AViCJP:9554

時価総額
¥65.1億
PER
22.9倍
デジタルマーケティングサービスを提供し、検索連動型広告、ディスプレイ広告、SEOコンサルティングなどを手がける。

沿革

2013-07岩田匡平(現株式会社BuySell Technologies代表取締役社長兼CEO)の配偶者が風外堂株式会社(現当社)を設立。
2014-04岩田匡平が、風外堂株式会社の全株式を取得し、マーケティングコンサルティング業を事業内容としたOWL株式会社(現当社)に社名を変更。
2015-06本店を東京都千代田区九段北に移転。
2018-03市原創吾(現代表取締役社長)を割当先に第三者割当増資を行い、社名を現社名、事業内容をデジタルマーケティングサービスの提供に変更。併せて、岩田匡平が退任し、市原創吾が代表取締役社長に就任。(注)1.
2018-09SEO(注)2.コンサルティングサービスを開始。
2019-01本店を東京都目黒区目黒に移転。
2020-01本店を東京都目黒区中目黒に移転。
2021-03本店を東京都港区赤坂に移転。
2021-12監査等委員会設置会社に移行。
2022-06東京証券取引所グロース市場に株式を上場。
2023-01株式会社overflowのSEOコンサルティング事業を事業譲受により取得。
2023-10本店を東京都港区赤坂(同ビル内階上)に移転。

事業内容

AViCは、中小規模のクライアントに対して高品質なデジタルマーケティングサービスを提供することを目的としています。同社は、「マーケティングで人・企業・社会をより良くする」というミッションのもと、インターネット広告サービスとSEOコンサルティングサービスの2つの主要な事業セグメントを展開しています。

インターネット広告サービスでは、検索連動型広告、ディスプレイ広告、インフィード広告などの運用型広告を中心に、メディア運営会社から広告枠を仕入れ、クライアントに対して広告運用代行を行っています。このサービスでは、広告効果の計測と改善を重視し、クリエイティブ制作も含めた総合的なサポートを提供しています。

SEOコンサルティングサービスでは、クライアントのWebサイトの検索順位を上昇させることを目的としています。対策キーワードの選定、競合分析、Webサイトの構造最適化、コンテンツ制作など、総合的なSEO対策を提供しています。このサービスは、長期的な視点でのマーケティング効果を重視し、ストック性の高い施策として位置づけられています。

AViCは、これらのサービス提供において、作業時間の短縮と効率化を目的とした自社開発ツールを積極的に活用しています。これにより、高品質なサービスの提供を実現しつつ、生産性の向上を図っています。同社は、デジタルマーケティングの需要が増加する中で、PDCAサイクルに基づいたサービス提供を通じて、多くの企業のデジタルマーケティングを成功に導くことを目指しています。

経営方針

AViCは、デジタルマーケティング業界において「究極の生産性を実現するDXカンパニー」としての地位を確立することを目指しています。同社は、特に中小規模のクライアントに対して、質の高いデジタルマーケティングサービスを提供することに注力しており、インターネット広告サービスとSEOコンサルティングサービスを2つの主要な事業セグメントとして展開しています。

デジタルマーケティング市場の急速な拡大と、新型コロナウイルス感染症による経済活動の正常化の動きを背景に、同社はクライアント基盤の拡大、サービス品質の維持・向上、人材の採用・育成、コーポレート・ガバナンス体制の強化という4つの主要な経営戦略を推進しています。これらの戦略を通じて、同社はデジタルマーケティングのデジタル・デバイド(格差)をなくし、クライアントのマーケティング成果を向上させることを目指しています。

具体的には、自社開発ツールの開発投資を継続し、業務効率化を推進することで、高品質なサービスを効率的に提供する体制を構築しています。また、動画広告の品質向上や差別化を図るためのAI技術を駆使したソリューションサービスの開発にも取り組んでいます。

人材面では、即戦力化を目指した研修制度の充実や、人材育成施策に積極的に取り組んでおり、社員一人ひとりの生産性向上を目指しています。さらに、コーポレート・ガバナンス体制の強化を通じて、組織的な統制・管理活動を徹底し、業務の標準化と効率化を目指しています。

これらの戦略を背景に、AViCはデジタルマーケティング業界におけるリーダーとしての地位を確立し、持続的な成長を目指しています。