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マイクロアドJP:9553
沿革
2007-07 | 東京都渋谷区に資本金50百万円で株式会社マイクロアドを設立(当時は株式会社サイバーエージェント100%子会社) |
2008-02 | 東京本社を渋谷区道玄坂へ移転 |
2008-03 | 西日本での事業拡大を目的として大阪支社を開設 |
2008-08 | 研究開発拠点として京都研究開発所を開設 中華圏での事業拡大を目的として微告香港集団有限公司(MicroAd Hong Kong Holdings, Ltd.)を設立(現地法人を100%子会社化) |
2009-01 | 台湾での事業拡大を目的として台湾微告有限公司(MicroAdTaiwan, Ltd.)を設立 |
2009-02 | オフショア開発拠点として中国に微告科技(瀋陽)有限公司(MicroAdTechnologyDevelopment(Shenyang), Ltd.)を設立 |
2010-01 | 東京本社を渋谷区円山町へ移転 |
2010-10 | SSP(注1)「MicroAdAdFunnel」の提供を開始 |
2011-04 | 販売強化販路拡大を目的として株式会社マイクロアドプラスを設立(注2) 九州地域での事業拡大を目的として福岡営業所を開設 |
2011-06 | DSP(注3)「MicroAdBLADE」の提供を開始 |
2012-08 | ASEAN地域での事業拡大を目的としてシンガポールにMicroAdSingaporePte.Ltd.を設立 |
2013-08 | デジタルサイネージ関連事業の提供を目的として株式会社マイクロアドデジタルサイネージを設立 |
2013-10 | 東海地域での事業拡大を目的として名古屋営業所を開設 |
2013-11 | 世界のテクノロジーベンチャー企業Top100『2013 RedHerringGlobalTop100』を受賞 『IAIRAwardsfor“BestCompanyforInnovation & Leadership”』を受賞 |
2014-04 | マイクロアドデジタルサイネージ、デジタルサイネージ向けアドネットワーク(注4)「MONOLITHS」の提供を開始 |
2014-09 | スマホメディアの収益向上機能を強化したSSP「MicroAdCOMPASS」の提供を開始 |
2014-12 | インターネットメディアの収益支援サービスの提供を目的として株式会社エンハンスを設立 |
2015-04 | マイクロアドプラスとCCCマーケティング、Tポイントデータを活用した広告配信サービスの戦略的拡大に向けた資本業務提携 |
2016-01 | ベトナムにアジア向け開発拠点としてMicroAd Technology Development Company Limitedを設立 |
2016-04 | ソフトバンク株式会社と、ソフトバンクが保有するデータを活用したスマートデバイス向け広告事業の共同開発に向けた資本業務提携 |
2016-12 | データを軸とした企業のマーケティング基盤構築サービス「UNIVERSE」の提供を開始 東京本社を渋谷区神泉町へ移転 |
2018-10 | 業種特化型マーケティングデータプラットフォームの第1弾として、自動車業界向けに「IGNITION」の提供を開始 |
2018-11 | 食品・飲料業界向けマーケティングプラットフォーム「Pantry」の提供を開始 |
2019-01 | ビッグデータ時代に対応した新広告プラットフォーム「UNIVERSEAds」の提供を開始 |
2019-07 | BtoB企業向けマーケティングデータプラットフォーム「シラレル」の提供を開始 製薬業界向けマーケティングデータプラットフォーム「IASO」の提供を開始 |
2019-10 | エンターテインメント業界向けマーケティングプラットフォーム「Circus」の提供を開始 |
2021-03 | SCSK株式会社と、双方が有するデータ分析のノウハウやリソースを活用したデジタルマーケティング、販促支援、DX支援などの様々な分野における競争力強化に向けた資本業務提携 |
2021-07 | 東京本社を渋谷区桜丘町へ移転 |
2022-02 | 子会社、株式会社マイクロアドプラスを吸収合併 |
2022-03 | アジアパシフィックでの海外コンサルティングサービスの推進を目的に、台湾微告有限公司(MicroAd Taiwan, Ltd.)の子会社として奇碁數位股份有限公司 (Tiki Digital, Ltd.)を設立 |
2022-06 | 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 |
2022-08 | 機関投資家向けの投資判断に活用するオルタナティブデータ(注5)の販売事業を開始 |
2022-12 | CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)事業を開始。第一号投資案件として、インドネシアの企業「PT Medifa Infoyasa Suryantara」への出資 |
2023-01 | マイクロアドデジタルサイネージ、「株式会社MADS(エムエーディーエス)」に商号変更 株式会社coryの全株式を取得し、完全子会社化。 |
2023-02 | 地方自治体に特化した、マーケティングデータプラットフォーム「まちあげ」の提供を開始 |
2023-06 | 金融業界向けのマーケティングデータプラットフォーム 「UNIVERSE for 新NISA」の提供を開始 |
2023-07 | 「UNIVERSE」の保有資産を活用した上場企業の企業価値向上支援を開始。第一弾として、ログリー株式会社との資本業務提携 |
2023-08 | 人材採用に特化したマーケティングデータプラットフォーム「マーブル」の提供を開始 株式会社MADS、美容サロン専用タブレットメディア 「OCTAVE」の提供を開始 |
事業内容
マイクロアドグループは、「Redesigning The Future Life」というビジョンの下、データとテクノロジーを駆使してマーケティングの変革を目指し、人々の生活を向上させることを目標に事業を展開しています。同社グループは、データプラットフォーム事業を中心に、データプロダクトサービスとコンサルティングサービスの2つの主要サービスを提供しています。
データプロダクトサービスでは、自社開発のプロダクトを通じて、企業のマーケティング課題を解決するデジタル広告ソリューションを提供しています。特に、収益性の高い「UNIVERSE」に注力し、データプラットフォーム事業の拡大を目指しています。「UNIVERSE」は、消費者の購買行動や消費行動のプロセスを分析し、そのデータを基に最適な広告配信を行うサービスです。また、株式会社MADSが提供する「デジタルサイネージサービス」も、データプロダクトサービスの一環として展開しています。
コンサルティングサービスでは、メディア向けと海外向けの2つのサービスを提供しています。メディア向けコンサルティングサービスでは、「MicroAd COMPASS」を通じて、インターネット広告の収益最大化を支援しています。海外向けコンサルティングサービスでは、台湾の子会社を通じて、現地企業や進出済みの日系企業に対し、デジタルマーケティングの総合的な課題解決を行っています。
マイクロアドグループは、これらのサービスを通じて、多様な業界に対してデータとテクノロジーを活用したマーケティングソリューションを提供し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。
経営方針
マイクロアドは、「Redesigning The Future Life」というビジョンのもと、データとテクノロジーを活用してマーケティングの変革を推進し、人々の生活を向上させることを目指しています。同社は、デジタル社会の到来と消費者行動の多様化に対応するため、データプラットフォーム事業を核として、データプロダクトサービスとコンサルティングサービスの2つの主要サービスを展開しています。
データプロダクトサービスでは、「UNIVERSE」に特に注力しており、この領域のプロダクト開発への投資を積極的に行い、データプラットフォーム事業の拡大を目指しています。このサービスは、データと分析力を生かし、業界業種に特化した多種多様なプロダクト展開によって、収益性の高いビジネスモデルを構築しています。
一方、コンサルティングサービスは、他社の広告サービスの代理販売を軸とした労働集約的なビジネスモデルであり、競合他社との競争環境の中で売上高の拡大や収益性の向上を目指しています。
マイクロアドは、データプロダクトサービスの売上高拡大に注力し、特に「UNIVERSE」の稼働アカウント数の増加を重視しています。また、新たな業界業種へのプロダクト開発を推進し、取引企業数の拡大を図りながら、企業内の取引ブランド数の横展開を戦略的に実現していくことで、アカウント数の拡大を目指しています。
これらの戦略を通じて、マイクロアドはデータプラットフォーム事業の普及・拡大による売上高の拡大と、データとAI技術を活用したサービス性能や効率性の向上によって、高収益な事業を展開していく方針です。