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DTSJP:9682
事業内容
DTSは、情報サービス業を主な事業内容とし、企業集団を形成しています。DTSとその関連会社は、顧客の業界や地域、提供するソリューションやサービスの性質に基づいて、「業務&ソリューション」「テクノロジー&ソリューション」「プラットフォーム&サービス」の3つの報告セグメントに分類し、事業活動を展開しています。
「業務&ソリューション」セグメントでは、DTSは「PM力」や「業界知見」にデジタル技術を加え、新たな付加価値を提供します。具体的には、システム導入のためのコンサルティング、システムの設計、開発、運用、保守、業界特化型のソリューション創出などを行っています。
「テクノロジー&ソリューション」セグメントでは、DTSは最新技術を活用し、顧客の多様なニーズに応えます。システム導入のためのコンサルティング、システムの設計、開発、運用、保守、ソリューションの導入、運用、保守などを提供し、業界や地域を超えてサービスを展開しています。
「プラットフォーム&サービス」セグメントでは、DTSは顧客が安心して利用できるIT環境をサポートします。先端IT機器の導入、ITプラットフォームの構築、クラウド系サービスや仮想化システムの運用設計、保守、システムの運用、監視サービス、ITインフラの運用診断や最適化サービス、サブスクリプション型ビジネスなどを提供しています。
経営方針
DTSは、情報サービス業界において、技術を基盤に顧客の信頼を築き、企業価値を高めることを目指しています。中長期的な成長戦略として、DTSは「Vision2030」の2nd Stageである中期経営計画(2025-2027)を掲げています。この計画では、フォーカスビジネスの進化、戦略的アライアンスの実行、グループ経営基盤の強化を3つの柱とし、事業の成長と安定性の強化を図ります。
DTSの中期経営計画では、特にフォーカスビジネスの進化に注力しています。デジタルBiz、ソリューションBiz、サービスBizの3つの成長エンジンを活用し、情報系や顧客接点系へのIT投資を推進します。また、戦略的アライアンスを通じて、業界内での存在感を高め、独立系総合情報サービス企業としての地位を確立することを目指しています。
さらに、DTSはグローバルなコンプライアンスリスク対応の強化や監査体制の見直しを行い、内部統制の整備を進めています。これにより、企業の信頼性を高め、持続可能な成長を実現することを目指しています。また、女性管理職比率やCO2排出量削減などの非財務目標も設定し、社会的責任を果たす企業としての姿勢を示しています。