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ベリテJP:9904
沿革
年 月 |
概 要 |
1948年5月 |
東京都品川区に株式会社大久保時計店を設立。 時計・眼鏡・宝飾品の小売販売及び修理を開始。 |
1962年5月 |
東京都立川市、中武デパート(現 フロム中武)に立川店を出店しチェーンストアの第一歩を踏みだす。 |
1965年6月 |
株式会社大久保時計店より株式会社オオクボに商号変更。 |
1967年11月 |
東京都目黒区、目黒ステーションビル(現 アトレ目黒店)に宝飾品の専門店第1号店舗として目黒店を出店し、駅ビル出店を開始。 |
1971年12月 |
大阪市北区梅田、阪急ファイブに大阪店を出店し、近畿へ進出。 |
1975年9月 |
宮城県仙台市、ダイエー仙台店に仙台店を出店し、東北へ進出。 |
1978年9月 |
札幌市中央区、札幌駅地下街に札幌店を出店し、北海道へ進出。 |
1979年2月 |
小山店を株式会社ジュエリーオオクボへ営業譲渡。 |
1980年11月 |
商品仕入部門を株式会社サンジュエルへ営業譲渡。 |
1982年11月 |
本社を東京都渋谷区に移転。 |
1986年8月 |
新業態店「フェアリー」の店舗展開を開始。 |
1987年9月 |
物流・在庫統制の一体化を図るため、子会社株式会社サンジュエルより営業の全部を譲り受ける。 |
1988年2月 |
経営基盤強化のため株式会社ジュエリーオオクボを吸収合併。 チェーンオペレーションの効率化を図るためPOSシステムを導入。 |
1989年3月 |
福岡市中央区天神、ソラリアプラザに福岡店を出店し、九州へ進出。 |
1991年4月 |
株式会社オオクボより株式会社ジュエル ベリテ オオクボに商号変更。 |
1991年7月 |
店舗網強化のため株式会社サンオオクボの全株式を取得し子会社とする。 |
1991年9月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
1993年4月 |
徳島県徳島市に徳島店を出店し、四国へ進出。 |
1995年1月 |
子会社株式会社サンオオクボの全株式を譲渡する。 |
1995年10月 |
メガネ部門の効率化のため株式会社オプティックベリテを設立する。 |
1997年9月 |
東京都台東区東上野に物流センターを設置。 |
1997年10月 |
新業態店「ラ・ベリテ」の店舗展開を開始。 |
1999年4月 |
店舗運営効率上の観点から1店舗を子会社化し、株式会社ジュエリーシノンを設立。 |
1999年6月 |
本店所在地を東京都品川区から東京都渋谷区に変更。 |
2001年5月 |
茨城県取手市、取手ボックスヒル店へインストアとして宝飾工房第1号店を設置する。 |
2004年2月 |
株式会社GBを設立する。 |
2005年2月 |
セントラル宝飾工房・Eコマース事業部を設置。 |
2005年8月 |
株式会社ジュエル ベリテ オオクボより株式会社ベリテに商号変更。 |
2006年2月 |
物流の効率化を図るため、株式会社ソバックを設立する。 |
2006年6月 |
連結子会社の株式会社オプティックベリテの全株式を譲渡する。 |
2006年12月 |
本社を神奈川県横浜市に移転。 |
2007年2月 |
フランス・ソシエテ・デュ・フィガロとのサブライセンス契約を締結する。 |
2007年9月 |
FIGAROとのコラボレーションによる新業態店「フィガロ・パー・ベリテ」の店舗展開を開始。 |
2007年10月 |
連結子会社の株式会社GBから全事業を譲り受ける。 |
2008年5月 |
ディジコ・ホールディングス・リミテッドが親会社となる。 |
2008年10月 |
連結子会社の株式会社ジュエリーシノン及び株式会社ソバックを吸収合併。 |
2009年11月 |
連結子会社の株式会社サンジュエルを吸収合併。 |
2010年3月 |
新業態ダイヤモンド専門店「マハラジャ・ダイヤモンド」の店舗展開を開始。 |
2010年11月 |
「PANDORA」ブランド商品の日本における小売販売権取得のためPANDORA Jewelry Asia-Pacific Limited社とのフランチャイズ契約を締結。 (2013年3月31日にて、フランチャイズ契約を合意解約) |
2012年9月 |
新業態ピアス専門店「MiMiKaZaRi」第1号店を伊勢丹新宿本店に出店。 |
2013年8月 |
新ブランドとして、ハート&キューピッドブランド「QIREINI(キレイニ)」誕生。 |
2015年12月 |
Shop in Shopブランド「Velicia(ベリシア)」の店舗を正式展開。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
ベリテは、宝飾品の小売販売および卸売販売を主軸とする事業を展開しています。同社は、宝飾事業を単一のセグメントとして位置づけ、その範囲内で多様なサービスと製品を提供しています。具体的には、高品質な宝石や貴金属を使用した製品の販売に注力しており、消費者向けの小売市場だけでなく、他の小売業者や事業体に対する卸売市場にも積極的に参入しています。
ベリテ及びその関係会社は、この宝飾事業を通じて、エンドユーザーからの直接的なニーズに応えると同時に、業界内でのビジネスチャンスを広げることを目指しています。2023年3月31日現在の事業系統図によると、同社グループはこのセグメント内で一貫した事業運営を行っており、宝飾品の製造から販売までを一手に担っていることが示されています。
このように、ベリテは宝飾品市場において、小売および卸売の両面で事業を展開し、高品質な製品とサービスを提供することで、消費者および業界内のパートナーからの信頼を獲得しています。同社の事業戦略は、製品の品質と顧客サービスに重点を置くことにより、市場内での競争力を高めることにあります。
経営方針
ベリテは、経営ビジョン「Diversity with Brilliance」を掲げ、ジュエリーチェーンのパイオニアとして多様化を推進しています。同社は、人材、ブランド、チャネル、業態、エリアの多様化を通じて、社会情勢や顧客ニーズの変化に柔軟に対応することを目指しています。経営指標としては、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、店舗数、お客様数、お客様単価を重視し、これらの達成に努めています。
新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢による経済の不透明感の中、ベリテは従業員の安全確保と事業活動の継続に努め、市場構造の変革に機動的かつ柔軟に対応し、経営の合理化と効率化を進めています。これにより、収益性の向上と持続的な成長を目指し、企業価値の向上に取り組んでいます。
具体的な成長戦略として、商品開発力の強化、接客技術の向上、資本構成の効率化を優先的に対処する課題として挙げています。時代に即した商品開発、質の高い接客技術の提供、株主への利益還元の最大化を目指しています。これらの取り組みを通じて、ベリテは宝飾品市場における競争力を高め、消費者および業界内のパートナーからの信頼を獲得し続けています。