関東天然瓦斯開発JP:E00040株価

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天然ガス開発・供給およびヨード製造の有力企業。天然ガス採取から都市ガス供給まで一貫事業体制を構築。千葉県を中心とした関東地域で展開。ヨード・かん水事業では天然ガス生産時のかん水を活用し工業用・医薬品用ヨードを製造・販売。

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事業内容

関東天然瓦斯開発は、千葉県を中心とした南関東地域で天然ガスの採掘から販売まで一貫して手がける資源開発会社です。同社は天然ガスの採取・供給を行うガス事業を主力とし、天然ガス生産の副産物であるかん水を活用したヨード事業も展開しています。創業以来培った地域密着型の事業基盤により、安定した収益構造を構築しています。

同社の主要顧客は、都市ガス事業者や工業用需要家となっています。ガス事業では、自社で採取した天然ガスを子会社の大多喜ガスや筆頭株主でもある京葉瓦斯などの都市ガス会社に供給し、安定した収益を確保しています。一方、ヨード事業では医薬品や工業用途向けに製品を販売し、天然ガス事業と並ぶ重要な収益源となっています。

同社グループの事業は大きく3つのセグメントに分かれます。ガス事業では天然ガスの採取・販売から都市ガス供給、圧縮天然ガスの販売まで幅広く展開し、ヨード・かん水事業では天然ガス採取時に得られるかん水からヨードを製造・販売しています。その他事業として、配管工事や設備工事を手がける建設関連事業、米国での石油・ガス開発事業への参加なども行い、事業の多角化を図っています。

経営方針

関東天然瓦斯開発は、千葉県を中心とした南関東地域における天然ガス開発のパイオニアとして、長期的な成長戦略を推進しています。同社は2030年に向けて売上高300億円の達成を目標に掲げ、主力のガス事業とヨード事業の両輪による安定成長を目指しています。特に環境負荷の低いクリーンエネルギーとして注目される天然ガス需要の拡大を背景に、既存ガス田の効率的な開発と新規採掘地点の探査に積極的に取り組んでいます。

重点投資分野では、天然ガス採掘技術の高度化と生産設備の近代化に年間約20億円を投じています。同社の最大の差別化要因は、天然ガス採掘の副産物として得られるかん水からヨードを製造する独自のビジネスモデルです。この一貫生産システムにより、他社では実現困難な高い収益性を確保しており、特にヨード事業では国内シェア約15%を占める有力プレーヤーとしての地位を築いています。

新市場開拓では、圧縮天然ガス(CNG)事業の拡大に力を入れており、運送業界や建設業界向けの環境対応燃料として販路を広げています。また、海外展開として北米での石油・ガス開発プロジェクトに参画し、技術ノウハウの蓄積と収益源の多様化を図っています。国内では大多喜ガスなど子会社を通じた都市ガス供給事業の強化により、川下分野での収益基盤拡大を進めています。

技術革新への取り組みでは、AIやIoTを活用した生産管理システムの導入により、採掘効率の向上とコスト削減を実現しています。同社は地震計測技術を応用した高精度な地質調査システムを独自開発し、新たなガス田発見の可能性を高めています。また、ヨード製造工程の自動化・デジタル化により品質向上と生産性向上の両立を図り、国際競争力の強化に努めています。