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トーカン【JP:E02913】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
株式会社トーカンは食料品を中心とした卸売業を主力事業とする専門商社です。同社グループは食品の卸売を核として、物流事業、海苔・椎茸の加工及び販売事業を展開しています。長年にわたって培った流通ネットワークと商品調達力を活かし、食品流通の中間流通業者として重要な役割を担っています。
同社の収益は主に食品卸売事業から生み出されており、メーカーから仕入れた商品を小売店や飲食店などの事業者に販売することで売上総利益を確保しています。また、物流機能を内製化することで配送効率を高め、顧客への安定供給体制を構築しながら物流収益も獲得しています。
事業構造としては、同社グループは食品卸売事業とその付帯事業で構成される単一セグメント体制を採用しています。子会社3社と関連会社2社を含むグループ全体で事業を展開し、海苔・椎茸などの特定商品については加工から販売まで一貫して手がけることで付加価値の向上を図っています。
経営方針
トーカンは「革新的なスーパー・リージョナル・ホールセラー」として、売上高経常利益率1%の達成を経営目標に掲げています。同社は国内人口減少や少子・高齢化により市場規模の拡大が見込めない厳しい環境下においても、取引先の多様化・複雑化するニーズに応えるため、革新的な発想で新たなチャレンジを続ける成長戦略を推進しています。成長戦略の柱として「基幹事業の強化・拡大」と「成長市場での事業拡大」を位置づけ、従来の事業基盤を活かしながら新たな収益機会の創出を目指しています。
同社の重点投資分野は、中間流通業としての機能強化とローコスト・オペレーションの追求にあります。マーチャンダイジング機能、ロジスティクス機能、リテールサポート機能の3つのコア機能に磨きをかけ、流通を最適に結ぶコーディネーターとしての差別化を図っています。加工食品、要冷食品、業務用食品といった従来の商品供給にとどまらず、生活者視点に立った食卓創造・食生活創造を志向し、素材開発からメニュー提案まであらゆる食シーンをサポートする「食生活の創造カンパニー」への進化を目指しています。
新市場開拓では、2019年4月に国分中部との経営統合により設立された共同持株会社「セントラルフォレストグループ」体制が重要な戦略となっています。両社の経営資源を結集することで中部エリアにおける地域密着卸としての事業基盤を強化し、従来以上の顧客価値を提供する計画です。それぞれの独自性を尊重しながらも、統合効果による事業拡大と市場シェア向上を通じて、持続的成長と企業価値の更なる向上を実現していく方針を掲げています。
同社の技術革新への取り組みは、体質強化戦略として「環境変化に強い事業構造の確立」「商品・物流等、卸機能の更なる強化」「不採算取引の見直しとコスト構造改革」を推進しています。また、成長を支える基盤として「ヒューマン・リソース・マネジメントの強化」「組織の更なる活性化」にも注力し、変化する市場環境に対応できる組織力の向上と効率的な事業運営体制の構築を進めています。