協和 (E01399) 株価

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自動車部品・デジタル家電向けめっき加工の有力企業。金型製作からダイカスト製品の鋳造、プラスチック製品の成形、めっき表面処理まで一貫生産を展開。日本国内に加え、シンガポール・マレーシアに子会社を設立し東南アジア市場に進出。

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事業内容

協和は金属やプラスチック部品の表面処理加工を手がける製造業です。同社は自動車部品、デジタル家電、建築材料メーカーから部品製造を受注し、金型製作から鋳造・成形、表面処理まで一貫して対応しています。特に「めっき」と呼ばれる表面処理技術を核として、製品の耐久性や外観品質を向上する加工を提供しています。

同社の主要顧客は自動車部品メーカー、デジタル家電メーカー、建築材料メーカーなどの製造業です。これらの企業から部品生産を受注し、自社で製造した素材と外部から調達した素材の両方に表面処理を施すことで収益を得ています。国内のほか、シンガポールとマレーシアの子会社を通じて東南アジア市場でも事業を展開しています。

事業は「めっき事業」と「その他事業」の2つに分かれます。主力のめっき事業では、めっき製品やプラスチック製品を製造し、国内外の3拠点で展開しています。その他事業では、金属を溶かして型に流し込むダイカスト製品や金型の製造を手がけており、これらはすべて国内で生産しています。

経営方針

協和は「めっき技術をコアとした請負加工メーカー」として、金型製作から素形材加工、表面処理、組立までの一貫生産体制を基盤とした成長戦略を推進しています。同社は新型コロナウイルスの影響による厳しい経営環境の中でも、PLめっきラインとPCめっきラインという2つの主力設備を中心に、それぞれの特性を活かした生産性向上に取り組んでいます。海外子会社グループとの連携強化を通じてグローバル企業を目指すという明確なビジョンを掲げています。

重点投資分野では、めっき技術を差別化の核として位置づけ、既存の2つのめっきラインの効率化に加えて、旧Mめっきラインの有効活用も検討しています。同社は長年培っためっき処理技術を競争優位の源泉として、金属やプラスチック部品への表面処理加工で顧客に付加価値を提供する戦略を取っています。この技術力を背景に、自動車部品から建築材料まで幅広い分野での受注拡大を図っています。

新市場開拓では、国内事業の三本目の柱としてホームセンター向け販売の拡大に注力しています。従来のめっき事業とアルミダイカスト事業に続く新たな収益源として、一般消費者向け市場への参入を本格化させる計画です。この取り組みにより、これまで製造業向けが中心だった事業ポートフォリオの多様化を進め、景気変動リスクの分散を図っています。

一方で海外展開については、東南アジア・中国での新型コロナウイルスの影響を慎重に見極めながら、子会社の経営改善に取り組んでいます。同社は整理縮小も視野に入れた現実的なアプローチで海外事業の収益性向上を目指しており、グローバル展開と収益性のバランスを重視した戦略を採用しています。こうした柔軟な経営姿勢により、変化する市場環境への適応力を高めています。

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