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アークスJP:9948
沿革
1961-10 | 生鮮食料品の小売業を目的として、北海道札幌市南十三条西九丁目716番地において㈱ダイマルスーパー(現、㈱アークス)設立(資本金5百万円)。 |
1961-11 | 本社に食品スーパーマーケットの第一号店「山鼻店」を併設、開店。 |
1964-11 | 北海道札幌郡広島村字大曲(現、北海道北広島市大曲)に本社を移転。商号を大丸産業㈱に変更。 |
1966-05 | ビルメンテナンス事業の大丸建装㈱(現、㈱エルディ)を設立。 |
1969-08 | 商号を大丸スーパー㈱に変更。 |
1980-06 | 共同集中仕入機構の㈱シジシージャパンに加盟。 |
1987-07 | 大丸建装㈱(現、㈱エルディ)に資本参加し、子会社とする。 |
1989-02 | ㈲イワイ(現、㈱イワイ)に資本参加し、酒類販売事業の子会社とする。 |
1989-03 | 丸友産業㈱と合併し、商号を㈱ラルズ(現、㈱アークス)に変更。 北海道札幌市豊平区平岸一条一丁目に本社を移転。 |
1989-05 | ㈱コーセーに資本参加し、子会社とする。 |
1989-12 | ㈱コーセーより㈱ラルズにて14店舗を譲り受ける。 |
1993-07 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1995-11 | ㈱イチワ(本社北海道北見市)に資本参加し子会社(㈱道東ラルズ)とする。 |
1996-03 | ㈲ライフポートを医薬品販売事業の子会社(㈱ライフポート)とする。 |
1997-11 | ㈱三島の関連会社㈲サンフーズ(本社北海道旭川市)に資本参加し子会社(㈱道北ラルズ)とする。 |
1997-12 | ㈱三島より㈱道北ラルズにて8店舗を譲り受ける。 |
1998-09 | ㈱角幡商店より5店舗を買収し、㈱道北ラルズにて運営。 ㈱ユニークショップつしま(本社北海道函館市)と共同出資で㈱北海道流通企画(現、㈱道南ラルズ)を設立。 |
2000-02 | ㈱シー・ジー・シー北海道本部(現、㈱北海道シジシー)への出資比率が20%超となり関連会社とする。 |
2000-05 | ㈱いちまる(本社北海道帯広市)に20%資本参加し、関連会社とする。 |
2000-12 | ㈱ホームストア(本社北海道室蘭市)に90%資本参加し、子会社とする。 |
2001-10 | 食品の安全・衛生管理や食品加工の技術を研鑚する場として、本社敷地内にラルズ生活研究センターを開設。 |
2002-11 | 商号を㈱アークスに変更するとともに、会社分割(会社分割期日2002年11月1日)により純粋持株会社へ移行する。 同日、会社分割により営業の全てを承継した㈱ラルズ(本社北海道札幌市)を設立。 同日、㈱福原(本社北海道帯広市)を株式交換により完全子会社とする。 |
2003-03 | アークスグループ統一の新情報システム「e-ARCS」を立ち上げる。 |
2004-02 | 関連会社であった㈱北海道流通企画を完全子会社にするとともに、商号変更し㈱道南ラルズ(本社北海道函館市)とする。 |
2004-03 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2004-10 | ㈱福原の4店舗(ぴあざフクハラ桜町店、フクハラタイガー店、同とん田西町店、同三輪店)の営業を㈱道東ラルズへ移管する。㈱ふじ(本社北海道旭川市)を株式交換により完全子会社とする。 |
2005-02 | 東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定。 |
2005-03 | ㈱いちまる(本社北海道帯広市)と資本・業務提携を解消する。㈱三島(本社北海道士別市)より4店舗の営業を㈱道北ラルズにて譲り受ける。 |
2006-11 | 新業態「スーパーアークス」の第1号店としてスーパーアークス菊水店を開店。 |
2007-02 | 当社子会社の㈱エルディと㈱カインズ(本社群馬県高崎市)との業務提携(ホームセンター事業におけるフランチャイズ基本契約の締結)を発表。 |
2008-03 | ㈱ラルズ(本社北海道札幌市)は、㈱ホームストア(本社北海道室蘭市)を吸収合併。 |
2008-10 | 当社及び㈱ラルズは、北海道札幌市豊平区平岸一条一丁目9番6号から北海道札幌市中央区南十三条西十一丁目2番32号(現在地)に本社を移転。 |
2009-10 | 東京急行電鉄㈱及び㈱東急ストアより㈱札幌東急ストア(現、㈱東光ストア、本社北海道札幌市)の全株式を取得し完全子会社とする。 |
2010-02 | 札幌証券取引所に株式を上場。 |
2011-10 | アークスグループの新基幹システム「アークス次世代システム」稼動。㈱ユニバース(本社青森県八戸市)を株式交換により完全子会社とする。 |
2011-11 | ㈱篠原商店(本社北海道網走市)を株式取得により完全子会社とする。 |
2012-07 | ㈱ふじは、㈱道北ラルズを吸収合併し商号を㈱道北アークスに変更。 |
2012-09 | ㈱ジョイス(本社岩手県盛岡市)を株式交換により完全子会社とする。 |
2012-10 | アークス事務棟完成及び「アークス事務集中センター」を新設。 |
2013-09 | 東北地方において「アークスRARAカード」の導入を開始。 |
2013-12 | ㈱エルディ(本社北海道札幌市)は、㈱ライフポート(本社北海道札幌市)を吸収合併。 |
2014-03 | ㈱ユニバースは、㈱リッツコーポレーション及びFINI㈱の全株式を取得し完全子会社とする。 |
2014-09 | ㈱ベルプラス(本社岩手県盛岡市)を株式交換により完全子会社とする。㈱ユニバースは、㈱リッツコーポレーション及びFINI㈱を吸収合併。㈱イワイは、酒類販売事業を㈱ラルズへ移管。 |
2016-02 | ㈱ラルズは、㈱丸しめ志賀商店より食品スーパーマーケット事業を譲り受ける。 |
2016-03 | ㈱ジョイスは、㈱ベルプラスを吸収合併し商号を㈱ベルジョイスに変更。㈱道東ラルズは、㈱篠原商店を吸収合併し商号を㈱道東アークスに変更。 |
2016-06 | ㈱サンドラッグと当社との合弁会社「㈱サンドラッグエース」設立。㈱サンドラッグエースへの出資比率が20%超となり関連会社とする。 |
2016-08 | ㈱エルディ及び㈱ドラッグ・ユーのドラッグストア事業を「㈱サンドラッグエース」へ移管する。 |
2016-12 | ㈱ドラッグ・ユーを清算。 |
2018-12 | ㈱アークス、㈱バローホールディングス、㈱リテールパートナーズの3社間で「新日本スーパーマーケット同盟」と銘打つ戦略的な資本業務提携契約を締結。 |
2019-01 | アークスアプリの運用を開始。 |
2019-09 | ㈱伊藤チェーン(本社宮城県柴田郡柴田町)を株式交換により完全子会社とする。 |
2019-10 | アークスグループの新基幹システムが本稼働。 |
2021-04 | ㈱オータニ(本社栃木県宇都宮市)を株式取得により完全子会社とする。 |
2021-10 | ㈱ラルズが「アークスオンラインショップ」の運営を開始。 |
2021-11 | アークスアプリをリニューアル。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2022-05 | ㈱福原において、完全子会社㈱ハピネス・デリカを設立。 |
2022-08 | ㈱ビッグハウスを清算。 |
2022-09 | ㈱ハピネス・デリカは、道東ライス㈱より食品(惣菜)製造事業を譲り受ける。 |
2022-10 | ㈱福原において、完全子会社㈱梶尾フラワーを設立。 |
2022-12 | ㈱梶尾フラワーは、㈱梶尾花園よりフラワー事業を譲り受ける。 |
2023-09 | ㈱ユニバースは、子会社ユニバース興産㈱を吸収合併。 |
2023-12 | Amazon社との協業による「Amazonネットスーパー アークス」のサービス開始。 |
事業内容
アークス株式会社とそのグループ企業(子会社17社及び関連会社3社を含む計21社)は、主にスーパーマーケット事業を展開しています。同社グループは、食料品を中心に取り扱うスーパーマーケットを運営する企業群であり、ラルズ、ユニバース、ベルジョイス、福原、道北アークス、東光ストア、道南ラルズ、道東アークス、伊藤チェーン、オータニなどがその一例です。また、エルディは住居関連商品を販売するホームセンター、サンドラッグエースは医薬品の小売、ふっくら工房はパンの製造販売、ハピネス・デリカは惣菜の製造販売、梶尾フラワーは生花・植木の販売、ナイス.フーズは水産品の販売、オータニ農場は農作物の生産販売を手掛けています。
さらに、アークスグループは小売事業以外にも多岐にわたる事業を展開しています。エルディは旅行代理店業務、施設の清掃や設備の保守管理を中心とした総合ビルメンテナンス、不動産賃貸業務を行っています。また、エルディ及びユニバース興産は損害保険・生命保険の代理店業務、北海道シジシー及び東北シジシーは食品卸売業、エルディは産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬業務、そして建築物の内装及び外装の設計並びに施工も手掛けています。これらの事業展開により、アークスグループは小売関連事業を核としつつ、幅広いニーズに応える多角的な事業構造を築いています。
経営方針
アークス株式会社は、小売業界における淘汰・再編の動きが加速する中、クリティカル・マスの確保と経営資源の特大化を目指しています。同社は、地域のライフラインとして価値ある商品・サービスを低価格で提供し、豊かな暮らしに貢献することをグループ理念として掲げています。また、企業としての存在意義を「豊かな大地に輝く懸け橋」と定め、地域企業との連携を深めることで、大手流通企業に対抗しています。
中長期的な経営戦略として、アークスは持株会社としてのシンクタンク的役割を担い、中核企業としての業務執行責任の明確化、企業横断的な委員会やプロジェクトの活用、グループ統一の情報システムによる効率化、既存組織の見直しと再編成、人材開発育成と統一人事制度の導入に取り組んでいます。これらの施策を通じて、グループ全体の業務改革を推進しています。
また、アークスグループは「八ヶ岳連峰経営」を標榜し、同じような規模の山々が横に連なることで、企業とお客様の距離を短く保ち続けることを目指しています。新基幹システムの活用によりグループシナジーを拡大し、地域に密着した流通企業グループとして継続的に成長を目指しています。さらに、商流改革や物流改革、デジタルトランスフォーメーションを推進し、顧客管理の手法の強化や購買情報の活用、後方業務の集約による効果創出に取り組んでいます。
サステナビリティ推進に関しては、2022年6月に「サステナビリティ推進室」を新設し、グループ各社が横断的に環境対応・社会貢献・ダイバーシティ推進の活動を深化させ、持続可能な社会の実現とグループの成長を目指しています。また、新日本スーパーマーケット同盟の結成を通じて、食品流通企業の全国的な結集軸として業界再編の中心核になることを目指しています。