竹中工務店JP:E00169株価

時価総額
PER
建設・不動産開発の国内大手。建築工事を主力に土木・道路舗装工事、事務所ビル賃貸事業を展開。子会社55社、関連会社17社を擁し、竹中土木、竹中道路などが事業を分担。日本、欧州、東南アジア、中国、米国で事業を展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

竹中工務店は、建築工事を中心とした建設事業と不動産開発事業を主力とする総合建設会社です。同社は子会社55社、関連会社17社を含むグループ体制で事業を展開しており、国内外で幅広い建設・開発プロジェクトを手がけています。創業から長い歴史を持つ老舗企業として、高い技術力と信頼性で業界内での地位を確立しています。

同社の収益構造は、建設事業が中核を占めています。建築工事業を主力とする本体に加え、グループ会社の竹中土木が土木工事、竹中道路が道路舗装工事をそれぞれ担当し、幅広い建設需要に対応しています。海外市場では、ヨーロッパ、タイ、中国、インドネシアなどに現地法人を設立し、グローバルな事業展開を進めています。

事業セグメントは建設事業、開発事業、その他の3つに分かれています。建設事業では国内外での建築・土木工事を、開発事業では本社が事務所ビル賃貸を、海外子会社がリゾート開発や商業不動産事業を展開しています。その他の事業では、グループ会社のアサヒファシリティズが不動産管理や保険代理業務を担当し、設計監理や調査業務なども行っています。

経営方針

竹中工務店は、新たに策定した「竹中グループ経営ビジョン」に基づき、環境共創、技術革新・デジタル変革、人材活躍の重点3分野に統合的に取り組む成長戦略を展開しています。同社は2030年までの中期経営計画を策定し、3か年事業計画(2025年~2027年)では2025年12月期に売上高1兆4,500億円、営業利益460億円、経常利益525億円を目標としています。リジェネラティブな考え方を基軸に、社会課題の解決と企業価値創造の両立を目指しています。

重点投資分野として、同社は「環境戦略2050」をベースとした脱炭素、資源循環、自然共生の統合的推進に注力しています。2030年までに事業活動のCO2排出量をスコープ1+2で46.2%、スコープ3で27.5%削減し、2050年までに100%削減を目標としています。また、建設事業の高度化を図るため、安全・品質管理基盤の強化、生産性向上、適正利益確保のための事業ポートフォリオ再構築に投資を集中し、競合他社との差別化を図っています。

新市場開拓では、まちづくり事業の推進を通じて事業領域を拡大しています。開発事業による収益基盤の拡大、ファシリティマネジメント領域の対応力強化、土木事業のデジタル変革推進により、建設の枠を超えた総合ソリューション企業への転換を進めています。海外展開では、市場特性に合わせた「TAKENAKA」ブランドのグローバル展開を加速し、各地域の持続的発展に寄与する事業を創出しています。

技術革新への取り組みでは、4つの経営基盤戦略を横断的に展開しています。技術戦略では技術の"シン化"による魅力ある建設価値の創造、デジタル戦略ではAI等を活用した高度データ利活用による付加価値生産性の向上を推進しています。人材戦略では多様な人材の確保・育成とダイバーシティ推進を図り、2025年までに女性管理職比率8%、男性育児休業取得率100%の達成を目指しています。これらの取り組みにより、労働市場の変化に適応した体制整備と組織風土の醸成を進めています。