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アインホールディングスJP:9627
沿革
1969-08 | 札幌市北区において受託臨床検査を目的として資本金130万円にて株式会社第一臨床検査センターを設立。 |
1981-11 | 北海道旭川市に設立された株式会社第一臨床検査センターに資本参加。 |
1988-03 | 株式会社第一臨床検査センター(旭川市)を吸収合併。 |
1988-10 | 本社を札幌市東区に移転。 |
1989-05 | 株式会社オータニを吸収合併し、ドラッグストアを承継。臨床検査事業を診断事業部、販売事業をリテール事業部(のちの物販事業部、現 リテール事業)とする事業部制を採用。 |
1993-05 | 北海道旭川市に「第一薬局」(現 アイン薬局豊岡店)を開局し、薬局事業に参入。 |
1994-03 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1994-05 | 薬局名称を「アイン薬局」に統一。 |
1994-06 | 東京都新宿区に子会社の株式会社アインメディカルシステムズを設立。 |
1995-05 | 薬局事業を物販事業部(現 リテール事業)から分離し、医薬事業部(現 ファーマシー事業)を新設。 |
1996-10 | ドラッグストア店舗名称を「アインズ」に統一。 |
1998-10 | 臨床検査事業の全部を株式会社第一臨床検査センター札幌ラボラトリーに営業譲渡。 |
1998-11 | 株式会社アインファーマシーズに商号を変更。 |
1999-02 | 丸紅株式会社と株式会社アインメディカルシステムズとの三者間で、薬局事業に関する業務提携及び資本提携契約を締結。 |
2002-10 | 株式会社アインメディカルシステムズが日本証券業協会に株式を上場。 札幌市中央区に新業態のコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ地下街店」を出店。 |
2004-01 | コスメ&ドラッグストア業態への事業集約のため、関東地区のドラッグストアを営業譲渡。 |
2004-09 | 医療に関するコンサルティング及び情報誌を販売する株式会社メディウェルを子会社化(2007年4月期より連結子会社)。 |
2006-04 | 株式会社ホールセールスターズ(連結子会社)を設立し、ジェネリック医薬品の卸売業を開始。 |
2007-01 | 株式会社ダイチクを子会社化。 |
2007-06 | 株式会社あさひ調剤を子会社化。 |
2008-06 | 株式会社アインメディカルシステムズとの株式交換により、同社を完全子会社。 |
2008-08 | 株式会社セブン&アイ・ホールディングスと業務提携及び資本提携契約を締結。 |
2009-04 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2009-06 | 株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社イトーヨーカ堂及び株式会社セブン-イレブン・ジャパンと共同出資により、ドラッグストア運営会社「株式会社セブンヘルスケア」を設立。 |
2010-04 | 東京証券取引所市場第一部指定。 |
2010-05 | 札幌証券取引所に株式を上場。 |
2013-11 | 本社を札幌市白石区に移転。 |
2015-09 | 株式会社アユーララボラトリーズを子会社化。 |
2015-11 | 持株会社体制への移行に伴い、商号を株式会社アインホールディングスに変更し、事業部門に関する権利義務を連結子会社である株式会社アインファーマシーズに承継。 |
2019-03 | 土屋薬品株式会社(現 株式会社アイン信州)を子会社化。 |
2019-11 | 子会社株式会社アインファーマシーズがメイクアップコスメブランド「DAZZSHOP」の事業を譲受。 |
2020-03 | シダックス株式会社と業務提携契約を締結、同社子会社シダックスアイ株式会社(現 株式会社アインファーマシーズ)を子会社化。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場一部からプライム市場へ移行。 |
2022-05 | 株式会社ファーマシィホールディングス(現 株式会社ファーマシィ)を子会社化。 |
事業内容
アインホールディングスとそのグループ企業は、主に3つの事業セグメントに分かれています。まず、ファーマシー事業では、調剤薬局の経営と開設に関するコンサルティングを提供しています。このセグメントには、アインファーマシーズやダイチク、あさひ調剤など、複数の子会社が調剤薬局の運営を行っており、ホールセールスターズはジェネリック医薬品の販売、メディウェルは医療関連のコンサルティングと人材紹介業を手掛けています。
次に、リテール事業では、アインファーマシーズやDAZZSHOPを含む数社が、コスメ&ドラッグストアの経営を展開しています。このセグメントでは、一般消費者向けに化粧品や日用品などを提供しています。
最後に、その他の事業として、アインファーマシーズやアユーララボラトリーズが化粧品の販売を、アインファーマシーズは飲食料品の販売も行っています。さらに、アインファーマシーズを含む数社は、建物の賃貸業も手掛けており、グループの多角的なビジネスモデルを形成しています。
アインホールディングスグループは、これらの事業を通じて、医療から美容、日常生活に至るまで、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
アインホールディングスは、医薬分業の進展を背景に、調剤薬局事業とコスメ&ドラッグストア事業を中心に展開しています。同社は、積極的な出店戦略とM&Aを通じて事業規模の拡大を図り、企業価値の向上を目指しています。具体的には、調剤薬局の全国展開とコスメ&ドラッグストアの展開を事業の柱とし、ジェネリック医薬品の使用促進やICT技術を活用した調剤技術の開発、DX推進を通じた多様なサービス提供により、付加価値の向上と事業基盤の強化を進めています。
また、同社は「市場環境に応じた積極的な事業拡大」と「調剤過誤等の事業リスクの排除」を経営の基本方針として掲げ、お客様に安心して足を運んでいただける薬局作りに努めています。さらに、教育研修の充実や在宅医療及び24時間対応への積極的な参画、ジェネリック医薬品の使用促進などを通じて、地域住民の「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能充実を目指しています。
リテール事業では、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を展開し、独自性のある商品構成で他のドラッグストアとの差別化を図り、さらなる拡大を目指しています。また、アインホールディングスは、優秀な人材の確保や女性の活躍推進、サステナビリティ経営の実現にも取り組んでいます。
これらの戦略を通じて、アインホールディングスは、医療から美容、日常生活に至るまで幅広いニーズに応えるサービスを提供し、持続的な成長を目指しています。