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スバル興業 (9632) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
スバル興業は道路インフラの維持管理を主力事業とする企業で、高速道路や一般道路の清掃、維持管理業務、土木工事を手がけています。同社は16の子会社と共にグループを構成し、道路関連事業に加えて、レジャー事業や不動産事業も展開する多角経営を行っています。近年は太陽光発電事業にも参入し、事業領域を拡大しています。
同社の主要な顧客は高速道路事業者や国・地方自治体などの官公庁で、公共インフラの維持管理業務から安定した収益を得ています。道路関連事業では、グループ内の専門子会社との間で業務の相互委託や請負を行い、効率的な事業運営を実現しています。レジャー事業では飲食店の運営やマリーナの管理運営、不動産事業では所有ビルの賃貸業務を通じて、公共事業に依存しない収益基盤も構築しています。
事業セグメントは道路関連事業、レジャー事業、不動産事業の3つに分かれています。道路関連事業では全国の子会社ネットワークを活用し、道路清掃から土木工事まで幅広いサービスを提供しており、太陽光発電設備の設置・保守も手がけています。レジャー事業では浦安マリーナの運営と飲食事業を、不動産事業では吉祥寺スバルビルをはじめとする賃貸物件の管理運営を行っています。
経営方針
スバル興業は2025年3月に策定した『中期経営計画2028』において、2028年1月期までに売上高340億円、営業利益55億円の達成を目標としています。同社は道路インフラ整備を通じた豊かな生活の提供を企業の目的に掲げ、過去最高売上高・営業利益の更新を目指すとともに、持続可能な社会に貢献する企業であり続けることをビジョンとしています。現在の売上高296億円から約15%の成長を見込んでおり、営業利益では現在の約48億円から5500万円への大幅な増益を計画しています。
主力の道路関連事業では、維持管理業務の確実な受注と大規模更新・修繕事業の受注拡大を重点戦略としています。同社は多数の特殊車両や機械を自社保有する強みを活かし、緊急時の迅速対応と異常個所の早期発見力で差別化を図っています。また、デジタル技術への対応として点群データを活用したBIMやCIM技術の導入、IoTやAI技術を活用した道路維持業務の効率化にも取り組んでいます。さらに、道路管理施設や公園施設のPFI/PPP事業への参画も新たな成長領域として位置づけています。
レジャー事業と不動産事業では、収益性を重視した事業展開を推進しています。飲食事業では立地やコスト条件の良い物件を選定した新規出店を進めるとともに、テイクアウトやデリバリーなど多様な販売手法の充実を図っています。マリーナ事業では顧客サービスの向上による安定的な船舶係留数の確保と、船舶修理・販売などの付帯業務拡大を目指しています。不動産事業では計画的な修繕による物件の付加価値向上と、新規優良物件の取得による収益基盤の強化を進めています。
技術革新への取り組みでは、建設業界のデジタル化に積極的に対応しています。施工管理システムの導入やクラウド管理サービスの活用により業務効率化を推進し、関係研究会への参画を通じて技術力向上に努めています。環境面では自社開発の汚濁水浄化製品の販売拡大や太陽光発電所の発電効率改善を通じてクリーンエネルギー事業も強化しており、農業プロジェクトでは自社生産した米や作物をグループ内で活用する「企産企消」の取り組みも進めています。