東京都競馬 (9672) 株価

時価総額
¥1668.4億
PER
14倍
公営競技場運営・レジャー施設運営の有力企業。大井競馬場や東京サマーランドなどの施設賃貸・管理が主力。23年1月に会社分割を実施し商業施設「ウィラ大井」を子会社に移管。東京都・群馬県を中心に展開。

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事業内容

東京都競馬株式会社は、公営競技場や遊園地などの施設運営を核とする総合レジャー企業です。同社は大井競馬場や東京サマーランドなどの施設を所有し、それらを子会社や地方公共団体に賃貸することで事業を展開しています。競馬場運営からレジャー施設、物流倉庫まで幅広いポートフォリオを持つのが特徴です。

同社の主要顧客は地方公共団体や競馬組合で、施設賃貸による安定的な収益構造を構築しています。大井競馬場については特別区競馬組合に賃貸し、伊勢崎オートレース場は群馬県伊勢崎市に賃貸することで、公営競技事業の基盤となる収益を確保しています。また、東京サマーランドや物流施設の賃貸収入も重要な収益源となっています。

事業セグメントは公営競技、遊園地、倉庫賃貸、サービスの4つに分かれています。公営競技事業では競馬場やオートレース場の賃貸・管理に加え、オンライン投票システム「SPAT4」の運営も手がけています。遊園地事業では東京サマーランドの運営を子会社に委託し、倉庫賃貸事業では品川区や大田区の物流施設を活用した不動産事業を展開しています。

経営方針

東京都競馬は「長期経営ビジョン2035」の実現に向けて、2026年度から2030年度までの第4次中期経営計画「未来の空間創造プロジェクト the 1st Furlong」を始動しました。同社は「笑顔あふれるまちづくりを牽引する空間創造企業」を目指し、大井エリアを中心とした魅力的なまちづくりの礎を築く期間として位置づけています。経営指標としては売上高、営業利益、当期純利益に加え、自己資本利益率と投下資本利益率を重要な指標として設定し、企業価値向上を図る方針です。

重点投資分野では、新トレーニングセンターの整備や競馬場の再整備を推進し、公営競技のモデルケースとしての大井競馬のさらなる振興に注力します。差別化戦略として、AI技術を活用した新たな情報発信サービスの準備を進め、SPAT4での競馬ファン拡大と収益基盤強化を目指しています。また、次期システム構築では安心・安全を最優先としながら、将来の拡張性を見据えた投資を実行する計画です。

新市場開拓では、従来の競馬場という枠を超えた都心型エンターテインメント競馬場の創造を目指しています。競馬だけでなく、スポーツやライブイベントも楽しめる多機能型施設として、アリーナの整備に向けた検討を本格化させる予定です。さらに勝島エリアにおける既存施設の建替え検討を進め、ベイエリアを象徴するまちづくりの一翼を担う事業展開を計画しています。

技術革新への取り組みでは、AI技術の積極活用が中核となっています。競馬情報の提供においてAIを活用した新サービスの開発を進めるほか、デジタル技術の急速な進展に対応した投票システムの高度化を推進しています。これらの技術投資により、顧客体験の向上と業務効率化の両立を図り、少子高齢化や人口減少といった構造的な課題に対する競争力強化を目指しています。

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