佐藤製薬JP:E00954株価

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OTC医薬品・医薬部外品・化粧品等の製造販売を行う有力企業。医療用医薬品の研究開発・製造も展開。子会社9社で構成され、日本国内での製造販売に加え、香港・シンガポール・米国・台湾・カナダ・ドイツで海外展開を実施。

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事業内容

佐藤製薬は、一般用医薬品を中心とした製薬会社として幅広い健康関連製品を展開しています。同社は処方箋なしで購入できる一般用医薬品(風邪薬、胃腸薬など)や医薬部外品、化粧品、食品まで多様な製品の研究開発から製造販売まで手がけています。また医師が処方する医療用医薬品の事業も展開し、医療機関向けの専門薬品も提供しています。

同社の収益構造は、一般消費者向けのOTC事業と医療機関向けの医薬事業の2つの柱で構成されています。OTC事業では薬局・ドラッグストアなどの小売店を通じて一般消費者に製品を販売し、医薬事業では病院や診療所などの医療機関に医療用医薬品を供給しています。また海外展開も積極的に進めており、香港、シンガポール、アメリカ、台湾、カナダ、ドイツに子会社を設立し、グローバルな販売網を構築しています。

事業セグメントでは、OTC事業が主力となっており、キップ薬品をはじめとする国内外の子会社9社と連携した製造・販売体制を敷いています。医薬事業ではメディックスサトウが医療用医薬品の販売を担当し、専門的な営業活動を通じて医療機関との関係構築を図っています。同社は国内市場での安定した基盤を持ちながら、海外市場への展開により成長機会の拡大を目指している企業です。

経営方針

佐藤製薬は、ヘルスケア事業と医薬事業を両輪とした成長戦略を展開しています。同社は企業価値向上のため売上高、営業利益、売上高営業利益率を重視した経営管理を行っており、少子高齢化や市場構造の変化への対応、デジタル化推進により各事業の競争力強化と効率化を目指しています。セルフケア市場の拡大が期待される中、新たな健康ニーズに対応した製品提供と市場変化に影響されない強固なブランド確立を重要課題として位置づけています。

ヘルスケア事業では、主力ブランドの「ユンケル」「ストナ」「アセス」「リングル」を中心とした成長戦略を推進しています。同社はスイッチOTCやダイレクトOTCなど新規性の高い製品開発に注力し、「ナザールシリーズ」「エンペシドL」「アラセナ」などの育成を積極化しています。販売面では通販事業部での各プラットフォームでのシェア拡大、主要コンビニエンスストアでの販売促進、スーパーマーケットや総合スーパーでのユンケルローヤルシリーズ強化を図り、営業体制の再編により効率的な販促活動を実現しています。

医薬事業では皮膚科領域を重点分野とし、2024年6月から8月にシンガポールでルコナックの発売を予定しています。同社はフィリピン、マレーシア、タイでの申請準備を進める一方、米国では外用抗真菌剤の第2相試験準備を推進しています。国内では爪白癬市場でのリーディングカンパニーを目指し、ネイリン・ルコナックのデジタルを活用した多面的なプロモーション活動を展開し、外用局所麻酔薬市場でトップシェアに成長したエムラシリーズの患者拡大にも取り組んでいます。

海外展開では、香港・台湾・シンガポールでの売上拡大とアジア地域での事業基盤強化を図っています。同社はインド市場参入の準備を進め、中国では好調な化粧品「エクセルーラ」の新製品投入とEC販売体制構築を推進しています。北米市場ではアマゾンでの販売強化、欧州ではドイツでのユンケルブランド育成を継続し、グローバルな成長基盤の確立を目指しています。また、2025年に八王子工場の新製造棟着工を計画し、太陽光発電設備増設によるカーボンニュートラル推進など、持続可能な経営基盤の構築にも注力しています。