競合他社との差別化と顧客の利便性向上を実現しています。システムの安全性確保とユーザーエクスペリエンスの最適化にも継続的に取り組み、デジタルアセットなど次世代金融商品への対応力向上も重要課題として位置づけています。