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ニューフレアテクノロジー【JP:E02119】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ニューフレアテクノロジーは、半導体製造装置の開発・製造・販売を手がける専門メーカーです。同社は電子ビームマスク描画装置、マスク検査装置、エピタキシャル成長装置の3つを主力製品として、半導体チップの製造に欠かせない装置を提供しています。これらの装置は、スマートフォンやパソコンなどに使われる高性能な半導体チップの製造工程で重要な役割を担っています。
同社の主要顧客は半導体メーカーや半導体製造装置を扱う企業で、装置の販売に加えて保守サービスからも収益を得ています。特に最先端の半導体開発において、同社の装置は性能向上とコスト削減に大きく貢献しており、技術の進歩とともに需要が高まっています。電力制御用パワー半導体の需要拡大も、同社の事業成長を後押しする要因となっています。
同社の製品ラインは、それぞれ異なる製造工程をカバーしています。電子ビームマスク描画装置は半導体の設計図となる原版を作成し、マスク検査装置はその原版の品質を検査、エピタキシャル成長装置は高品質な半導体基板材料を製造します。これらの装置は高度な技術を結集した製品で、同社独自の技術により高い生産性と品質を実現しています。
経営方針
ニューフレアテクノロジーは、「NuFlare, Beyond The Leading Edge」を経営ビジョンに掲げ、持続的な成長を目指した明確な数値目標を設定しています。同社は2020年3月期に連結売上高440億円、経常利益91億円の達成を目標としており、売上高経常利益率20.6%という高い収益性の維持を計画しています。中期的には、将来の成長に向けた積極的な投資と財務体質の改善を両立させることで、企業価値の最大化を図る戦略を打ち出しています。
同社の重点投資分野は、主力の電子ビームマスク描画装置における次世代機の開発です。先端ユーザーと密接に連携した技術開発ロードマップを推進し、装置の業界標準化を目指しています。さらに、マスク検査装置やエピタキシャル成長装置の拡販にも注力しており、製品品質と生産性の向上により顧客の投資戦略に合わせたタイムリーな装置提供を実現する体制強化を進めています。
新市場開拓においては、自動運転・AI・5G通信といった技術革新を背景とした先端半導体デバイス需要の拡大に対応しています。EUVリソグラフィーの量産適用が進む中で、従来の先端向け高品位マスクに加えて中位マスクの需要増加も見込んでおり、マスク描画装置市場の拡大を事業機会として捉えています。同社は顧客の声を重視したマーケティング活動を推進し、戦略的な営業展開によって市場の変化に柔軟に対応する方針です。
技術革新への取り組みでは、中長期的視点に立った新事業領域の開拓を重視しています。特に電子ビーム検査装置の要素技術開発に研究開発投資を加速させており、将来の成長エンジンとなる新技術の確立を目指しています。同社は調達から製造、技術開発、営業、サービスまで全部門が一体となって課題に取り組み、総合的な顧客満足度の向上と企業価値の向上を実現する体制を構築しています。